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  6. 車のドアボタンが反応しない原因9選!対処法や修理業者も解説
2024/10/23 2024/10/28

車のドアボタンが反応しない状況に直面したことはありませんか?この問題にはさまざまな原因が考えられ、適切な対処法を知ることが重要です。

本記事では、ドアボタンが反応しない9つの原因と対処法を詳しく解説します。トラブル予防のコツや修理が必要な場合の相談先についても紹介しますので、ぜひお役立てください。

車のドアボタンが反応しない原因9選

車のドアボタンが反応しない原因9選

車のドアボタンが反応しない場合、スマートキーのトラブルから車両側の問題まで、さまざまな要因が考えられます。

以下に9つの原因を挙げ、それぞれについて詳しく解説します。

  • 原因1.スマートキーの電池切れ
  • 原因2.ボタン電池を入れる向きが逆
  • 原因3.ドアが半ドア
  • 原因4.バッテリー上がり
  • 原因5.リクエストスイッチの不具合
  • 原因6.電波干渉による通信エラー
  • 原因7.スマートキー本体の故障
  • 原因8.車両側の受信機の故障
  • 原因9.ドアが凍っている

原因1. スマートキーの電池切れ

スマートキーの電池切れは、ドアボタンが反応しない主な原因のひとつです。

通常、電池の寿命は約1~2年ですが、使用頻度で変わってきます。電池残量が低下すると、キーレスエントリーシステムの作動距離が短くなったり、ボタン操作の反応が悪くなったりすることも。

車種によっては、メーターパネルに警告が表示されることもあります。

原因2. ボタン電池を入れる向きが逆

ボタン電池の向きが逆だと、スマートキーが機能しません。これは電池交換直後によく起こるミスです。多くの場合、プラス面を上にして装着します。向きを間違えても、スマートキー自体に悪影響はありませんが、使えません。

取扱説明書や電池ケース内の表示を確認し、正しく入れ直しましょう。電池交換後は、ボタンを押して正常に動作するか確認することをおすすめします。

原因3. ドアが半ドア

車のドアボタンが反応しない原因9選 ドアが半ドア

ドアが完全に閉まっていない「半ドア」状態では、セキュリティ上の理由からスマートキーが反応しません。これは盗難防止機能のひとつです。半ドアは、ドアと車体の間に隙間ができるので目視で確認できます。

最近の車種では、半ドア時のアラームが鳴らないものも多いため、気づきにくいかもしれません。

特に、バックドアは注意が必要です。ドアをしっかり閉めても半ドアになる場合は、ドアのラッチやストライカーの不具合の可能性があります。

原因4.バッテリー上がり

車両のバッテリーが上がると、キーレスエントリーシステムを含む電装系統全体が機能しなくなります。症状としては、ドアロックが解除できない、エンジンが始動しない、ルームランプや警告灯が点かないなど。

ブースターケーブルやジャンプスターターを使ってエンジンを始動させるのが対処法です。それらの道具が手元にない場合は、ロードサービスを呼びましょう。

ただし、バッテリー上がりが頻発する場合は、バッテリーの寿命や充電系統の不具合が考えられるため、専門業者による点検が必要です。

原因5.リクエストスイッチの不具合

リクエストスイッチは、車のドアハンドルに付いており、スマートキーの操作を感知して車のドアの解錠・施錠を行う部品です。このスイッチが故障すると、キーレス機能が正常に動作しなくなります。スマートキーの信号が正しく認識されず、ドアの開閉ができなくなるのです。

リクエストスイッチだけが反応せず、エンジンの始動に問題がない場合は、このスイッチの故障が疑われます。修理や交換が必要となるため、カーディーラーやカーショップに相談することをおすすめします。

原因6. 電波干渉による通信エラー

スマートキーは電波で通信を行うため、周囲の環境によっては電波干渉が生じる可能性があります。発電所や放送局など強い電波を発生する設備の近くにいる場合や、無線機やスマートフォンなどを近くに置いている場合は、キーレス機能が反応しにくくなることも。

電波を発するデバイスや場所からスマートキーを離して使用するのが良いでしょう。

原因7. スマートキー本体の故障

車のドアボタンが反応しない原因9選 スマートキー本体の故障

スマートキー本体が故障すると、ボタンを押しても正しい信号が送信されず、キーレス機能が反応しなくなります。高い場所から落下させたり、水没させたりするのが主な故障の原因です。

バッテリー上がりや電池切れ、リクエストスイッチの故障、電波干渉などの可能性を除外したうえで、なお反応しない場合はキー本体の故障が考えられます。

スマートキーの故障は自力での修理が困難なため、カーディーラーや鍵の専門業者での修理が必要です。

【あわせて読みたい!】
イモビライザーキーとは?仕組みやスペアキー作成についても解説 >>>

原因8. 車両側の受信機の故障

車両側の受信機が故障すると、スマートキーから正しい信号が送信されても、それを正確に受信できなくなります。その結果、キーレス機能が反応しなかったり、反応が悪くなったりします。

車のバッテリーやスマートキーの電池、リクエストスイッチ、電波環境などに問題がないにもかかわらず機能しない場合は、受信機の故障が疑われるでしょう。

修理には専門的な知識と技術が必要なため、カーディーラーやカーショップでの点検・修理をおすすめします。

原因9. ドアが凍っている

寒冷地や冬の時期に、ドアボタンに付着した水分が凍結してしまい、ボタンが動かなくなることがあります。これは機械的な問題ではなく、単純に氷がボタンの動きを妨げているだけです。

対処法として、ドアボタンを軽くたたいて氷を砕いたり、ドライヤーで温めて氷を溶かしたりする方法があります。予防策として、シリコンスプレーでボタン周辺を防水処理しておくのも効果的です。

