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  6. 縦長リビングのレイアウトポイント!おしゃれな実例6選【2025年最新】
2023/04/13 2025/03/05

お住まいの家のリビングが縦長の場合、家具の配置やレイアウトに迷うかもしれません。おしゃれなリビングにするためには、導線を意識して家具やインテリアを配置したり、空間にメリハリをつけたりすることが大切。

この記事では、縦長リビングをレイアウトするときのポイントやおすすめのアイテムを解説します。おしゃれな縦長リビングの実例もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

Point
  • 縦長リビングは壁面を広く使えるため横長のソファなどの活用がおすすめ
  • おしゃれな円形のダイニングテーブルやソファは空間を有効活用できる
  • 縦長リビングは部屋の導線や視線の抜けを意識すると実用的

縦長リビングとは?

縦長リビングとは、リビング・ダイニング・キッチンが一直線上に配置されている間取りを指します。縦長リビングでは、バルコニーに面しており、その奥にダイニング、さらにその奥がキッチンという間取りが多いです。

ちなみに横長リビングというのは、ダイニングとリビングがどちらもバルコニーに面しているタイプのことをいいます。縦長や横長以外にも、正方形のリビングタイプや、変形リビングのタイプもあります。

縦長リビングのメリット

縦長リビングのメリットには、下記のようなものがあげられます。

  • 壁面が多くあるため家具の配置がしやすい
  • 一直線に並んでいるため開放感がある
  • キッチンからダイニング・リビングの様子がよく見える

縦長リビングは壁面を広く使えるため、横長のソファなどを置くスペースも十分にあります。また奥行きがあるため、その視界を遮らないようなロータイプの家具を配置することで、広がりを持った空間を確保できるでしょう。縦長リビングを活かすためには、できるだけ圧迫感のある家具を避けるのがポイントです。

縦長リビングのデメリット

縦長リビングのデメリットは、下記のとおりです。

  • リビングからキッチンまで距離があるため、奥まで光が差し込まない
  • 壁の両面に家具を配置すると圧迫感が出る
  • 横の距離が狭いため、テレビとソファの奥行きを意識しなくてはいけない
  • 動線を考慮した家具の配置が必要

縦長リビングの奥にあるキッチンは、昼でも照明が必要になる可能性があります。全体的に横幅が狭い空間となるため、家具を配置する際は、通りやすいようにスペースを確保しておきましょう。

縦長リビングのレイアウトのポイント

縦長リビングのレイアウトにおいて、押さえておくべきポイントは以下の5点です。

  • 動線を意識して配置する
  • 視線の抜けをつくる
  • 空間にメリハリをつける
  • テレビとソファを意識する
  • 家具を置きすぎないようにする

これらを押さえておけば、使い勝手がよく快適な空間のリビングが実現します。ぜひ参考にしてください。

動線を意識して配置する

縦長リビングの場合は、家族の動線を考えて家具を配置することが重要です。家族の動線をしっかり確保しなければ、リビングやキッチンを移動する際にぶつかってしまったり迂回する必要があったりします。

1つ1つは些細なことであっても、毎日積み重なるとストレスになってしまう可能性も。家族が快適な生活を送るためにも、家具の横を通り抜けられるようにサイズや配置を検討するようにしましょう

おすすめは、家具を片側に寄せて、片方は一直線の通路として確保しておくレイアウトです。また、リビングダイニングセットを配置するのも、ひとつの方法。ソファとダイニングの役割を兼ねるため、置く家具が少なくてすむでしょう。

視線の抜けをつくる

視線が遠くまで抜けるように家具を配置すると、室内が広く見えて圧迫感がなくなります。

視線の抜けを作るためには、視線の邪魔になるような高さのない家具を選ぶのがポイントです。キッチンからバルコニーを見たときに視線を遮らないため、広々とした空間を感じられるでしょう。

空間にメリハリをつける

空間にメリハリを持たせてゾーニングすることで、縦長リビングの使い勝手がアップします。ゾーニングを意識せずにコーディネートしてしまうと、単調で垢ぬけない空間になってしまうかもしれません。ゾーニングによって雰囲気を変えることで、その空間がどのような役割かを意識できるでしょう。

