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  6. 【徹底検証】外壁塗装は必要ないのか?外壁の危険信号ランキングと塗装業者の選び方
2022/04/15 2022/11/08

家の外観が汚れてきた。外壁にヒビが入ったのを見つけた。家を建ててからかなり年数が経ってきた。

この3つのどれかに当てはまれば、この記事を読んでいるあなたは外壁塗装を考えている人かもしれません。外壁塗装は費用がかかりますし、信頼できる業者に依頼したい工事です。

そこで、この記事では外壁塗装のメリットと外壁塗装が必要になるチェックポイント、外壁塗装を依頼する際の注意点、外壁塗装の種類とその費用の4点について取り上げます。また重要な内容を外壁塗装のプロである【Re makeの新浪勇貴】様にインタビューしてきました。

【監修】Re make     新浪勇貴様

目次

近頃、外壁塗装する人が増加中! その理由は?

外壁塗装が増えている

最近では、外壁塗装を早めにする人が増加しているようです。

その理由は、おうち時間の増加で、家の居心地や家自体を重視する人が増えてきたことと、外壁塗装の費用が以前より安くなっているからです。

おうち時間の増加で家全体をアップグレード

コロナの影響によって、自宅で過ごす時間が多くなりました。その結果、家をキレイで、オシャレにしたいという人が増えています。外壁塗装は家を保護するだけでなく、外観を色やデザインでオシャレにすることもできるので、外壁塗装の人気が高まっています。

外壁塗装の費用が以前よりも低価格に

外壁塗装で必要な塗料の品質が上がり、値段も安くなってきました。10年〜20年前は、フッ素が最高級塗料で、この塗料を使用すると外壁塗装の総額が150万〜200万円程度が相場でした。現在は100万〜150万円程度でフッ素以上に耐久性のある無機塗料を使用した外壁塗装ができるようになりました。

また小さい家であれば100万円以内でも、十分な品質の外壁塗装ができるようになりました。以前よりも価格面でのハードルが下がってきたことで、外壁塗装をする人たちが増えています。

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【2022年度版】外壁塗装の費用相場はどのくらい?坪数ごとの平均価格を解説

外壁塗装が必要な外壁の危険信号ランキング

外壁塗装が必要な外壁

外壁塗装が必要な瞬間はいつなのか?

自分でもできる外壁の状態チェックを、危険度順に紹介していきます。

【外壁の危険信号、第1位】シーリングがない、めくれあがっている

上の写真のように、壁の間をつないでいるゴムのようにやわらかい部分をシーリングといいます。この部分がない(壁の中の金物が見える)、またはめくれあがっている場合には、外壁塗装をすぐに検討しましょう。

その理由は外壁の劣化の状態が分かるのもありますが、雨漏りを起こす危険性が高いことを示すサインでもあるからです。このシーリングは屋根などに雨漏りを防ぐためにも使用されており、その部分のシーリングも劣化している可能性が高いと考えられます。

【外壁の危険信号、第2位】外壁を触ると粉状になった塗料が付く

外壁を触ると、ガードレールを触ったように粉がつかないでしょうか?これはチョーキング現象といって、外壁塗料が劣化していることを示すサインです。

緊急性の高い状態ではありませんが、外壁がダメージを受けているということは、このまま対処しないと家の内部の柱や壁などにダメージがいくことになります。そうならないためにも、外壁塗装のための準備を着々と進めておきましょう。

【外壁の危険信号、第3位】前回の外壁塗装から10年経過している

外壁塗料の寿命は10〜15年です。外壁塗料によっては20年以上持つものもありますが、一度外壁の状態を確認してみましょう。上の2つの危険信号、シーリングの状態とチョーキング現象が起きていないかを確認するタイミングとなることを頭に入れておきましょう。

外壁塗装は定期的に必要!外壁塗装の4大メリット

外壁塗装は必要か

定期的に外壁塗装をして外壁の品質を維持することには、主に4つのメリットがあります。

  1. 外壁の保護
  2. 外観の維持
  3. 遮熱・断熱効果
  4. 虫よけ効果

以上の4つが外壁塗装のメリットです。順に細かく説明していきます。

①外壁の保護

外壁塗装をすることで、外壁材の耐久性を高めます。外壁は紫外線を浴び、雨風を受け、徐々にダメージを負っていきます。

お住まいの周りの環境に応じて、適切な塗料を選ぶことも大切です。塗料によって防水に強いタイプや、カビに強い、UVカット機能がついているなどさまざまな特徴があります。

