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  6. 【2023年最新】東京都で外壁塗装の助成金がある市区町村一覧!支給条件や申請手順も解説
2023/11/09 2024/03/08

東京都で外壁塗装工事を行う場合、住んでいる自治体によっては助成金制度を利用できる可能性があります。一定の条件を満たした場合に支給され、通常よりも安い費用でリフォームが可能です。

本記事では、東京都で外壁塗装の助成金がある市区町村を一覧でご紹介します。詳しい支給条件や申請手順なども解説するので、ぜひ参考にしてください。

東京都で外壁塗装の助成金がある市区町村一覧

2023年10月現在、外壁塗装工事に関する助成金があるのは以下の市区町村です。

五十音市区町村制度名助成金額
足立区省エネリフォーム補助金 工事費用の3分の1(上限5万円 )
大田区住宅リフォーム助成事業工事費用の10%(上限20万円)
葛飾区かつしかエコ助成金 工事費用の25%(上限20万円)
北区住まい改修支援事業 工事費用の20%(上限10万円)
国立市住宅省エネルギー化補助制度 「塗料材料費全額」又は「補助対象面積×1,000円」のどちらか少ない方の金額
江東区地球温暖化防止設備導入助成 塗装面積(㎡)×1,000円(上限20万円)
狛江市地球温暖化対策用設備導入助成工事費用の25%(上限4万円)
品川区住宅改善工事助成事業工事費用の10%(上限20万円)
渋谷区住宅簡易改修支援事業工事費用の20%(上限10万円)
新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等助成制度施工面積1m2×2,000円(上限20万円)
杉並区エコ住宅促進助成施工面積1㎡×1,000円(上限15万円)
墨田区地球温暖化防止設備導入助成工事費用の10%(上限15万円)
世田谷区エコ住宅助成金工事費用の10%(上限20万円)
台東区高反射率塗料施工助成金制度工事費用の20%(上限15万円)
中央区住宅・共同住宅用自然エネルギー・省エネルギー機器等導入費助成工事費用の40%(上限20万円)
千代田区ヒートアイランド対策助成「助成対象経費の50%」または「塗布面積×2,000円/㎡」のいずれか低い額(上限50万円)
西多摩郡日の出町住環境整備事業助成「改修工事の見積額」又は「工事完了後の工事額」のいずれか少ない額の5%(上限10万円)
八王子市居住環境整備助成金工事費用の20%(上限5万円)
羽村市環境配慮事業助成制度工事費用の50%(上限5万円万円)
東村山市住宅修改築費助成制度工事費用の5%(上限10万円)
福生市住宅リフォーム工事費助成制度工事費用の10%~20%(上限10万円~20万円)
文京区新エネルギー・省エネルギー設備設置費助成施工面積1㎡×2000円(上限40万円)
港区地球温暖化対策助成制度「塗料代の全額」か「施工面積1㎡×2,000円」のうち低い額(上限30万円)
武蔵村山市ゼロカーボンシティ住宅普及促進事業助成金不明
目黒区住宅リフォーム資金助成工事費用の10%(上限10万円)

それぞれ支給条件や対象工事が異なるため、詳しくは公式サイトでご確認ください。ここからは「新宿区」「千代田区」「江東区」の助成金制度を詳しくご紹介します。

新宿区 省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度

新宿区の「省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度」は、省エネ・創エネ機器の導入にかかる設置・施工費用の一部を補助する制度です。

家庭における温室効果ガスの排出を削減し、地球温暖化を防止することを目的としています。個人住宅で補助対象となるのは、下記の工事です。

  • 太陽光発電システムの導入
  • エコキュートの導入
  • エネファームの導入
  • 断熱窓への改修
  • 蓄電池システムの導入
  • 屋根または屋上の高反射率塗装