パーテーションを使ってゾーニングする場合は、高さの低いものがおすすめです。背の高いものを置いてしまうと、視界が確保できずに開放感がなくなってしまうため、注意してください。

テレビとソファを意識する

縦長リビングの場合は部屋の横幅が狭いことが多いため、テレビとソファの距離感に注意が必要です。

テレビが大きすぎると、その大きさに最適なテレビとの距離が確保できないかもしれません。そのような場合には、コーナータイプのテレビボードを利用する方法があります。テレビボードであれば小物を収納できるため、テレビスタンドやテレビを壁にかけるよりも収納スペースを増やせるでしょう。

テレビを壁掛けにする場合は、設置する高さに注意が必要です。テレビが目線より高すぎる場合は、テレビを見るのに疲れてしまう可能性があります。

家具を置きすぎないようにする

縦長リビングをおしゃれにレイアウトしたい場合は、家具を置きすぎないようにしましょう。家具の量は、リビング・ダイニング全体の3分の1程度が理想です。

縦長リビングは家具を置けるスペースが限られているため、たくさんの家具を置いてしまうと空間が狭くなります。

縦に長い壁があるとテーブルや観葉植物などを置いてしまいがちですが、空きスペースがないため窮屈な印象になり、動線も確保できずにストレスがたまるでしょう。

収納家具を上手に利用し、ものを少なく見せるのもテクニックのひとつです。

縦長リビングにおすすめのアイテム

ここからは、縦長リビングにおすすめのアイテムをご紹介します。

  • 円形のダイニングテーブル
  • 3種類のソファ
  • セットアイテム

どれも、空間を有効活用するためにはぴったりのアイテム。ぜひ取り入れていただき、おしゃれで実用的な縦長リビングを実現しましょう。

円形のダイニングテーブル

縦長でリビングがあまり広くない場合は、円形タイプのテーブルを選ぶのがおすすめです。

円形のダイニングテーブルであれば回遊性が高いため、空間を確保することができます。縦長リビングであっても、動線を大きく取れるでしょう。

3種類のソファ

縦長リビングにおすすめのソファタイプは下記の3つです。

  • カウチソファ
  • コーナーソファ
  • フロアソファ

カウチソファはゆったりと足を伸ばすことができるタイプのソファで、縦長リビングでも設置できます。「I字」や「L字」などのタイプがあるため、ご家庭にあったデザインを選んでください。

コーナーソファは、部屋のコーナーはもちろん、リビングの中央にも配置が可能です。複数人で座れるため、大家族の場合や来客が多い場合にも重宝するでしょう。

フロアソファはフロアに直接置くタイプのソファで、家具の高さが低いため空間を広く感じられます。視界を遮らないため、キッチンからもリビングにいる子どもの様子を確認しやすいでしょう。

セットアイテム

セットアイテムを活用することで、縦長リビングのレイアウトの幅が広がるかもしれません

たとえば「リビングダイニングセット」を配置すれば、食事ができてソファとしてくつろぐこともできます。このように、1つのアイテムで2つの役割を兼用できるセットアイテムは、導線を重視すべき縦長リビングにぴったりといえるでしょう。リビングに置く家具が少なくて済み、その分空間が広く使えるのもうれしいポイントです。

おしゃれな縦長リビングの実例紹介

おしゃれな縦長リビングの実例紹介

ここからは、縦長リビングのレイアウト実例を確認していきます。

  1. ロースタイルの家具で開放的な空間
  2. 家族と過ごしやすいレイアウト
  3. 動線を大きく取ったナチュラルな部屋
  4. モノトーンでまとめたシンプルなスタイル
  5. 和の雰囲気漂う縦長リビング
  6. アクセントカラーでメリハリのあるお部屋

