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  6. 予算10万円からできる!格安でキッチンリフォームをかなえる方法
2023/02/21 2024/06/28

日々の暮らしの中で料理は毎日するからこそ、キッチンのメンテナンスはかかせません。しかし、キッチンをリフォームする場合、やはり気になるのは費用。できるだけ安い価格で施工したいと考えている方も多いでしょう。

本記事ではキッチンのリフォーム工事を格安で行うポイントについて、詳しく解説します。少しでも費用を抑えてキッチンをリフォームしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

【予算10万円】格安でできるキッチンリフォーム

キッチンリフォームと聞くと高額な費用がかかるというイメージがある方もいるかと思いますが、実は予算が10万円でも、素敵にリフォームすることが可能です。

例えばコンロやレンジフード、水栓、シンクなどは、10万円程度で交換することができます。

また、キッチンの扉の交換や、DIYで床や壁を張り替えることでも、費用を抑えつつもキッチンの雰囲気がガラリと変わります。

それでは理想のキッチンとなるよう、それぞれのポイントを確認してみてください。

ビルトインコンロの交換

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コンロやにはタイマーや自動消火、調理に合わせた温度調節機能、さらにはレンジフードと連動するものまで多くのオプションがありますが、基本的な機能のみのベーシックなタイプであれば、本体価格と施工費を合わせ、10万円以内でリフォームが可能です。

一方でオートメニューが搭載され、高級感のある天板素材などミドルグレード以上のタイプは15〜20万円程度が相場となるので、できるだけシンプルなものを選ぶと良いでしょう。

また、コンロからIHクッキングヒーターやIHクッキングヒーターからコンロへ変更する場合は設置工事や電気工事費用がかかるためリフォーム費用は高くなるので注意です。

【おすすめのビルトインコンロ】

スタンダードトップ PD-N36 | パロマ:90,310円

‐片面焼きグリルの付いた、シンプルなコンロ

参照:パロマHP

ホワロ ビルトインガスコンロ | リンナイ:88,000円

-両面焼きグリル+温度調節機能が付いた優れもの

参照:リンナイHP

レンジフードの交換

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システムキッチンとセットでなければ設置できないレンジフードもありますが、本体のみを取替えできるものもあります。費用は、本体価格・施工費込みで10万円前後が相場です。

レンジフードには、最新型でデザイン性の高いスリム型やコンパクトなフラット型、広く利用されているブーツ型があります。

スリム型は高機能なものが多く、またフラット型は天井が低くても対応できるというメリットがありますが、ブーツ型を選ぶと費用を安く抑えることができます。

しかし、ブーツ型は特にお手入れが必要になるという注意点も押さえておきましょう。

【おすすめのレンジフード】

VUA/VUSタイプ シロッコファン(排気タイプ)| タカラスタンダード: 48,500円

-梁があっても設置可能で、さらにお手入れも楽

参照:タカラスタンダートHP

BDA シリーズ スタンダードフード(シロッコファン・ブーツ型)| リンナイ:83,600円

-親水性コートでお手入れが楽に

参照:リンナイHP

水栓の交換

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水栓には、ストレートやダークネック、L字・U字からフレキシブル型といった形があります。それぞれデザインや小回りの観点から特徴が異なります。

また、デザインだけでなく、ホースが引き出せる、シャワーが切り替えられる、浄水器がついている、タッチレスなど多様な機能が存在します。

一般的な水栓であれば3〜5万円程度で、タッチレスなどの機能性の高い製品に交換する場合でも10万円以内で施工が可能ですので、使い勝手の良いものを選びましょう。

【おすすめの水栓】

キッチン用水栓金具TKS05301J | TOTO : 35,200円

-レバーで温度や水量を調節+お湯の無駄遣いを防ぐ

参照:TOTO HP

COULE シングルワンホールスプレー混合栓 K87120JV-13 | SANEI : 51,700円

-整流やシャワーの切り替えができ、ホースまで引き出せる嬉しい機能付き

参照:SANEI HP

シンクの交換

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シンクの交換は、基本的には10万円以内での施工が可能です。

シンクには、ステンレス、人造大理石、セラミック、クォーツストーンなどの種類の素材が使用されています。それぞれデザインや掃除のしやすさ、耐久性など特徴が異なりますが、安いのはステンレスタイプのものです。

ステンレスタイプは安いだけでなく、耐久性にも優れていて長持ちする、また手入れも楽、とメリットも多いため、デザインなどにこだわりがなければ、ステンレス製をおすすめします。

オーバーシンクの場合は、シンクのみの交換が可能ですが、セクショナルキッチンの場合は下台ごと交換となり、その分費用がかかる点を理解しておきましょう。

【おすすめのシンク】

Confy series 流し台 CFⅡ(デッキだし)| イースタン工業

-腐食に強いシンプルなシンク

参照:イースタン工業株式会社 HP

扉の交換

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キッチンの扉の色やデザインが変わるだけでも、キッチン全体の印象を変えることができます。扉の交換費用は、約5万円〜となり、費用は素材によって大きく変わります。

扉の素材には化粧シートや木材、メラミン化粧板、ホーロー、ステンレスなどがありますが、安く抑えるには化粧シートを選ぶのがおすすめです。

化粧シートは、あらかじめ木目調などのデザインがプリントされたシートを扉に張り付けるため、安く簡単に仕上げることができます。

デザインも豊富なため、お気に入りのデザインが見つかりやすく、人気な素材となっています。

一方で、シートである以上、年数が経ったり、水がかかったりすることで剥がれてしまう可能性もあることを理解しておきましょう。

DIYで床や壁紙を張り替える

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汚れやすい水回りの床材や壁紙の張り替えを自分でDIYするだけでも、リフォームの料金を抑えることができます。壁は最もDIYしやすい場所で、DIY用の壁紙も多く販売されています。マスキングテープと両面テープを組み合わせ、簡単に張り替えることが可能です。