外壁塗装の場合は「屋根または屋上の高反射率塗装」が補助対象に当たります。詳しい支給条件や助成金額を確認していきましょう。

支給条件・助成金額

「屋根または屋上の高反射率塗装」工事で助成金を受ける場合、下記の条件を満たす必要があります。

  • JIS K5675(屋根用高日射反射率塗料)適合品または日射反射率(近赤外線領域)50%以上を有する塗料を用いていること
  •  居室上の屋根、屋上部分について施工すること(屋根立ち上がり部分を含む。天窓部分は除く)

また、申請者に関しても、下記の条件を満たしておかなければいけません。

  • 新宿区内に居住していること
  • 施工・支払いが完了後、申請書及び各添付書類等が提出可能なこと
  • 施工完了日と支払完了日の間が1年以内であること
  • 導入した補助対象機器等が、未使用のものであること

※中古品やリース機器は対象外

  • 過去に本制度に基づく補助を受けていないこと

これらの条件を満たしていれば、上限20万円で「施工面積1m2×2,000円」の助成金を受け取れます。

申請方法・申請期間

「省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度」の申請期間は、令和5年4月17日(月)~令和6年3月31日(日)です。補助対象機器等の施工・支払いが完了したら、必要書類を揃えて申請してください。

また、完了日が令和6年3月25日(月)以降となる場合は、事前問い合わせが必要なので注意が必要です。

申請する際は、区内の環境対策課窓口に「交付申請書」と「添付書類」を持参しましょう。郵送も可能ですが、事前に窓口への電話連絡が必要です。

公式サイト:新宿区 令和5年度 新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度

千代田区 ヒートアイランド対策助成

住宅の屋上・壁面に高反射率塗料や熱交換塗料を塗布するなど、ヒートアイランド現象を緩和する工事費用の一部を助成する制度です。

「ヒートアイランド対策助成」で対象となる工事については、下記をご覧ください。

  • 屋上・壁面への高反射率塗料・熱交換塗料を使用した塗装
  • 舗装面への遮熱性舗装・熱交換塗料を使用した塗装
  • 窓ガラスへの日射調整フィルムやコーティング材の貼り付け
  • 屋上・壁面・敷地内の緑化
  • ドライ型ミスト発生装置

外壁塗装に関しては「屋上・壁面への高反射率塗料・熱交換塗料を使用した塗装」で補助を受けられます。詳しい支給条件や助成金額を確認していきましょう。

支給条件・助成金額

外壁塗装工事で助成金を受け取るための条件は、下記のとおりです。

  • 区内の建物等への施工であること
  • 工事等の実施前の申請であること
  • 塗装において、高反射率塗料を使うこと
  • 第三者機関によって性能を証明された塗料製品を使うこと
  • 国や地方公共団体等が行う類似の助成等を受けていない、受ける予定がないこと
  • 当該年度に同一の建物等における本助成制度の助成を受けていないこと
  • 住民税や固定資産税等を滞納していないこと

これらの条件を満たしている場合「助成対象経費の50%または塗布面積1m2×2,000円のいずれか低い額」を補助として受け取ることができます。

ただし、上限は50万円となるため、全体施工費との兼ね合いを考えて検討するのがおすすめです。

申請方法・申請期間

ヒートアイランド対策助成の申請期間は、令和6年2月15日(木曜日)まで。受け付けは先着順で、予算に達し次第終了となるので、できるだけ早めに申請しましょう。

「屋上・壁面への高反射率塗料・熱交換塗料を使用した塗装」工事で助成金を申請する際は、下記の書類の提出が必要です。

  • 助成金交付申請書(区様式)
  • 確認書(区様式)
  • 固定資産税の納税証明書の写し
  • 見積書の写し(経費内訳が記載されたもの)
  • 施工・設置箇所の平面図や立面図
  • 施工・設置前写真(カラー)
  • 施工箇所の面積計算表
  • 建物形状のわかる図面(立面図等)・写真
  • 製品の性能証明書(第三者機関発行)※高反射率塗料のみ
  • 製品・設備性能がわかるパンフレットなど
  • 承諾書など(申請者が賃借人などの場合には、建物所有者の承諾書が必要)