6つのおしゃれなリビングを見ていきますので、ぜひ参考にしてください。

①ロースタイルの家具で開放的な空間

ソファやテーブルをロースタイルのものにすると、天井が高くなり開放的な空間を演出できます。

こちらのリビングはソファをフロアソファにしているため、ソファが占める面積の割に圧迫感がありません。視線が抜けるため、ぱっと見た印象で、狭いと感じにくくなるでしょう。

このように、できるだけロースタイルの家具を選ぶことがお部屋を広く見せることにつながります。

②家族と過ごしやすいレイアウト

こちらのリビングは、家族と暮らしやすいレイアウトになっています。子どものおもちゃコーナーを設けて、ラグを設置。テーブルを置いていないため、小さな子どもも危険なく広々と遊べるでしょう。

置く家具を少なくすることで、掃除や片付けもしやすくなります。カラーもナチュラルトーンで統一されており、落ち着きのあるリラックスした空間を演出した実例です。

③動線を大きく取ったナチュラルな部屋

こちらのリビングは、動線を大きくとっているのが特徴です。ダイニングテーブルをキッチン側に寄せ、リビングにはソファを置かず、ラグとクッションでゾーニングしています。家具が少ないため、お部屋に入った瞬間に視線が抜け、開放感を感じられるのが魅力。

もう少しはっきりゾーニングしたい場合は、観葉植物などのインテリアをダイニングとリビングの間に置くのがおすすめです。

④モノトーンでまとめたシンプルなスタイル

こちらのリビングは、縦長リビングをホワイトやグレーなどのモノトーンでまとめた実例です。ダイニングテーブルの椅子をホワイトにしてリビングのソファをグレーにすることで、シンプルかつすっきりとした空間になっています。

床や壁などはホワイトで統一しているため、統一感がありスタイリッシュなお部屋といえるでしょう。

⑤和の雰囲気漂う縦長リビング

自然素材をふんだんに使った縦長リビング。多様する木材が和の雰囲気を演出しており、穏やかな空間に仕上げています

背の高い家具を設置していないため視界を遮るものがなく、広々とした空間になっているのもポイント。一方でロータイプのソファを配置することにより、和の雰囲気がありながら「和室」という感じではありません。和と洋がミックスした、和モダンなリビングです。

⑥アクセントカラーでメリハリのあるお部屋

リビングの中にアクセントカラーとして挿し色を入れることで、メリハリのある空間に仕上がった実例です。こちらのリビングでは、ナチュラルカラーで統一した家具を中心に、鮮やかなブルーのソファを設置しています。

少し個性的にしたいという場合は、ラグの色をアクセントカラーにするのもおすすめです。安価なラグであれば、気分によって気軽にに変更することができるでしょう。

ゼヒトモでおすすめ!インテリアデザインのプロ

縦長リビングをおしゃれにレイアウトするには、家具の配置や動線の工夫が欠かせません。でも、「どこに何を置けばいいのかわからない……」と悩むこともありますよね。

そんなときは、プロの力を借りるのがおすすめ。ここでは、理想の空間づくりをサポートしてくれるインテリアデザインのプロをご紹介します。

エピカデザインハウス

エピカデザインオフィス
写真:エピカデザインオフィス

「日常にエピックな瞬間を」をコンセプトに、インテリアコーディネートをはじめ、リフォームや造作家具の製作、整理収納のアドバイスなど、多岐にわたるサービスを展開するデザインスタジオです。

インテリアコーディネーターや色彩検定2級、ホームステージャー2級などの資格を持つプロが在籍。お客様の家族構成やライフスタイルに合わせて、ワンストップで空間をアップデートするお手伝いをします。

<口コミ>
Man***さん(2024/09)
ハウスクリーニング
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
最初の打ち合わせから丁寧にヒアリングを重ね、私たちが思い描いていた空間のイメージを的確に汲み取ってくださりました。
特に、細部にまでこだわった装飾や色使い、そして利用者の快適性を考えた配置には感動しました。
おかげさまで、スペースを訪れるお客様からも「とても素敵で過ごしやすい」と好評をいただいております。

梅本 靖子さま

写真:梅本 靖子さま

ボヌール・ブッソールは、東京都江東区豊洲に拠点を置くインテリアコーディネート業務を専門とする会社です。窓まわりや壁紙といった内装デザインや家具の選定などの依頼を多く請け負っています。

