9カ月齢の時に初めてお電話でお話して、トレーニング終了時の12カ月齢までの約3カ月間、我が家の柴犬M子がお世話になりました。
「犬と飼い主は上下関係をはっきりさせて、犬は人間の言うことに従わせる。」
「特に柴犬は気性の激しい気質もあることから、なめられないように厳しく接する必要がある。」
という情報ややり方を信じて、良かれと思って色々と試していました。
うまくいくこともありましたが、自我が芽生えてきている時期でもあったため、厳しくすればするほど、我が家のM子には逆効果。収まるどころか火に油を注いでいるかのように反抗度合いが増していき、
狂暴なリアクションが返ってくるようになり、しまいには、リードの付け替えすら噛みつかんばかりの抵抗をするようになってしまいました。
M子を家族の一員として迎え、楽しく仲良く過ごしたいと思って、一緒にいるはずなのに、犬も私たちも全然楽しくない。
家族も「このままじゃ(M子を)嫌いになる。。。」とまで言い出す始末で「このままでは家庭崩壊になりかねない!何とかしなければ!!」という切羽詰まった状態でした。
遠藤先生に電話でご相談し、その後、我が家にカウンセリングに来て頂いた後、4回のトレーニングをお願いすることにしました。
初めてお会いした時に「M子ちゃん、とっても良い子ですよ」とおっしゃって頂いた時は泣きそうでした(笑)。
先生から教えて頂いたことは、
「犬の気持ちを考える」「無理やり/強引には従わせない」「(犬が)怒るような状況を作らない」「どうしたら犬が私たちを嫌がることなく、対応してくれるかを考える」
といった具合で、それはそれは目からうろこでもありましたし、こんな風に寄り添うことで仲良く出来るんだ、と気づかせて頂きました。
しつけをして頂いたのは犬に対してはもちろんですが、我々飼い主の犬への接し方がとても大事であることを学ばせて頂くことが出来ました。
何よりも、犬に対して厳しく怒ることをせず(もちろんダメなことはダメと言いますが)穏やかな気持ちで接することで、犬も楽しそうに応える。そんな平和な関係を築くヒントを頂けたことが、大変ありがたかったです。
毎回トレーニングの後にお送りいただくレポートも、とても役に立っています。
M子との生活はまだまだこれからですが、先生から教えて頂いたことを今後も取り入れて、生涯仲良く大事な家族として過ごしていきたいと思います。
本当にお世話になりました。