エアコンの異音は、「カタカタ」「キュルキュル」「キーン」など音の種類や聞こえる場所によって原因・対処法が異なります。夜の静かな時間に異音が響くことで、睡眠の妨げとなり疲れが取れず日常生活にも支障をきたすこともあるため、早めの対処が必要です。
この記事では、エアコンから出る異音の種類や対処法、クリーニング前の確認事項を紹介します。
ハウスクリーニング リセッター
【室内機編】エアコンからの異音と原因
室内機から発生する異音には、以下の6種類が挙げられます。
- サーサー・ザーザー
- キュルキュル・ガタガタ
- カタカタ・カラカラ
- ポコポコ・ポンポン
- ピー
- キーン
それぞれの異音の原因や特徴をみていきましょう。
サーサー・ザーザー：フィルターの汚れ
室内機から「サーサー」や「ザーザー」といった異音が大きく聞こえる場合、フィルターを掃除しましょう。フィルターの汚れや目詰まりによって、吹き出し口からの送風音が大きくなっている状態です。
フィルターが汚れた状態でエアコンを稼働させ続けると、空調効率が低下します。電気代の高騰や部品の劣化を招くため、定期的にフィルターを掃除しましょう。
また、場合によっては熱交換器のフィンにゴミやほこりが付着している可能性も考えられます。フィルターの掃除後も異音が解消されない場合は、専門業者にエアコンクリーニングを依頼したほうが安心です。
キュルキュル・ガタガタ：設置不良l
室内機から「キュルキュル」や「ガタガタ」といった異音が聞こえる場合、2つの原因が考えられます。
1つは接触不良です。エアコンのフィルターやフロントパネル、ダストボックスなどを掃除した際、取り付けが甘いと異音が聞こえます。
2つめの原因は汚れの蓄積。ファンやフィルターに汚れが詰まっていると、「キュルキュル」 や「ガタガタ」といった異音が発生します。ファンに汚れが溜まると空調効率が低下するため、定期的な手入れが必要です。
カタカタ・カラカラ：エアコン内部の汚れ
「カタカタ」や「カラカラ」といった異音は、ファンモーターの故障や汚れの蓄積などが原因です。
- フィルターの取り付け不良
- ファンに汚れが蓄積
- ファンモーターの故障
- ベアリングのオイル不足
- モーターの接続部が破損
このほかモーターの接続部や吹き出し口が破損している可能性も考えられます。修理には専門知識が必要になるため、専門業者に相談しましょう。
ポコポコ・ポンポン：ドレンホースからの空気の侵入
室内機から「ポコポコ」や「 ポンポン」といった異音が聞こえる場合、ドレンホースが詰まっている可能性があります。ドレンホースとは、エアコンの稼働によって生じた水分（結露）を屋外へ排出するホースです。
また、マンションによっては気密性がとても高く室内の気圧が低い場合、ホース内を排水が逆流し「ポコポコ」 や 「ポンポン」 といった異音が発生することがあります。
ピー：誤作動の可能性
エアコンから「ピー」という異音は、エアコン内部のセンサーや制御基板に異常が発生しエラー信号として発生している可能性があります。
また、ドレンホースに詰まりがある場合も異音が起こることも。ドレンホースは、エアコン内部で発生した結露水を排水する役割がありますが、ホコリやゴミが詰まると水が逆流してエアコン内部に溜まることがあります。この状態が続くと、ホース内部の圧力が変化し、異音を引き起こす原因となるのです。
キーン：コンデンサやコンプレッサーの不具合
室内機から「キーン」と金属音が聞こえる場合は自身で対処せず、専門業者に相談してください。エアコン内部のコンプレッサーやコンデンサーが故障している可能性が高いです。
双方の部品はエアコンの構造上、重要な位置を占めており、知識がない状態で手を加えると状態が悪化します。故障範囲の拡大や修理費用の増大を避けるためにも、プロの力を借りましょう。
コンプレッサーとコンデンサーについて
コンプレッサーは空気やガスを圧縮し、気体の温度を変化させる圧縮機のことです。冷房の際は室外機、暖房の際は室内に圧縮した高温の空気を放出し、室内の温度を快適に調整します。
コンデンサはコンプレッサーで圧縮した空気を冷却し、低温の液体に変化させる装置です。コンプレッサーとコンデンサは配管で接続されており、どちらかが故障すると異音が発生する確率が高まります。
【室外機編】エアコンからの異音と原因
エアコン内部だけでなく、室外機から異音が発生するケースもあります。
室外機から聞こえる異音は、以下の4種類が挙げられます。