②外観の維持

前回の塗装から10年以上経ってくると、外壁がダメージを受けているように感じ始めます。外壁塗装をすることで、家は新築同様の外観に復活します。 また外壁塗装をするタイミングで、外壁のデザインを変えることもおすすめです。特にデザイン塗装は普通の家とは一味違うオシャレさを演出してくれます。

このデザイン塗装は職人さんの腕によって、差が出てきます。後ほど腕のいい職人さんの見分け方を紹介します。

③遮熱・断熱効果

塗料の性能によって、家を遮熱・断熱できるようになります。

遮熱塗料の場合、太陽光など外からの熱を家に伝えにくくします。遮熱することで、塗装自体のダメージを軽減します。そのため塗装が長持ちします。

断熱塗料の場合、外部と内部の間で起きる熱の伝達を遮断できます。そのため冬であっても熱が外に逃げることなく、室温が年間を通して安定し過ごしやすい住環境に変わります。

断熱塗料の方が遮熱塗料よりも高額ですが、1年中快適に過ごしたい人にはおすすめです。

④虫よけ(シロアリ)効果

塗料によっては、家に虫が寄ってこないようにします。特に木造の家に住んでいる方は、シロアリ対策のための塗料を選ぶといいでしょう。シロアリ対策用の薬剤の入った塗料によって、シロアリ被害を食い止められます。

また木造住宅の中でも、基礎と呼ばれる一番下にあるコンクリートの部分の高さが低い家は要注意です。シロアリが侵入しやすいからです。外壁塗装でシロアリ対策を万全にしましょう。

シロアリ以外にも蚊が寄ってこなくなる塗料等いろいろな種類があるので、外壁塗装を依頼する時に職人さんに相談するといいでしょう。

外壁塗装をするときの注意点とその対策

外壁塗装の注意点

外壁塗装をするときには、注意しなければならないポイントが5つあります。この5つの注意点と対策を紹介します。

洗濯物が干せない

外壁塗装のために窓やドアに養生をし、家の周りに足場を組むため、洗濯物を外で干しにくくなります。そのため、外壁塗装の期間は洗濯物を家で干せなくなると思っておきましょう。 窓を養生した日から塗装が完了するまでは、室内干しになります。

窓が開けられない

窓を養生して塗料が付かないようにします。養生すると、窓が開けられなくなり、換気ができなくなります。湿気のこもりやすいお風呂場やキッチンはいつもよりも換気扇を回して、換気するようにしましょう。

もしもお風呂場などに換気扇がない、あまり機能しないといった場合には、職人さんに相談してみましょう。窓が開閉できるように養生することもできます。

足場に許可なく登らない

足場に勝手に上るようなことは、危険なので絶対にしないでください。

外壁の状態の確認などどうしても足場に上りたい場合には、職人さんと一緒に上るようにしましょう。

吹き付け塗装の際に、塗料が飛ぶ

スプレーで塗装すると、霧状になった塗料が風に流されて飛んでいく可能性があります。飛んで行った塗料が隣家の車などを汚してしまい、トラブルになることもあります。

職人さんがスプレーを使って塗装している場合には、塗料が飛んでも大丈夫な対策をしているか聞いてみましょう。足場にブルーシートのような通気性の低いシートを貼っている、風がないタイミングで施工しているなど具体的な対策をしているかどうかは、トラブルを未然に防ぐためにも非常に重要です

悪質な業者に依頼する

悪質な業者に依頼すると、仕上がりの悪い塗装や、高額な塗装費用を請求されてしまいます。このような業者に頼まないようにするためにも、悪質な業者の見分け方と腕のいい業者の見分け方をしっかりと理解しておきましょう。

必要な時期の外壁塗装を先伸ばしにしがちな理由は?

