これからヨガを始めたいと思っている人のために、知っておくと役に立つポイントをご紹介します。自宅でも行うことはできますよ。初心者でも気軽にできるおすすめのポーズもチェックしてみてください。
初心者がヨガを始めるときに知っておいて欲しいポイント6つ
1.ヨガマットがあると便利
ヨガをするときは、ヨガマットがあると安全です。平らさを保つとともに、適度に床面の固さからの衝撃を和らげてくれます。ポーズを取るときの方向感覚や幅感も掴みやすくなるでしょう。滑りにくくなるのでポーズを安定させることができます。
2.こんな服装だとやりやすい
ヨガの動きを妨げないウェアがおすすめです。通気性があり、肌触りのいいものがいいです。着心地はラクなものでいいのですが、ダボつき過ぎは動きにくくなります。できるだけ身体の動きが見えやすいと自分でも確認しやすくなるでしょう。
たくさんのヨガパンツ、トップスがあるので、ウェア選びもこれからヨガを始めたいと思っている人のために、知っておくと役に立つポイントをご紹介します。自宅でも行うことはできますよ。初心者でも気軽にできるおすすめのポーズもチェックしてみてください。楽しんでください。
3.体が硬くても大丈夫
ヨガには、体が硬い人でも、初級者でも簡単にできるポーズもあります。ヨガ本に載っている説明を読んだり、DVDを見ながら行うことも可能ですよ。
難しいポーズは、ケガに繋がることがあったり、本来のポーズの姿勢が取れなかったりと不安がつきもの。コツを掴むまではインストラクターの指導を受けながら行うことが安全で安心でしょう。
4.呼吸を意識する
ヨガは、呼吸をとても重要視します。ポーズをとる際には、呼吸を常に意識しましょう。いろいろな呼吸法もあって、レッスンでインストラクターから指導されることもあります。興味のある人は、ユーチューブの動画などでも紹介されているので試してみてはいかがでしょう。
5.ヨガをするのにおすすめの時間帯
ヨガは、1日の中でどの時間でも行うことができます。おすすめの時間帯は、朝と夜。朝のヨガは一日を元気に過ごすエネルギー充電ができます。きっと体が軽くなることを実感できると思いますよ。夜は、一日の疲れを解放してゆっくりめに行いましょう。きっとぐっすりの熟睡が得られやすくなるでしょう。お昼なら家事がひと段落ついてから、お仕事が終わった夕方にヨガ習慣を取り入れる人も多いようです。
6.自宅でヨガをする際に注意すること
自宅でヨガをしたいと思う人も多いようですね。うまくポーズを取ることばかりに気を取られて無理をしないように気を付けてください。自宅で1人で行っていると、程度のコントロールができるのは自分だけですから、常に呼吸を保てる程度を意識しましょう。また、食事の直後にヨガをすることは控えましょう。食後2~3時間置くことは、安全で効果的なヨガをするための大切な体の準備です。
初心者におすすめのヨガポーズ5選
1.ネコと牛のポーズ
キャット&カウポーズとも呼ばれるこのポーズ。四つ這いの姿勢でネコのポーズと牛のポーズを交互に、呼吸と連動させて行います。ネコのポーズでは尾骨をおへそ側に引き込み、手と脚で床を押して背中を丸めできるだけ高くします。牛のポーズはその逆で、お尻を突き出して背中を反らせます。骨盤も積極的に動かすことができます。背骨や背中の柔軟性も高めることのできるシンプルなエクササイズです。
2.合せきのポーズ
あぐらの姿勢で座って行うポーズです。足裏同士を合わせて、かかとを恥骨にできるだけ引き寄せます。これで背筋をまっすぐに保てるようにするのがこのポーズの目標です。坐骨が安定しにくい、猫背気味になるという人は、平らなクッションや畳んだブランケットをお尻に敷くと骨盤が立ちやすくなりますよ。
3.ツイストのポーズ
ツイストとは捻じることです。ヨガのポーズの中には、座って行えるねじりのポーズもバリエーションが豊富です。ねじるポーズを行うときに気を付けたいのが、力で捻じらないことです。力が入ってしまうと、他の部分に力が入るので、本来の効果が得られにくくなります。気持ちよく呼吸を活用してみましょう。吸う息で姿勢を伸ばし整える、吐く息で数ミリねじりを深める意識を持つのがコツです。
4.橋のポーズ
仰向けになり、膝を曲げてお尻にかかとを近づけて始める橋のポーズ。腰を持ち上げて胸や背骨、お腹の前側をストレッチします。デスクワークの多い人の猫背の改善や予防におすすめのポーズです。骨盤周辺にある筋肉も鍛えることができると言われています。膝同士がくっついてしまわないように脚のポジションを平行にキープすることがポイントです。
5.しかばねのポーズ
ただ寝転んでいるだけのようですが、究極のリラックスポーズとしても知られているしかばねのポーズ。身体の力を抜き、呼吸をラクに続けてみましょう。寝た姿勢でも、身体のどこかに緊張が残っているものです。目の奥、奥歯の噛みしめ、手足の指、全身のパーツに意識を巡らせて意識的にフッと緩めていくことがこのポーズのポイントです。
最後に
やり始めは張り切ってしまうことがあるかもしれませんが、無理をすると逆効果になることを覚えておきましょう。無理をすることからはヨガの本当の良さや効果を感じることができません。動きや呼吸を行う中で、自分の感覚に気付くことから始めてみましょう。
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