- キーキー・ギーギー
- ゴゴゴ・ガコガコ
- キュルキュル
- カタカタ・カラカラ
上記の異音が室外機から聞こえた場合、内部部品の破損や経年劣化が起きている可能性が高いです。エアコン本体の故障を避けるためにも、すぐに専門業者へ相談しましょう。
キーキー・ギーギー：電子部品・コンプレッサーの不良
「キーキー」または「ギーギー」といった異音が室外機から聞こえる場合、エアコンの使用を中止してください。 部品の動作不良や故障など、さまざまな可能性が考えられます。想定される原因を以下にまとめました。
- コンプレッサーの動作不良
- アルミフィンの汚れ
- インバーターの劣化
- ファンモーターの破損
室外機から「キーキー」または「ギーギー」といった異音が頻繁に聞こえたら、すぐに専門業者にみてもらいましょう。
また、エアコンの購入から10年以上経過している場合、新品の購入を検討する必要もあります。該当機種の部品が廃盤になっているケースが多く、交換用の部品を確保できる保証がありません。
仮に代替部品を確保できたとしても、修理期間の長期化や修理費用の増大など、デメリットが多く生じます。
ゴゴゴ・ガコガコ：室外機・室内機の部品破損
室外機から「ゴゴゴ」や「ガコガコ」といった異音が聞こえたら、エアコンの運転を停止しましょう。 内部部品が損傷または故障している可能性が高く、使用を続けると制御基板やINV基盤が機能不全になり買い替えが必要となります。
最悪の場合、室外機から発火し火災につながる危険があるため早めに専門業者に点検・修理を依頼しましょう。
内部の損傷具合によっては、修理費用が数万円以上になる可能性も考えられます。費用や損傷の程度、エアコンの寿命などを考慮し、場合によっては買い替えを検討しましょう。
キュルキュル：ファンモーターの不調
「キュルキュル」という異音は、内部のファンモーターが故障・劣化している可能性が考えられます。
ただし、異音だけではファンモーターがどのような状態か、判断できません。損傷が軽度の場合は軸受けに潤滑油を指すと改善し、重症の場合は部品交換が必要となります。専門業者へ相談し、室外機の現状を詳しく調べてもらいましょう。
カタカタ・カラカラ：異物の混入
室外機から「カタカタ」や「カラカラ」といった異音は、異物の混入、ファンやコンプレッサーの故障・不具合などが原因です。
ファンやコンプレッサーが不調の状態でエアコンを使い続けると、故障につながります。専門業者へ相談した上で、修理や買い替えを検討しましょう。
エアコンから聞こえても問題ない異音（正常音）
エアコン内部や室外機から聞こえても問題ない音を以下の表にまとめました。
| 概要 | 発生場所 | |
| ミシッ・ブシュッ | コンプレッサーが温度変化によって、膨張や収縮したときの音 | 室内機 |
| ビシッ・パキッ | エアコン内部の温度変化によって、 室内機の樹脂カバーが伸縮した時の音 | 室内機 |
| ガー・ゴー | 換気用のファンが回る音 | 室内機 |
| カチ・ウィーン | エアコンの吹き出し口が作動した際の音 | 室内機 |
| シュー・シュルシュル | 冷房を稼働した際、エアコン内部の配管から室外機に冷媒ガスが流れている際の音 | 室外機 |
| プシュプシュ | 冷房を稼働した際、冷却ファンが開店した際に生じる音 | 室外機 |
ドレンホースが水分を外に放出する際、「ポコポコ」や「ポンポン」 といった音が、発生することがあります。お部屋の気密性が高い時に起こりやすい症状でホームセンターなどで購入できる「おとめちゃん」などで症状が改善されることもあります。
ただし、雨が降っていない日に異音がある場合は、ドレンホースが詰まっている可能性が考えられます。
エアコンの異音を放置することで生じるリスク
エアコンや室外機から聞こえる異音は、内部の汚れや部品の劣化が主な原因です。
ここでは、放置すると生じる可能性があるリスクをまとめました。
- 空調効率が低下する
- エアコン内部への負担が大きくなる
- 修理費用が増える
- 健康被害にあう
- 室内の快適性が下がる
- 近隣の住民に迷惑がかかる
1つずつみていきましょう。
リスク1. 空調効率が低下する
エアコン内部の異音や汚れ、部品の不具合を放置すると、空調効率が低下します。室内を快適な温度に調整するまでに、長時間エアコンを稼働させなければなりません。結果、多くの電力を消費し、毎月の電気代が高騰する原因になります。
