使い勝手の良いシンプルなキッチンにするなら、思い切ってリフォームしてみてはいかがでしょう。今回は、キッチンリフォームにかかる工期や費用などを解説します。業者を選ぶポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
株式会社ファンタジスタ
無印のようなシンプルなキッチンリフォーム
キッチンは毎日使うものなので、シンプルなあつらえにしたい方も多いでしょう。動線を考えて必要な設備を配置したシンプルなキッチンは、ストレスなく調理ができてとても便利です。
無印良品のように無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインは飽きが来ないので長く使うことができます。また、料理器具や調理家電などの配置で自分好みの空間を作れるのもポイントです。
DIYでシンプルなキッチンに
自分でリフォームすることにより、費用を抑えて自分好みのデザインに仕上げることが可能です。 アイデア次第でさまざまなリフォームを楽しめるDIYですが、自分でリフォームできる箇所と避けるべき箇所があります。 思わぬトラブルにつながることがあるので、しっかり確認してから施工しましょう。
自分でできるリフォームの例:壁や収納
自分でリフォームできる箇所には、壁や収納スペースがあります。壁のDIYで簡単な方法は壁紙を張り替えることであり、壁は面積が広いため、壁紙を変えるだけで大きく雰囲気が変わります。
ただ既存の壁紙の上から新しい壁紙を貼ると、剥がすときに元の壁紙も剥がれてしまうかもしれません。 このような場合は、粘着力が弱いマスキングテープを使用するのがおすすめです。壁側にマスキングテープを貼り、その上から両面テープを同じように貼っていきます。この方法であれば、元の壁紙が剥がれたり傷つけたりする心配はありません。
また、収納スペースも自分で手軽にリフォームできる箇所です。特にキッチンは調理器具や調理家電など収納するアイテムが多いため、空間の雰囲気を壊さず収納したいなら突っ張り棒などを使用してDIYすることもできます。
自分でできないリフォームの例:シンクやガスコンロ
キッチンのDIYで避けるべき箇所は、シンクとガスコンロです。シンクは、天板とビス留めされていることが多いので、交換作業は非常に難しいでしょう。またシステムキッチンの場合、組み立てには専門的な技術が必要ですので、施工業者へ依頼することをおすすめします。
また、コンロをリフォームする際にはガス管を接続する必要があります。ガス管の接続は専門的な資格を保有する人しか取り扱えないため、自分でリフォームするのは危険です。 無理に自分で行おうとすると、ガス漏れなどを引き起こして大事故につながる可能性もあります。
コンロをリフォームしたいときは、必ず専門業者に依頼しましょう。
プロに依頼してリフォームする
キッチンのリフォームを業者に依頼すると、費用がかかるので躊躇する方もいるでしょう。ただプロに依頼してキッチンをリフォームすることで、さまざまなメリットを得られます。
たとえば、リフォーム業者のなかには、デザイナーや建築士など専門知識を持つスタッフが在籍していることも多いです。 特にキッチンのデザインに迷っているなら、担当者に相談しながら方向性を決められるのは嬉しいポイントでしょう。
また、ほとんどの業者ではアフターサービスが用意されています。リフォーム後に何か問題が起きてもすぐに対処してくれるのも、業者に依頼する大きなメリットです。 その上でここからは、キッチンをリフォームする流れや費用相場、リフォームにかかる工期について解説します。リフォーム業者を選ぶときのポイントも紹介するので、業者選びの参考にしてください。
リフォームの流れ
キッチンのリフォームを業者に依頼する場合は、まず業者選びから始めましょう。地元密着型の小規模な会社から、大規模なリフォームを得意とする会社まで、さまざまな業者があります。
リサーチして、いくつかの候補を挙げましょう。 その際に押さえておくべきポイントは、事業者団体への加盟や建設業許可の登録、リフォームの得意分野です。
また多くの業者はアフターサービスを提供しているため、施工後も長い付き合いが予測されます。何か問題が起きたときはすぐに対応してもらえるように、自宅から近い業者を選びましょう。
業者が決まったら、相見積もりを依頼しましょう。費用やサービス内容が記載されているので、比較検討して依頼する業者を選びます。リフォーム業者と契約したら、リフォーム工事の開始です。
リフォームにかかる費用
シンプルなキッチンのリフォームにかかる費用は、以下のとおりです。
タイプ | シンプルなデザインの場合 |
I型 | 50万~80万円 |
L型 | 65万~90万円 |
対面型 | 70万~100万円 |
アイランド型 | 100万~130万円 |
キッチンのリフォームにかかる費用は、タイプによって異なります。I型とは、コンロやシンク、調理台が一列に並んだキッチンのことです。キッチンレイアウトのなかでもよく使用されています。 L型は、上から見たときにアルファベットのLの形になっているデザインのキッチンです。
移動距離が短いので、効率よく調理できるメリットがあります。 対面型は、リビングやダイニングに対面する開放的なキッチンのことです。家族や友人と、会話しながら調理ができる特徴があります。
アイランド型は、壁から離れて島のような形をしたキッチンのことです。開放感のあるデザインで、おしゃれなキッチンに仕上げたい方に適しています。
リフォームにかかる工期
シンプルなキッチンにリフォームするためにかかる工期は、工事内容によって変わります。
工期の目安 | 水が使えない期間 | |
キッチン交換 | 2~4日 | 1〜2時間 |
キッチン交換+内装 | 2〜6日 | ー |
位置変更 | 5日〜 | 1〜4時間 |
こちらの工期はあくまで目安であるため、依頼する業者によって前後する場合があります。工事内容によっては大きな音が出ることもあるので、気になる方は事前に確認しておきましょう。
業者を選ぶときのポイント
多くのリフォーム業者があるので、何を基準に選べばいいか分からない方も多いはずです。選び方を間違えると、理想のキッチンに仕上がらないこともあるため、注意して選ぶ必要があります。業者選びで押さえておきたいポイントは、以下のとおりです。
- 業者のタイプ
- 業者の特徴
- 信頼性(実績)
- 保証
業者によって得意分野が異なるため、どのようなタイプの業者に依頼するかが重要なポイントになります。ただ安い費用で施工したいなら、リフォームを得意分野とするリフォーム専門店がおすすめです。
リフォーム業者によって、それぞれ特徴が異なります。たとえば、価格が安かったりデザイン力に優れていたり品質が良かったりなどさまざまです。どのような特徴があるのかリサーチして、その特徴を踏まえたうえで選ぶことが大切になります。 最後は、信頼性(実績)と保証です。リフォーム業者にどのような実績があるのか確認しましょう。
業者によっては、公式サイトにリフォームした事例が紹介されています。自分の好みに近いかどうかも確認できるため、事前に見ておきましょう。 またリフォーム業者によっては、アフターサービスや保証制度を設けるところがあります。
特に初めて依頼する場合は、どんなに実績があっても不安に感じることもあるはずです。アフターサービスや保証制度があれば、何か問題が起きたらすぐに対応してもらえます。
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監修プロのコメント
キッチンリフォームでは、新しいキッチンに取り替えるだけではなく、
・清掃性
・調理性能
・収納力
・デザイン性
を意識しながら、作業スペースや家事動線の確保などを検討しましょう。
また隣接するリビングやダイニングとの動線や、ライフスタイルに合わせてキッチンスタイルやレイアウトを決めることも重要です。
リフォーム業者を選ぶ際には、上記内容についてご相談や施工対応できる業者かどうかをポイントにしてみるのも良いでしょう。
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