ギターを弾いてみたい!と思い立ってギターを買ってみたものの、弾き方がよくわからない…せっかくギターを買ったのにこれではうまくギターを弾けないですよね。そんな悩みを持った方のために、ここではアコースティックギターの弾き方をわかりやすくお伝えしていきます。
弾く前に準備しよう
まず弾き方に移る前に、ギターを弾く前の準備を始めましょう。ここでは、ギターを弾く前に知っておきたい準備についてお伝えします。
1.爪を切る
ギターを早く上達させたい方は、まず爪を切りましょう。爪が長いと、コードを指で抑える際に爪が邪魔になってしまい、うまくコードを押さえることができません。ある程度ギターに慣れた方であればそれでも問題ありませんが、初心者の方であれば少しでも早く上達させるために、爪を切ってからチャレンジしましょう。
2.利き手にあったギターを選ぶ
ギターには右利き用と左利き用があります。もし左利きの方であれば、左利き用のギターを使うようにしましょう。左手がコードを抑える方であれば、それは右利き用のギターです。もしよくわからない場合は、店員さんに聞いてみましょう。
3.チューニング
ギターの弾き方を学ぶ前に、チューニングをして正しい音がギターから出るようにしましょう。チューニングの方法にはチューナーというチューニング用の機械を使う方法と、音叉というU字の金属で音を出して自分の耳でチューニングする2つの方法があります。どちらも1000~2000円程度で購入できどちらでも問題ありませんが、今回は初心者向けにチューナーを使ったチューニング方法をお伝えします。
チューニングをセッティングする
まずギターとチューナーを、シールドで繋げます(シールドとは、ギターとアンプなどを繋げるコードのことを言います)。クリップチューナーの場合は、ギターヘッドにチューナーを装着し、電源をつけます。
6絃を弾いた時にチューニングの針が中心にくるようにする
6弦(下から数えて6つ目の弦で、一番上の弦)を弾いてみましょう。このときチューニングの針が中心よりも右にいったり左にいったりする場合は、調節する必要があります。ペグ(ギターのヘッドにあるネジのようなもの)を回して音を変え、調節します。
6→5→4→3→2→1 の順に同じことを繰り返す
チューニングの針が中心に来るようにペグを回して調節する、というのを6絃から1弦まで繰り返します。
もう一度6弦→5→4→3→2→1順に同じことを繰り返す
1弦までチューニングしたあとに6弦の音を確認してみると、またずれているはずです。他の弦をチューニングしたことによって6弦の音が変わってしまったのです。もう一度6弦から1弦まで同じように調節を繰り返します。
(もしまた6絃が合わなければ)もう一度繰り返す
基本的に2周以上、6弦から1弦まで調節すればチューナーの針は中央に止まるようになりますが、もし2周やっても中央よりも右や左によってしまう場合は、もう1周6弦から1弦まで同じことを繰り返します。
姿勢
ギターを弾き始める前に、ギターを弾く際の姿勢についても確認しましょう。
1.椅子は膝が90度に曲がる高さ
椅子の高さですが、座った時に膝が直角に曲がる高さになるものを選ぶようにしましょう。
2.姿勢はまっすぐ
座った際の姿勢はなるべくまっすぐになるように気をつけましょう。
ギターのくぼみが太ももに来るように
ギターにはくぼみがあります。このくぼみが座ったときに太ももにくるようにすると、ギターを弾きやすいです。
ドレミから始める基本
弾く前の準備ができたら、早速弾き始めてみましょう。ここではギターでドレミを弾けるようにする方法についてお伝えします。
ド
ギターのドは、5弦3フレットを弾くことで出すことができます。5弦はチューニングのときにも触れましたが、一番上の弦が6弦で5弦はその下の弦です。つまり下から数えて5つ目の弦です。フレットはギターに指板上にある金属のことを言います(画像参照)。1フレットはヘッドの先から1つ目の枠で、2フレットは2つ目の枠、3フレットは3つ目の枠です。
レ
レは4弦の解放弦、もしくは4弦の0フレットとも言います。解放弦とはヘッドの方では弦を押さえないまま弦を弾くことを言います。どこも押さえることなく下から4つ目の弦を弾くことで、レの音を出すことができます。
ミ
ミは4弦2フレットです。ヘッドの方では下から4つ目の弦を、2フレットで抑えてから4つ目の弦を弾くことでミの音を出すことができます。
初心者向けの曲で練習しよう
1.アンパンマンのマーチ
アンパンマンのマーチは誰もが知っている曲であるだけでなく、とても単調なメロディで、なかなか難しいFコード(バレーコード)を弾く必要がないので、ギター初心者の方が練習するための曲として最適です。
2. We are never ever getting back
テイラー・スウィフトの代表曲で、特に若い方であれば聴いたことがあるという方が多いのではないでしょうか。メロディが意外に単調な上に、歌もあるので初心者の方でも気軽に”弾き語り”をすることができます。
3. Let it be
ビートルズの名曲であるLet it be ですが、こちらもシンプルなメロディなのでギターの初心者の方が練習するのにおすすめです。
ギターレッスン関連の最新記事
アコースティックギター(フォークギター)が流行中なのをご存知ですか? コロナ禍の中で『自宅で一人で好きな曲を弾きたい』、『弾き語りしたい』と、ギターを始めた人が多いんです。 ところが、気軽にギターを買ってみたけど『ちっとも弾けなくて買ったギターはそのまま』という人も多いのだとか⁉ そんな「ギタ