リスク2. エアコン内部への負担が大きくなる
空調効率が低下した状態でエアコンを稼働させると、エアコン内部や室外機の構成部品に大きな負担がかかります。
正常時と比べてファンやモーターの機能が低下するため、多くの時間稼働しなければなりません。長時間の稼働によって部品への負荷が増大し、部品の劣化を早める原因に。
リスク3. 修理費用が増える
エアコンから異音が発生する原因に内部部品の汚れや劣化、故障が挙げられます。「キーン」や「キュルキュル」といった異音が室内機や室外機から聞こえた場合、すぐに専門業者へ相談しましょう。
メンテナンスをせずエアコンを使用し続けると、エアコン内部の部品に大きな負担がかかり、修理費用が増大します。最悪の場合はエアコン本体の寿命を縮め、新品に買い替えなければなりません。
多額の出費を避けるためにも、部品の故障や劣化に該当する異音を聞いたら、すぐにプロにエアコンの状態を見てもらいましょう。
リスク4. 健康被害にあう
「サーサー」や「キュルキュル」などの異音が室内機から聞こえた場合、エアコンのフィルターやファンが汚れている可能性が高いです。フィルターを掃除しても異音がなくならない場合、エアコンクリーニングを利用しましょう。
内部を洗浄せずに放置した場合、エアコン内部にカビやダニなどが繁殖する可能性が高まります。冷房や暖房を付けるたびに、エアコン内部に付着した汚れを室内に放出している状態と言えます。
室内の衛生状態が悪化すると、以下のような健康被害を引き起こすことがあります。
- 夏型過敏性肺炎
- 気管支喘息
- アトピー
- アレルギー性鼻炎
- アスペルギルス症
自分自身や家族の健康を守るためにも、エアコン内部を定期的に洗浄しましょう。
リスク5. 室内の快適性が下がる
エアコン内部の汚れや部品の不具合を放置したまま稼働を続けると、室内の快適さが低下します。冷房や暖房を付けた後、設定温度に達するまで時間を要します。
夏はすぐに涼しくならず、冬は寒い状態が続くため、熱中症の発症や自律神経の乱れを引き起こす可能性が高まります。
また、不快な室内温度で長く過ごさなければならず、ストレスを溜め込む原因にもなるでしょう。
リスク6. 近隣の住民に迷惑がかかる
室外機から異音が頻繁に発生している場合、近隣住民とのトラブルに発展する可能性も考えられます。
例えば、「ゴゴゴ」や「キュルキュル」といった異音が夜中～朝に続いた場合、音が気になって寝付けない方もいるでしょう。
異音が続くと睡眠を妨げる要因にもなります。室外機からの音がうるさいと感じたら、トラブルを招く前に専門業者へ相談しましょう。
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エアコンから異音が生じた場合の対処法
室内機または室外機から異音が生じた場合、以下5つの方法を試してみてみましょう。
- フィルターを掃除する
- ドレンホースを綺麗にする
- 虫がエアコン内部に入っていないかを確認する
- メーカーに部品交換を依頼する
- エアコンクリーニングを依頼する
順番に解説していきます。
フィルターを掃除する
エアコンのフィルターには、ゴミやほこりなど内部に異物が侵入するのを防ぐ役割があります。エアコンの使用年数や稼働時間が長ければ長いほど、フィルターに付着する汚れが蓄積します。
汚れを放置すると異音の原因となるため、定期的に掃除しておきましょう。
掃除の前に以下の道具を準備してください。
- 掃除機
- 新聞紙
- 歯ブラシ
- タオルまたは雑巾
- ゴム手袋
- マスク
はじめにエアコン本体の電源を落とします。床に汚れや傷が付着しないように新聞紙を敷いたら、以下の手順に沿って掃除を進めてください。
- 説明書を見ながらフロントパネルを開き、フィルターを外す
- フィルターの表側を上にして新聞紙に乗せる
- 掃除機でほこりやゴミを吸い取る
- お風呂場や庭など水を流せる場所にフィルターを持っていく
- フィルターの裏側から水をかけて汚れを落とす
- 洗浄後にタオルか雑巾で水分を拭き取る
- 直射日光が当たらない日陰で干す
- 完全に乾いたらフィルターを装着する
- 30分～1時間程度、送風運転で稼働状況を見る
（5）の水洗いをするフローでは、水の温度を40℃以下に設定しましょう。40℃を超えるぬるま湯を使用してしまうと、フィルターが変形する可能性があります。