外壁塗装安い

外壁塗装をしなければならないのに、放置してしまうという人もいます。ひどいケースでは雨漏りがし始めてから、外壁塗装を依頼する人もいます。外壁塗装を依頼するのを躊躇してしまう理由は、次の2つです。

金銭面の問題

金銭面の問題で、外壁塗装を依頼するのを躊躇してしまうようです。しかしこれは逆効果で、早めに依頼をした方が安くなります。

その理由は、雨漏りなどによって、本来外壁より守られているはずの家の内部にダメージを与えてしまうからです。こうなると、内部の修繕などにお金がかかるようになります。

外壁を軽視

何か起きるまで何もしないという安易な考え方をしていることで、外壁塗装を適切なタイミングで行う機会を逃してしまっているケースも多いそうです。

外壁から危険信号が出ているのに、それを見過ごしてしまっていることで雨漏りやシロアリなど家にとって重大なダメージを与える危険性を高めています。

悪質業者を見分けるための、4つのポイント

外壁塗装の悪徳業者の見分け方

満足の行く外壁塗装をするためにも、悪質な外壁塗装業者に依頼しないようにしましょう。見分けるポイントは以下の4つです。

①あまりにも安すぎる価格

外壁塗装の費用が80万円よりも安い場合には、注意が必要です。価格を安くするために、適正な塗装工程を無視して、品質よりもスピードを重視している。または在庫の塗料を使用しているかもしれません。

安くする業者に依頼すると起こるトラブル

スピードを重視するあまり塗料を塗りやすくするために品質がキープできないほどシンナーで薄めている場合があります。また在庫だった塗料の使用期限が切れていても、価格を安くするために使用するケースもあります。

このような方法で外壁塗装をすると、塗装の寿命が5年、早いと3年で終わることもあります。後々になってトラブルにならないように、安さの理由を業者から説明を受けておきましょう。

②高すぎるぼったくり価格

外壁塗装の費用が200万円以上の場合は、価格が高すぎるかもしれません。大きな家であればその分塗装する範囲が大きいため、200万を超える可能性がないわけではありません。

しかし最高級塗料で見積もりを依頼して、一般的な大きさの住宅で200万円以上請求されたら、怪しい業者の可能性があります。このようなトラブルに巻き込まれないためにも、複数の業者から見積もりをとるようにしましょう。

③訪問業者

訪問業者に外壁塗装を薦められたからといって、すべて悪質だと決めつけることはできません。ただ、住宅相談統計年報2021によると、リフォーム関連の訪問業者とのトラブルが毎年600件程度報告されています。

訪問業者がきたら、本当に誠実な業者なのか、それとも悪質な業者なのか、慎重にならなければなりません。少しでも心配が残るようなら、契約前に他の業者と比較したり、口コミを調べるなどの対策をしましょう。

【出典】住宅相談統計年報2021

④薄利多売で外壁塗装を請け負う業者

薄利多売の方法で商売をしている外壁塗装をしている業者は、売上重視で十分な品質を保っていない場合があります。薄利多売の業者は、完全自社施工と宣伝していても、実際、営業は自社でやるけど、実際の施工は下請けに任せている場合があります。

安い金額で請け負った下請け業者が品質の責任を問われることが少ないため、利益を重視して品質を下げてしまう可能性もあります。しっかりときれいで長持ちする外壁塗装をしてもらいたい方は、職人直営店など、技術を重視した塗装業者に依頼しましょう。

腕のいい業者を見分ける、3つのチェックポイント

腕がいい外壁塗装業者の見分け方

腕のいい業者を見分けるための、ポイントは3つです。順に紹介していきます。

①国家資格:一級塗装技能士(建築)の資格を持っている業者を選ぶ

実は外壁塗装を行う職人の9割はこの資格をもっていません。高い技能を持った職人と判断するには、その職人さんが一級塗装技能士(建築)の資格を持っているか聞いてみましょう。

一級塗装技能士とは、厚生労働省国家資格の1つで高い塗装技術・知識を持つことを証明する資格の1つです。

7年以上の実務経験が受験資格として必要になるため、この資格を持つ人は塗装に関しての経験値も高いです。また国が定めた厳しい技能試験に合格する必要があります。

一級塗装技能士が現場で作業をしてくれるような業者に依頼すれば、確実に満足のいく外壁にできます。資格を持っているか確認したいときは、ライセンスパスポートを見せてもらいましょう。