必要書類が多いので、申請前は抜け漏れがないかしっかり確認することが大切です。千代田区の担当窓口へ直接提出または郵送で申請できます。

公式サイト:千代田区 ヒートアイランド対策助成

江東区 地球温暖化防止設備導入助成

江東区の「地球温暖化防止設備導入助成 」は、個人住宅や集合住宅に太陽光発電や省エネルギー設備等を導入するにあたり、設置費用の一部を助成する制度です。

対象となるのは下記9つの工事で、塗装工事で補助を受け取る場合は「高反射率塗装」が該当します。

  • 太陽光発電システム
  • 蓄電池
  • エネルギー管理システム機器(HEMS・MEMS)
  • CO2冷媒ヒートポンプ給湯機(エコキュート)
  • 家庭用燃料電池装置(エネファーム)
  • 高反射率塗装
  • 高断熱窓
  • LED照明(集合住宅の共用部分のみ)
  • 電気自動車等充電設備

ただし、高反射率塗装は屋根・屋上及びベランダが対象で、外壁塗装は補助金の対象外となります。外壁塗装で補助金を受けたい場合は、屋根・屋上の塗装と同時に施工し、全体のリフォーム費用を抑えることになるでしょう。

支給条件・助成金額

地球温暖化防止設備導入助成は、下記いずれかの条件を満たした方が対象になります。

  • 区内に住宅を所有する個人又は区内に住宅を取得しようとする個人
  • 賃貸住宅又は使用貸借住宅の居住者

また「高反射率塗装」で助成金を受け取るには、下記の条件を満たす必要があるので確認しておきましょう。

  • 規格を満たした高反射率塗料を使用すること
  • 屋根・屋上・ベランダ部分の施工であること
  • 着工前に申請を行うこと

対象者が条件を満たした工事を行う場合「施工面積1㎡×1000円」の助成金を受け取れます。個人住宅の場合は20万円、集合住宅の場合は150万円が上限となるため注意してください。

申請方法・申請期間

申請期間は、令和5年4月3日(月)~令和6年3月15日(金)までとなっています。

下記の必要書類を揃え、申請窓口に提出しましょう。レターパックや書留郵便等による郵送申請も可能です。

  • 完了報告書(交付決定通知書同封の様式)
  • 「領収書」または「支払いを完了したことを証する書類の写し」
  • 地球温暖化防止設備導入助成に係る 「支払内訳書(第8号様式) 」 
  • 施工後の「写真」
  • 塗装前の塗装する箇所全面がわかる写真(申請時に提出していない場合)
  • 塗装をした箇所の全面がわかる写真
  • 使用後の塗料の缶数・商品名・使用済みであることがわかる写真
  • 出荷証明書

原則、工事着工前の申請が必要で、着工1か月以上前の申請が推奨されています。

公式サイト:江東区 地球温暖化防止設備導入助成

外壁塗装助成金の申請手順

各市区町村の外壁塗装助成金は、大半が先着順となっているため、工事が決まったら早めに申請準備を行うことが大切です。

大まかな助成金の申請手順をご紹介するので、頭に入れておきましょう。

STEP1:外壁塗装業者に見積もりを依頼する

助成金を申請する際、施工を担当する外壁塗装業者の工事見積書が必要になるケースがあります。ほとんどの助成金は支給上限額が決まっているため、全体の施工費を把握するためにも、早めに見積もりを依頼しておきましょう。

また、塗料の性能証明書が必要な場合もあるため、使用塗料については事前に業者に確認しておくのがおすすめです。

STEP2:必要書類を自治体に提出する

外壁塗装業者から見積もりを受け取ったら、必要書類を自治体に提出します。基本的に、申請は工事着工前に行いますが、自治体によっては着工後申請の場合もあるため注意が必要です。