フィルターを洗う頻度は、 1か月に1〜2回程度がおすすめです。
定期的に洗浄しておくと、冷房や暖房の効きがよくなり、電気代の節約にもつながります。 さらに、カビの繁殖や悪臭を防ぐ効果も期待できます。
ドレンホースを綺麗にする
ドレンホースが詰まっていると、異音の原因になる以外にも水漏れ、火災事故の発生リスクが高まります。フィルターと同様、定期的なお手入れが必要です。
掃除機を使ってドレンホースの内部を掃除する手順は、以下の通りです。
- 室外機周辺のごみをほうきとちり取りで取る
- ドレンホースの穴を割り端またはブラシで掃除する
- ドレンホースの先にガーゼや手ぬぐいを巻き付ける
- 排出口に掃除機を付けて汚れを吸い取る
- 「ザザッ」と音がしたら掃除機をすぐに放す
まず、掃除機を使用する前に、割り箸やブラシなどを使って大きめのゴミを取っておきます。
ドレンホースの先には、薄めの布を巻きます。布の素材は、フェイスタオルのような厚みのあるものを避けると、ゴミをうまく付着させることができます。
（5）のフローでは、掃除機がゴミを吸い込むたびに「ザザッ」と音がします。この音が聞こえたら、ドレンホースの排出口から掃除機をすぐに放してください。そして、ドレンホースから汚れた水がスムーズに排水されるように、排水口を下に向けます。
ドレンホースの詰まりを解消してくれるポンプを活用するのもおすすめです。掃除機はやり方を一歩間違えてしまうと、壊れてしまう可能性があるので、掃除機よりも手間をかけずに、ドレンホース内部のゴミを吸い取れる専用のポンプを使うのもよいでしょう。
虫がエアコン内部に入っていないかを確認する
電源が入っていないにもかかわらず、室内機から「カタカタ」と異音が聞こえるときは、虫が侵入している可能性があります。この場合、エアコン自体には問題が生じていないケースが多いです。
虫を追い出す方法として、電源を切ったうえで新聞紙やほこりはたきなどを使います。エアコン本体に殺虫剤を吹きかけるのは避けましょう。火災や故障の原因になります。
メーカーに部品交換を依頼する
異音が大きくなっていると感じた場合は、エアコンメーカーに修理を依頼しましょう。保証期間内であれば、修理費用を安くおさえられます。新品の部品が見つかる可能性もあり、修理を短期間で済ませることができます。
メーカーによっては、よくある質問（FAQ）に症状別の対処法をまとめている場合があります。 修理や部品交換をエアコンメーカー側へ依頼する前に、商品サイトを確認しておくとよいでしょう。
例えば、 日立のサイトでは、ダストボックスやエアフィルターなど部品の取り付け不良で異音が発生したときの対処方法を掲載しています。また、 パナソニックのサイトでは、室内機の異音に関する動画の閲覧が可能です。
エアコンクリーニング業者にを依頼する
「キーン」や「サーサー」などの異音が室内機から聞こえた場合、すぐに専門業者へ相談しましょう。内部の部品に劣化や故障している可能性があり、プロによるメンテナンスが必要です。
エアコンクリーニングを業者に依頼すると、エアコンの分解から部品ごとの高圧洗浄まで幅広い作業に対応しています。業者によっては、部品交換もあわせて依頼することが可能です。
一般的な家庭用エアコンの場合、8,000～15,000円がクリーニング費用の相場です。比較的リーズナブルな価格に設定されています。
ただし、お掃除機能を搭載したエアコンのクリーニングを依頼する場合は、注意が必要です。通常のタイプよりも作業工程の難易度が上がり、費用も5,000～10,000円程度と高くなる傾向があります。
機種によってはエアコンクリーニングを断られるケースもあるため、事前に対応可否を確認しておきしましょう。
エアコンクリーニングを依頼する前の確認事項
ここでは、専門業者にエアコンクリーニングを依頼する前の確認事項をまとめています。
エアコンを購入してからの経過年数
エアコンを購入してから何年経っているか確認しましょう。多くのエアコンメーカーは標準使用期間を10年としています。
標準使用期間とは経年劣化が生じたとしても、稼働状況に影響を及ぼさず安全に使用できる期間を指します。
標準使用期間を過ぎたあとでも、急速にパフォーマンスが落ちるわけではありません。ただし、不具合や故障のリスクは高まるため、状況を見ながら新品の購入を検討する必要があります。
また、購入から10年以上経過している機種は、部品が廃番となっているケースが多く、新品への買い替えが必要です。
