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  6. リフォームの期間はどのくらい?場所や工事内容ごとに紹介
2023/01/02 2024/03/26

リフォーム工事にかかる期間は、工事の内容や範囲によっても異なります。スケジュールを立てるためにも、おおよその工期目安を把握しておきましょう。

この記事では、キッチンやトイレなどの部分リフォームやフルリフォームにおいてどの程度の時間がかかるのか詳しく紹介しています。また、リフォーム期間が長引く原因についてもまとめました。施工期間が長引くと費用もその分かさむため、原因を知っておくことは必要です。リフォーム期間を短縮するヒントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

各場所のリフォーム期間の目安

リフォーム工事の期間は、フルリフォームか部分リフォームかによっても変わります。また、どの場所を工事するか、どのような施工内容かによっても必要な時間は変わります。工期の目安について見ていきましょう。

一戸建てのフルリフォーム

一戸建てのフルリフォームには、1~3ヵ月ほどの期間がかかります。間取りは変更せず、各部分ごとに施工するときは1ヵ月ほどかかりますが、内壁や床などをすべて取り払い、骨組みの状態にするときは3ヵ月以上かかることが一般的です。

工事内容工期の目安
間取り変更を伴わないフルリフォーム1ヵ月~
スケルトンリフォーム3ヵ月~

工期が長引くため、仮住まいが必要です。住宅が広いときや仕様にこだわるときは、さらに時間がかかります。

キッチンのリフォーム

水回りの設備は定期的にリフォームし、美しい状態を保つようにしましょう。キッチンのリフォーム工事は、システムキッチンの撤去から新しいキッチンの導入まで1週間ほどの施工期間が必要となります。

ただし、キッチンの場所を変えるときや、I型のキッチンをアイランド型やペニンシュラ型に変えるときなどは、壁の撤去なども必要になるため、時間が長引きます。

工事内容工期の目安
既存のシステムキッチンの撤去1日
給排水工事、床の補修・補強3日
新しいシステムキッチンや収納家具の取り付け2日
間取り変更を伴うキッチンリフォーム合計2~3週間

トイレのリフォーム

トイレのリフォームは、便器の交換だけであればあまり時間はかかりません。洋式から洋式であれば1日、和式から洋式は2~3日で完成します。しかし、壁や床などの周辺部分の張り替えも行うときは1~2日の期間が追加で必要です。また、配管の施工が必要なときはさらに長引きます。

工事内容工期の目安
洋式便器から洋式便器への交換1日
和式便器から洋式便器へのリフォーム2~3日
壁や床の張り替え1~2日
配管の位置変更3~5日

浴室のリフォーム

浴槽だけの交換であれば、あまり時間はかかりません。しかし、ユニットバス全体を交換するときには4日ほどの施工期間が必要です。また、タイル張りの浴室からユニットバスにリフォームするときは、床や壁の撤去作業に時間がかかるため、さらに期間が長引きます。

工事内容工期の目安
ユニットバス内の浴槽部分の交換1日
ユニットバス全体の交換4日
在来浴室(タイル)からユニットバスのリフォーム4~7日

リビングのリフォーム

リビングのリフォームは、壁紙やフローリングなどの内装だけの張り替えなら1~4日で完了します。しかし、部分的に床暖房を導入する場合は、時間が長引き、さらに1~4日必要です。リビングは生活の中心となる場所でもあります。施工期間が長引いても、居心地の良い空間に仕上げるようにしましょう。

工事内容工期の目安
壁紙の張り替え1~2日
フローリングの張り替え2~4日
床暖房敷設工事1~4日

外壁・屋根のリフォーム

屋根や外壁のリフォームは、施工部分が広いため、期間も長引きます。また、塗装や張り替えの際に補修が必要なときは、さらに長い時間が必要です。屋根や外壁を長持ちさせるためにも、普段から定期的にメンテナンスをしておきましょう。

工事内容工期の目安
屋根、外壁の塗装1~4週間
屋根の葺き替え1~4週間(重ね葺きは3~5日)
外壁の張り替え1~4週間
太陽光発電システムの設置1~2週間

外構・エクステリアのリフォーム

外構やエクステリアのリフォームは、工事内容や施工部分の面積によって必要な時間が大きく変わります。ガレージや塀、フェンス関連の工事は期間が長引く傾向にあります。また、天候によってもリフォーム期間が左右されるので注意しましょう。