必要書類は、各自治体のホームページからダウンロードできます。助成金によって必要書類は異なりますが、下記の書類が必要になるケースが多いです。

  • 助成金申請書
  • 本人確認書類
  • 施工の見積書
  • 前年度の納税証明書
  • 登記事項証明書
  • 平面図・立面図

書類の準備に時間がかかるケースも少なくないため、できるだけ早く準備に取り掛かりましょう。

STEP3:審査結果の到着後に着工する

必要書類を提出後、平均2週間から1ヵ月前後で助成金審査の結果が届きます。

助成金決定の通知を受け取ったら、外壁塗装工事に着工しましょう。助成金によっては施工途中の写真や工事前後の写真を求められることもあるので、その場合は業者に伝えておく必要があります。

STEP4:実績報告書と請求書を提出する

外壁塗装工事が完了したら、作業の実績報告書と請求書を提出してください。書類を提出後、約2週間から1ヵ月程度で助成金が支給されます。

助成金以外で外壁塗装費用を安くする方法

2023年10月現在、東京都の下記の市区町村では外壁塗装に関連する助成金がありません。

荒川区、板橋区、江戸川区、青梅市、大島町、小笠原村、清瀬市、神津島村、小金井、国分寺市、小平市、立川市、多摩市、調布市、豊島区、利島村、中野区、新島村、西多摩郡奥多摩町、西多摩郡檜原村、西多摩郡瑞穂町、西東京市、練馬区、東久留米市、東大和市、日野市、府中市、町田市、御蔵島村、三鷹市、三宅島三宅村

ここからは、上記の市区町村に住んでいる方に向け、助成金以外で外壁塗装費用を安くする方法を3つご紹介します。

また、以下の関連記事では、外壁塗装の費用相場や施工事例を紹介しています。実際にかかった費用も掲載していますので、外壁塗装のリフォームにかかる費用が気になる方はぜひご覧ください。

関連記事:外壁塗装の費用相場

火災保険を利用する

火災や自然災害が原因で外壁に損害を受けた場合、外壁塗装工事に火災保険を適用できる場合があります。

加入している保険によって補償内容や条件は異なりますが、塗装工事の全額を火災保険で賄えることも少なくありません。

火災保険は外壁塗装工事後にも申請可能なので、自宅の外壁に適用できないか詳しく問い合わせてみましょう。

住宅ローン減税を活用する

住宅ローン減税とは、ローンを組んで住宅を購入した際、所得税の減税を受けられる制度のことです。下記の条件を満たしている場合は、外壁塗装工事でも住宅ローン減税を受けることができます。

  • 外壁工事の費用が100万円以上であること
  • 自分自身で居住するための住宅であるこ
  • 工事面積が50㎡以上であること
  • 年間の合計所得金額が2,000万円以下であること
  • リフォームローンを利用すること
  • ローンの借入期間が10年以上であること

住宅ローン減税を使えば間接的に外壁塗装工事費用を抑えることが可能なので、減税を受けられるか一度確認してみるのがおすすめです。

参考:国土交通省 住宅ローン減税制度

複数業者から相見積もりを取る

複数業者から相見積もりを取るのも、外壁塗装工事の費用を安くする方法のひとつです。見積もりを比較することで、施工費用の適正価格を判断しやすくなり、信頼できる業者に依頼することができます。

また、外壁塗装業者を選ぶ際は、地元の外壁塗装業者に依頼するのがおすすめです。大手のハウスメーカーとは異なり下請けがないため、仲介料を抑えることができます。

ほかにも、屋根塗装を行う予定がある方は、外壁塗装と同時に依頼するとよいでしょう。塗装を同時にすることで足場設置費用を抑えられるため、最終的な工事費用を約10~20万円程度安くすることが可能です。

ゼヒトモで外壁塗装業者のプロを探す

東京都の外壁塗装工事で利用できる補助金制度をご紹介しました。助成金がない自治体で費用を抑えたい方は、複数業者に相見積もりを依頼するのがおすすめです。

  • 補助金・助成金を使って外壁塗装工事をしたい
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