異音以外の不具合の有無
購入から10年以上経過しているエアコンは、寿命が間近となっています。 異音のほかに以下の症状がエアコンから発生している場合は、買い替えを検討しましょう。
- 冷房と暖房の効きが悪い
- 室内機から水漏れが発生している
- リモコンにエラー表示が出る
- エアコンを稼働すると室内が焦げ臭くなる
- 電源プラグが変色している
また、電源コードが非常に熱い場合やブレーカーが頻繁に落ちる場合も危険です。火災事故につながるため、早急に買い替えましょう。
オーナーへの相談の必要性や契約書の内容
マンションやアパートに設置されていたエアコンに異常を感じた場合、大家に相談しましょう。賃貸物件に設置されているエアコンは、不動産会社または管理会社の所有物です。
貸主側が専門業者と契約を締結し、エアコンクリーニングや修理の依頼先を決めている可能性があります。許可なく勝手に業者を手配するとトラブルに発展するため、注意してください。
また、経年劣化にともなう故障の場合、業者の手配や修理費用の支払いを大家に負担してもらえるケースが一般的です。
ただし、契約内容によっては、借主側が費用を負担する場合があります。賃貸契約書に記載された設備に関する重要事項説明を確認しておきましょう。
定期的にエアコンクリーニングを利用しよう！
エアコンクリーニングの業者を依頼すると、一定の費用はかかるものの、専門知識を持ってエアコン内部を清掃してもらえます。
プロに依頼するメリットは、以下の通りです。
- 空調効率が高まる
- 電気代を節約できる
- エアコンの故障や水漏れを防げる
- 室内の快適性が上がる
- 健康被害を防げる
冷房と暖房の効きがよくなるため、電気代の節約にもつながります。クリーニング費用も一般的な機種であれば、15,000円前後と比較的利用しやすい料金設定です。
エアコン内部にはセンサーやモーターなど、電子部品が多く組み込まれています。部品の分解には、一定水準以上の専門知識や実務経験が必要です。勝手に部品を分解すると、故障の原因になりかえって修理費用がかかることがあります。
エアコンの異音や汚れ、不具合を感じたときは、専門業者に相談することをおすすめします。
まとめ
エアコンの室内機・室外機から異音が発生している場合、音の種類によって故障の度合いや対処法が異なります。異音の発生を防ぐには、日頃からエアコン内部や室外機に付着した汚れを落とし、清潔にしておくことが大切です。
そうは言っても、隅々まで掃除するのはなかなか難しいもの。症状によっては、エアコン内部の部品交換が必要な場合もあります。 エアコンの故障や修理費用の高騰を防ぐためにも、エアコンクリーニングを専門業者に依頼しましょう。
豊富な知識や実務経験を持つプロへ依頼することで、正確かつ素早い仕事ぶりが望めます。作業ミスによる電子部品の故障を心配する必要もありません。また、冷房と暖房の効きが良くなり、電気代を節約できる点も魅力です。
「ゼヒトモ」は、いくつかの質問に答えるだけで希望の条件にマッチしたクリーニング業者を見つけられます。エアコンクリーニング の依頼先を探している方は「ゼヒトモ」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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監修プロのコメント
普段使っているエアコンから聞き慣れない「音」がすると、エアコンが壊れてしまうのではと心配になるかと思います。それが、猛暑真っ盛りの時ではなおさらでしょう。
記事でも紹介されていましたが、音の種類も出所もさまざまです。その異音の原因をお客様ご自身で特定するのはなかなか難しいものです。そこで是非おすすめしたいのは日頃のフィルター清掃と、動作確認のために行う冷房運転です（特に夏前）。盛夏にエアコンからの異音に気がついても、修理の業者はすぐに手配は難しいものです。たとえすぐに早く来てくれたとしても割増料金は覚悟しなければなりません。そうした状況に陥らないためにも、エアコンの不調には早めに気がつくと安心ですね。
夏前や夏終わりにエアコンクリーニングを依頼していただくと、日程調整もお客様のご希望に添いやすくなるという利点もあります。是非ご検討ください。
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