②デザイン塗装の引き出しが多い業者を選ぶ

デザイン塗装は職人の腕によって差が出やすい塗装方法です。多くの経験と高い技術がないと、施工できるデザイン塗装の幅が狭くなってしまいます。

デザイン塗装で使用する塗料には、許可が必要な場合もある

デザイン塗装用の塗料によっては、塗料の会社から認定を受けていないと使用できないものもあります。普段見かけたことがないようなデザインの施工実績があるような業者は、高い技術を持っていることが分かるサインです。

③見積もりを複数とって比較する

見積もりを複数の業者からとって比較しましょう。多くの業者は無料で見積もりをしてくれます。1つの業者にこだわらず、比較・検討して腕のいい業者に依頼しましょう。

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【道具別】外壁塗装で職人ごとに差が生まれるポイント

外壁塗装の道具

外壁塗装では大まかに3つの道具を使い分けます。ローラー、ハケ、スプレーガンの3つです。この3つの道具の使い方に職人さんのスキルの差が生まれています。順に確認していきましょう。

職人のスキルで差が出るローラー

ローラー 塗料

塗料の付いたローラーでコロコロと壁を塗装していく塗り方です。一見簡単そうに見える塗り方ですが、耐久性も外観にも大きな差が出てきます。

綺麗な外観にするためには、ムラが出ないようにしなければなりません。そのためにローラーで十字を描きながら、縦にも横にも塗ることが必要になります。こうすることでムラがなくなります。そして塗料の厚みが均等になるので、全体的に耐久性が高くなります。

業者によっては縦方向にしか塗装しない人もいます。この塗り方だと、ムラができ、外壁の耐久性にばらつきが出ます。本当なら20年以上持つ塗装のはずが、本来の耐用年数の半分ほどで外壁に異変が起き、ムラが出てきます。

普通の塗装屋さんが塗ったものは10年、丁寧に塗った職人さんは11年、12年、一年でも二年でもちょっと長持ちしたりっていうのが本当に分かりやすく現れます。

失敗しない良い塗装をするには、当たり前に日数がかかります。スピードの早い業者よりも念入りに塗装してくれる業者に依頼することを、必ず心がけましょう。

細かいところを正確に綺麗に塗装するハケ

ローラーで塗り込められない細かい部分を塗装する場合には、ハケを使います。この部分も職人のスキルに差が大きいです。

職人の技術は塗ってつなげるときの繋げ方が違います。同じ方向でできる限り一筋に仕上げるといった基準が肝です。その塗り方を無視すると、ハケの塗り継ぎができます。

また冬になると、材料が固くなりすぎて過度に伸ばしてしまう業者がいます。そこは水やシンナーによる希釈に頼らず、お昼の温度が上がる時間にたくさん塗ろうとか、そういうことを考えられる職人さんは失敗が少ないです。

一気に壁を塗装できるスプレー吹き付け

スプレーガンで吹き付けることで、一気に塗装できるのがスプレー吹き付けです。吹き付けでもムラが出てしまうそうです。

塗装は塗りを繋げるときに、塗り重ねムラが出る可能性があります。特に一番出やすいのが足場によって、塗装を塗り繋げるときです。

例えば足場が三段あるとして、一番上の段を吹き付けます。そして下の段にいくときに、乾燥する前にちゃんと繋げたりだとか、目地とかで切るとか、ちゃんと養生して切るとかさまざまな対策をしているかどうかが鍵です。これはローラー塗装でも同じです。

足場の段差でムラができやすいので、吹付の時に自分が機械のようにまっすぐ動くとか、そういう動きが現場では要求されます。遠くから見ると簡単そうに塗装しているように見えますが、実は細かい作業が必要です。

外壁塗装で使われる塗料

外壁塗装の塗料

外壁塗装で使われる塗料にもいろいろな種類があります。順に外壁塗装に使われる塗料について、紹介していきます。種類を理解することでご自身にあった外壁塗装を依頼しましょう。

下塗り材:塗料のノリを決める

外壁の種類によって、塗料を長持ちさせる下塗り材が変わってきます。一般的な家は窯業系や金属製のサイディングボードと呼ばれる外壁材か、コンクリートで作られたALCと呼ばれる外壁材が外壁に使われています。