床用のDIY商品も販売されているので、気になる方はチェックしてみましょう。クッションシートであれば簡単に貼れて掃除がしやすいためおすすめです。

キッチン回りの大部分を占める床や壁だからこそ、張替えるだけでキッチンの印象をガラリと変え、素敵なキッチンにすることができるでしょう。

キッチンリフォームの相場

ここまで、10万円でできるキッチンリフォームを紹介してきましたが、キッチン全体のリフォーム工事の相場は、総額150〜200万円程度です。施工内容や規模にもよりますが、150万円以下であれば比較的安く、100万円以下に抑えられれば格安価格といえるでしょう。

価格はキッチンの形状やサイズ、グレード、配管工事の有無、内装などによって異なります。デザインや収納力にこだわると高くなる傾向にあるので注意が必要です。

なるべく安くキッチン全体をリフォームするには?

キッチン全体が古くなり、まとめてリフォーム工事をしたい場合、価格は安く見積もっても100万円近くかかる可能性があります

できるだけ安く、デザインや収納も自分好みに施工したい場合には、下記5つの方法が考えられます。

  • キッチンの位置やレイアウトを移動しない
  • システムキッチンのグレードを下げる
  • アウトレット商品を利用する
  • 補助金を活用する
  • 水回りに強い業者に依頼する

安く施工するための5つの方法を詳しく解説します。

キッチンの位置やレイアウトを移動しない

キッチンの位置やレイアウトを既存のままにすることで、配管や電気配線の変更が不要になり、これに伴う工事費用を抑えられます。

また、位置やレイアウトの変更には、床の補修や壁の解体・撤去が必要になることが多く、これには高額な費用が発生します。

現状のレイアウトを維持することで、これらの大規模な工事を避けられ、リフォーム費用を大幅に抑えることが可能です。

システムキッチンのグレードを下げる

キッチンリフォームの施工で価格の多くを占めるのが、システムキッチンです。システムキッチンには様々なシリーズがありますが、グレードを下げ、できるだけシンプルにすると格安にすることができます。

とにかく安いシステムキッチンにしたい場合は、以下の2社がおすすめです。

ニトリBSライトプラン:249,000円〜・BS2プラン:299,000円〜
サンワカンパニープレーンKミディアム:129,820円〜グラッド45:359,100円〜

システムキッチンの相場は50万円前後ですが、ニトリでは必要な機能だけに絞ることで価格を30万円以下に抑えています

一方のサンワカンパニーは、ネット通販専門のメーカーです。キッチンの素材・形状・色の組み合わせが豊富であり、卸業者を通さないため格安でシステムキッチンをリフォームできます

大手メーカーにこだわりたい場合、シンプルグレードで比較的安いのは、以下のラインナップです。

LIXILシエラS:577,000円~
クリナップラクエラ:578,600円〜

システムキッチンはただ安さだけで選ぶのではなく、必要な設備や機能はあるかをチェックすることも大切です。

アウトレット商品を利用する

アウトレット商品は、通常、定価よりも大幅に割引された価格で提供されるため、リフォーム費用を大幅に削減できます。

アウトレット商品は展示品やシーズンオフ商品、過剰在庫品などが多く含まれており、これらは新品同様の品質でありながら、定価よりも安価で購入できます。

しかし、安く抑えられる一方、保証期間が短くなる場合もあるため、事前に保証期間を確認しておきましょう。

キッチンリフォームが対象の補助金を活用する

システムキッチンの施工などリフォームの内容によっては、国の補助金を申請できる場合があります。⼦育て世帯などの適用条件や対象となる工事内容が決まっており、該当する場合はリフォームの代金を大幅に抑えることが可能です。

また、自治体でも、キッチンリフォームを対象に補助金を支給しているところがあります。条件や補助金額などは自治体によってさまざまなので、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

【2022年度最新版】キッチンリフォームで利用できる補助金制度とは?

水回りに強い業者に依頼する

システムキッチンなどのキッチンリフォームを格安にするためには、水まわりに強く、自社で施工している業者に依頼するようにしましょう。

自社施工の業者は注文や仕入れ、在庫管理も自社で手配し対応するため、コストをカットして施行代金を安く抑えることができます。補助金の情報にも詳しいため、活用のアドバイスをしてくれることもあるでしょう。

依頼する際は、満足のいく施工となるよう、複数の業者から相見積もりをとるのがおすすめです。同じ条件での金額を比較すれば、より格安な業者を選ぶことができます。また、実績や事例、顧客の口コミや満足度などもしっかり確認しておくと安心でしょう。

通常は、リフォーム希望エリアの調査を行い、お客様の要望や予算をヒアリングします。それを基に具体的な設計プランを作成し、見積もりを提示、契約、施工完了という流れとなります。無料で見積もりを行ってくれる業者もいるので、積極的に相談してみましょう。

業者に相談してみよう

本記事では、キッチンリフォームを格安に抑えるポイントをご紹介しました。システムキッチンのグレードを下げたり、補助金制度を利用したりすれば、費用を安く抑えつつ、希望のキッチンへの実現が可能です。今回ご紹介した方法を参考に、ぜひキッチンリフォームを検討してみてください。

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