都内近郊であれば、ヒアリング、ショールームへの同行、家具の搬入日などの調整します。「忙しくて時間がない」「希望のイメージはあるけど、具体的に何を買えばいいかわからない」という方は、戸建てやマンションに入居するタイミングでトータルサポートも可能ですので、お気軽にご相談ください。

<口コミ>
ゲストさん(2020/04)
インテリアデザイナー
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
小学校入学にあたり、子供部屋の家具のコーディネートをしていただきました。
私達の希望を汲み取って、とても素敵なお部屋にしていただきました。 子供が大きくなってもずっと使い続けられるような家具を選んでいただいたので大切に使っていきたいと思います。

アマラインテリアス

アマラインテリアス
写真:アマラインテリアス

アマラインテリアスは、東京都を中心に関東圏でインテリアコーディネートや家具販売サービスを展開する会社です。アメリカでインテリアデザインを学び、家具開発や海外ブランドのバイヤーとしての経験を持つ代表が手掛ける、海外風のインテリアコーディネートを強みとしています。

インテリアを通じて、お客様のQOL(生活の質)向上をサポート。そのほか、リフォーム・リノベーションの相談も承ります。

Before

Before

After

After

建物形態 戸建て
施工場所 家具・カーテン・照明のコーディネート提案、押入れ部分の内装工事
施工期間 1か月
施工費用 3部屋で家具含めて1,000,000円弱
地域 東京都新宿区

Mysig Interior

写真:Mysig Interior

Mysig Interior(ミューシグインテリア)は、東京都大田区を拠点とするデザインスタジオです。「Mysig」とはスウェーデン語で「居心地の良い空間」を意味し、その名のとおり、心地よい部屋づくりをサポートします。

お手持ちの家具に合わせたインテリアコーディネートにも対応。3Dパースで、間取りのイメージを作成します。丁寧にヒアリングし、「部屋のインテリアを考える時間がない」「家具選びに迷っている」といったお悩みを持つ方に最適なプランを提案します。

<口コミ>
M様さん(2024/10)
インテリアデザイナー
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
新築のLDKのインテリア提案をお願いしました。
心機一転でほとんどの家具を入れ替える予定で、何も無い状態から提案いただきました。自分ですべて考えて家具を揃えるのは本当に大変だと思うので、理想のインテリアを提案していただき有り難かったです。
生活動線を妨げないように工夫したり、子どもが汚しても洗えるなど、単に素敵な家具を提案するだけではなく、その後の生活も配慮していただき、とても嬉しかったです。
ありがとうございました!

株式会社GRACHIC

株式会社GRACHIC
写真:株式会社GRACHIC

株式会社GRACHICは、東京と軽井沢を拠点に、住居・店舗・オフィスビル・別荘などのインテリアデザインを手がける会社です。米国デザイナー協会に所属する唯一の日本在住インテリアデザイナーである代表は、日本独自の文化とニューヨークで培ったデザインスキルを融合させ、モダンでエレガントな空間を提案します。

海外の高級ホテルで使用される家具や建材を直接輸入し、中間コストを抑えて提供できるのも同社の強み。一般の方向けにインテリアレッスンや自宅展示会、セミナーなども開催しています。

<口コミ>
Mさまさん(2024/08)
インテリアデザイナー
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
日本と欧米、双方の「暮らし方」や「家の在り方」に精通している先生で、こちらが何を希望しているのかを熱心に把握して、的確な提案をしていただきました。
お会いする度に学ぶことが多く、私のセンスもUPしたように感じています。 ご一緒していた時間は、とても貴重な楽しい時間でした。
先生にデザインして頂いた美しい空間を、これからも楽しんでいきたいと思います。

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本記事では、縦長リビングのレイアウトのポイントやおすすめアイテム、おしゃれな実例についてご紹介しました。導線や視線の抜けを意識することで、実用的でスタイリッシュな縦長リビングに仕上げることができます。

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