外壁の素材によって正確な下塗り材を決めなければなりません。外壁の素材が他の家と比べて特殊だと感じる方は、しっかりと外壁材を判断できる職人さんに依頼しましょう。

クリア塗料:クリア塗装で使用される

クリア塗料とは今の外壁のデザインを残す工法であるクリア塗装に使用される塗料です。クリア塗装をすることで外壁のツヤ出し、外壁の保護ができます。

今の外壁のデザインが好きでクリア塗装をしたい人は、外壁がダメージを受ける前に業者に依頼しましょう。クリア塗装は外壁の補修まではできないので、家を建ててから10年までには行うようにしましょう。

シリコン塗料:コスパ最強の塗料

価格を抑えながら、外壁塗装をしたい人はシリコン塗料を選ぶとよいでしょう。外壁塗装をするにはまとまったお金が必要になります。

今お金がないからと放置してしまい、外壁の状態が悪くなってくると雨漏りなど外壁以外の補修工事もしないといけなくなるかもしれません。このような状態になるぐらいなら、価格を抑えながら外壁の保護のためにシリコン塗料で外壁塗装をしましょう。

無機塗料:耐久性バツグン

塗料に炭素を含んでいないため、紫外線からのダメージを受けにくいのが、無機塗料の最大の魅力です。耐久性が高く、塗装してから20年近く持つほどです。また藻や苔が繁殖しにくいため、長い間、綺麗な外観を保てます。

値段は少し高いですが、外壁塗装を1回しなくてもよくなるため、トータルで考えると安く済みます。

断熱塗料:断熱効果を高める

断熱効果を高めて、家の中を快適な室温で保ちたいなら断熱塗料を選びましょう。耐久性も高く、15年近く保てます。

無機塗料と同様、料金が高いですが、空調にかかる電気代の削減もできます。エアコンの効きが悪く、外壁もダメージを受けているようであれば、断熱塗料が最高の選択となるでしょう。

外壁塗装の料金相場と期間

外壁塗装の種類を紹介してきましたが、外壁塗装の種類別の料金相場と期間をまとめました。財布と相談しながら、満足できる塗装方法を見つけましょう。

外壁の状態をキープするクリア塗装の料金と期間

クリア塗装の料金は、クリア塗料の耐久性によって変わってきます。

耐久性が

10年であれば、約80万~100万円。

15年であれば、約100万~130万円。

20年であれば、130万~160万円です。

期間は天候や季節、工事内容にもよりますが、全工事期間は3週間〜4週間程度です。

一般的な外壁塗装の料金と期間

一般的な外壁塗装では、下塗り材を塗ってから上塗り塗料を2回塗装をしていく方法です。料金や期間は、家の大きさと使用する塗料によって大きく異なります。

小さめの家であれば60万円台から施工できます。大きな家であれば、190万円程度です。

また塗料にもよって料金が変動します。無機塗料などの高品質な塗料を使用する場合は大きい家で200万円程度、通常の家だと150万円前後です。

正確な料金を知りたい場合には、家の状況によっても変化するため見積もりをとりましょう。

期間は3~4週間です。この期間も天候や季節によって変動はあるので、+ 1週間程度は長くなるかもしれないと思って予定を立てると余裕が生まれます。

見積もりで注意しないといけないポイント

見積もりで注意するポイントは、工事料金をトータルで判断することです。

塗装自体の金額は全体の工事料金からすると安いです。見積もりで外壁の塗装っていう項目は30万円から70万円程度です。ただ他にかかる料金には足場代、シーリング代、あと補修とか高圧洗浄とかそういうのが加わって、合計で60万~190万円になります。

外壁塗装の項目だけだと、100万円以下なのが大半です。そこをピックアップしてアピールしてくる業者もいるので、工事のトータルでいくらになるのかまで見積もりを出してもらいましょう。

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外壁をオシャレにするデザイン塗装の料金と期間

デザイン塗装の料金はおうちの大きさや、全面やるのか部分的にやるのか、外壁の状態によっても変化します。一般的な家の大きさであれば、130万〜150万円程度で、大きい家だと150万円超えになります。

安くデザイン塗装をしたい場合であれば、耐久年数は10〜15年ほどになりますが、シリコン塗料を使用したデザイン塗装、もしくは外壁の一部分だけをお願いしましょう。 例えば、二階部分とか、外壁の部分は単色塗りつぶしで玄関のところだけデザイン塗装したいっていう場合には100万円台前半で抑えられます。