また、車庫や屋根付きの駐車場を利用することで、凍結のリスクを軽減できます。

車のドアボタンが反応しないときの対処法

車のドアボタンが反応しないときの対処法

車のドアボタンが反応しない場合、すぐに対応できる方法があります。

ここでは、以下の2つの対処法を紹介します。

  • メカニカルキーで解錠する
  • スマートキーでエンジンを始動させる

メカニカルキーで解錠する

メカニカルキーは、スマートキーに内蔵された非常用の鍵です。

使用方法は、スマートキーの側面にある解除ボタンを押して鍵を引き抜き、車の鍵穴に挿して解錠します。ただし、メーカーによって抜き方が異なる場合があるので注意が必要です。

メカニカルキーで解錠すると、防犯装置の警報音が鳴ることがあります。これは正常な動作なので慌てる必要はありません。警報音を止めるには、車内に入り、ブレーキを踏みながらスマートキーをエンジン始動ボタンに当て、エンジンを始動させます。これで警報音は停止します。

スマートキーでエンジンを始動させる

スマートキーを使ってエンジンを始動させる方法もあります。

基本的な手順は、以下の通りです。

  1. 運転席に座り、シフトポジションを「P(パーキング)」にする
  2. ブレーキペダルを踏む
  3. スマートキー本体をエンジンスイッチに接触させる
  4. ブザーが鳴るか、スイッチが緑色に点灯したらエンジンスイッチを押す

ただし、スマートキーを接触させる場所は車種によって異なります。エンジンスイッチではなく、センターコンソールや電波受信部に近づける必要がある場合もあるので、取扱説明書で確認しましょう。

エンジンがかからない場合は、車両のバッテリーが上がっている可能性があります。対処法としては、ジャンプスターターやブースターケーブルを使用するか、ロードサービスを呼びましょう。

車のドアボタンが反応しない状況を避けるには

車のドアボタンが反応しない状況を避けるには

車のドアボタンが反応しない状況を事前に防ぐ方法を3つ紹介します。これを実践することで、トラブルを未然に防止できます。

  • 予備の電池を用意しておく
  • 強い電波を発するスマホなどの近くに置かない
  • スペアキーを作っておく

予備の電池を用意しておく

前述したように、スマートキーの電池の寿命は一般的に1〜2年程度です。突然の電池切れに備えて、予備の電池を常に車内に準備しておくことをおすすめします。電池の種類は車種によって異なるので、取扱説明書で確認しましょう。

また、スマートキーの反応が悪くなってきたら、それは電池切れの前兆です。電池交換は多くの場合、簡単な作業で自分でできます。

定期的に電池の状態をチェックし、反応が悪くなったら早めに交換する習慣をつけましょう。

強い電波を発するスマホなどの近くに置かない

スマートフォンやテレビのリモコンといった強い電波を発するものの近くにスマートキーを置くと、電池の消耗が早まる可能性があります。使用時にこれらのデバイスの電磁波と干渉して誤作動を起こす場合も。

日頃からスマートキーの保管場所に気を付け、使用する際もスマートフォンから離して操作することが重要です。また、テレビ塔や電波塔の近くでも同様の問題が起こる可能性があるため、そのような場所では特に注意しましょう。

スペアキーを作っておく

スペアキーを準備しておくことで、メインキーが使えなくなった場合のトラブルを防げます。新車購入時に純正キーを複数作製しておくか、後から鍵の専門業者でスペアキーを複製するのがおすすめです。

スペアキーがあれば、鍵屋さんに開錠や複製を依頼する時間と費用を節約できます。また、精神的な安心感も得られ、長距離ドライブや旅行の際の不安も軽減されるでしょう。

車のドアボタンが反応しないときに相談可能な修理業者は?

車のドアボタンが反応しないときに相談可能な修理業者は?

車のドアボタンが反応しないトラブルに遭遇したとき、自分で解決できない場合は、以下の専門家に相談しましょう。

  • カーディーラー
  • ロードサービス
  • 鍵の専門業者

カーディーラー

カーディーラーは、車種に特化した専門知識を持っているため、電池交換から修理まで幅広く対応してくれます。純正部品を使用するので品質も安心です。

ただし、即日対応が難しい場合もあり、修理に数日かかることもあります。費用は電池交換なら500円程度で5分ほどで済みます。保証期間内の故障であれば無料で修理してくれる可能性もあるので、購入時期を確認し、問い合わせてみると良いでしょう。

ロードサービス

ロードサービスは、24時間365日対応可能で、現地に駆けつけてくれる便利なサービスです。JAFなどの会員であれば、迅速な対応が期待できます。バッテリー上がりなどの関連トラブルにも対応してくれます。

会員でなくても依頼は可能ですが、混雑時は会員優先のため待ち時間が長くなる可能性があります。費用は会員であれば基本的に無料ですが、部品代などは別途必要です。緊急時や遠出先でのトラブルには特に有効な選択肢となるでしょう。

鍵の専門業者

鍵の専門業者は、豊富な経験により、トラブルの原因を正確に把握し、迅速に解決してくれます。24時間対応の業者も多く、緊急時に頼りになるのが魅力です。

スマートキーのスペアキー作成の相場は10,000~50,000円です。依頼する際は、複数業者から見積もりを取って判断すると良いでしょう。

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車のドアボタンが反応しないトラブルに遭遇した際、信頼できる合鍵屋やスペアキーのプロを見つける必要があります。

  •  信頼できる業者に出会いたい
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  •  依頼前にコンタクトを取り、自分に合うプロを選びたい

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