期間は一般的な外壁塗装に比べて手間がかかるため、3.5週間~1か月程度です。長くなる理由は、塗装する前に養生テープを貼る作業や、デザインをつける作業の前にも全体的な仕上がりのバランスを考えて、目地・窓周り、シーリング部分の化粧養生をします。

美しい外壁にするためには、この一手間が欠かせません。

快適な室温を保つ断熱塗装の料金と期間

断熱塗料は、通常の3回塗り仕上げとは別で、汚れをつきにくくするために最後に保護塗料を塗る4回塗り仕上げをする場合があります。また厚みが出るように塗料を塗る必要があるため、その分塗料代がかかります。

小さな家でも100万円以上、大きな家では180万円ほどになります。

期間は3.5週間〜1か月程度です。断熱塗装は一般的な外壁塗装よりも厚めに塗料を塗るために、ゆっくり慎重に作業を進めています。そのため少し期間が長くなっています。

外壁塗装の費用と期間の早見表

外壁塗装の種類に応じた費用と工事期間を、表にしてまとめました。表を見ながら、自分にあった外壁塗装はどれか、検討してみましょう。

塗装方法費用工事期間
クリア塗装80万~160万円3週間~4週間
一般的な外壁塗装60万~190万円3週間~4週間
デザイン塗装120万円~180万円3.5週間~1か月
断熱塗装100万~180万円3.5週間~1か月

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ゼヒトモで外壁塗装を依頼

外壁塗装は職人さんの腕によって、差が出ることは分かった。だけど、腕のいい職人さんをどう探したらいいか分からない。この悩みを解決するために、ゼヒトモで外壁塗装のプロを探してみませんか?

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依頼した方の声

<口コミ>
1年前に外壁塗装と光触媒コーティングをお願いしました。1年経ちましたが今でも塗りたてみたいに綺麗な状態です。同じ時期に塗装したご近所さんの家と比べると歴然とした差があります。光触媒ガラスコーティングおそるべし。

<口コミ>
この度は、お世話になりました。 最初はペンキなんて何処でしても一緒だと思っていましたが、耐久年月、塗り方、材料選びなど、素人では、気が付かないような事を、丁寧に説明して頂いて、様々な選択肢の中から自分で決めたって事もあり、出来上がりは勿論ですが、大満足です。 又機会があれば宜しくお願いします。

<口コミ>
真夏の暑い中、数日にわたり外壁塗装を行っていただきました。丁寧に手塗りで行い、見栄えも大変良く、実家が新築戸建のようになりました。とても感謝しています。また、不具合があれば、お願いしたいと思います。本当にありがとうございました。

最後に、専門家からのコメント

安かろう悪かろうの塗装は絶対にしないで下さい!

  • 値段の安さ
  • 営業マンの人柄の良さ
  • 会社の規模の大きさ
  • 過度なサービスの魅力

この4つは、検討材料のほんの一部にしてください。

塗装工事の根本は”信用出来る技術を買っていただく”事に有り、全ての品質の上下は”現場で塗る職人”に品質の良し悪しの全てが掛かっています。

資格が無くても出来る業種だからこその低品質な塗装工事店が多く、知識の無い一般の方を狙い、多くの方が低品質塗装・施工不良の落とし穴にはまっています。

塗装店に工事を依頼する時には、現場に入る職人の資格証(一級建築塗装技能士 ライセンスパスポート)を提示して貰いましょう。

今後は、塗装も国の定めた厳しい国家試験に合格した”塗装を深く追求している者”にお願いすることがキーポイントになって来ると思います。

本当にお家の事を大切に思うなら、是非参考にして下さい。

取材協力・記事監修いただいた専門家

Re make:新浪勇貴様

国家資格 一級建築塗装技能士

他 建築資格・免許を多数持つ。

15歳から建築業に携わり、スーパーゼネコン大林組や竹中工務店、清水建設、大成建設 等の協力店として25年従事。

現在は、自社元請け 塗装職人直営施工店として、一級建築塗装技能士が塗る塗装店を誇りに一般住宅塗装工事を請け負う。

トヨタホームの塗り替え優良施工店も担当。

▶新浪様のプロフィールはこちらから

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