工事内容工期の目安
玄関ドア、門扉の交換1日
ウッドデッキの新設1日
剪定、芝張り1日
カーポートの設置1~3日
ガレージの新設1~3ヵ月
塀、フェンスの交換2週間

リフォームの工期を考える際に気をつけること

リフォームの工期を考える際、次の点に注意が必要です。

  • 施工内容を決めてからリフォーム業者に依頼する
  • 複数のリフォーム業者から見積もりを取る
  • 補助金制度を利用できるか確認しておく
  • 近隣の住民に工事期間の目安を伝える

施工内容を決めずにリフォーム業者に依頼すると、予想していなかった部分まで工事をすることになり、時間が長引くだけでなく費用が高額になることもあります。施工内容と優先順位を決めてから依頼するようにしましょう。

複数のリフォーム業者から見積もりを取ることで、割高な業者を避けられるだけでなく、適切な工期の業者を選ぶことができます。工期が長引くと人件費などが高額になるので注意しましょう。

補助金制度が利用できるときは、リフォーム工事に着工する前に申請が必要になることがあります。また、工事完了後に報告する必要のある制度もあるので、あらかじめ工期を把握しておくことが不可欠です。

おおよその工期が分かったら、音や振動などにより迷惑をかける可能性がある近隣住民に伝えましょう。天候不順などにより長引きそうなときも、できるだけ早めに伝えることが必要です。

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リフォーム期間が長引く要因

紹介した目安よりもリフォーム工事の時間が長引くことがあります。工期が長引くと仮住まいの生活も長引き、費用がかさんだり、生活に不便な部分が生じたりすることがあるので注意が必要です。施工期間が長引く主な理由について見ていきましょう。

工事内容を途中で変更する

リフォーム工事の内容を途中で変更すると、資材を追加で仕入れたり、予定外の部分に工事が必要になったりするので施工期間は長引きます。

リフォーム業者から最初に提示される工期目安の前後で工事が完了するためにも、依頼前に工事内容を明確に決めておきましょう。また、途中で工事内容を変更すると、時間が長引くだけでなく費用も増えることが多い点にも注意が必要です。

家の仕様書がない

住宅の仕様書がないときは、リフォーム業者は壁や床の内部構成が分からず、手探りで工事をする部分が増えます。そのため、必要以上に手間がかかり、工期が長引くことになるでしょう。

施工期間が長引くと、人件費がかさみ、費用も目安より高額になることがあります。工期短縮と費用削減のためにも、仕様書や平面図などを探しておきましょう。

構造自体が劣化している

住宅が古いときや管理状態が良くないときは、構造自体が劣化し、リフォームとは別に補修工事が必要になることがあります。例えば、配管や柱が不足していたり、基礎部分の構造にひび割れが生じていたりすることもあるでしょう。

構造が劣化しているときは、施工期間が長引くだけでなく、費用も目安よりも高額になります。住宅を良い状態に保つためにも、また、リフォーム工事の時間を短縮するためにも、普段から定期的にメンテナンスをするようにしましょう。

繁忙期に工事を依頼した

1~3月や連休はリフォーム業界は繁忙期を迎えます。繁忙期に工事を依頼すると、通常以上に時間が長引くだけでなく、人件費などの費用が高額になることもあります。

施工期間を短縮するためにも、リフォーム業者に混み合わない時期の目安を教えてもらい、工期を決めることが必要です。また、どうしても繁忙期と重なるときは、リフォーム工事をいくつかの部分に分けて段階的に実施してもらうのも1つの方法です。

工事期間の悪天候

内装部分の工事であれば、雨などの影響は受けにくいのですが、外構や外壁、屋根などのリフォームは悪天候で長引くことがあるので注意が必要です。工期が長引くと、施工期間の目安がつかみづらくなるだけでなく、費用も高額になることがあります。

大切な時間を有効に使うためにも、天候の影響を受ける工事については梅雨時期や台風のシーズンは避けるほうが良いでしょう。

リフォーム期間を知っておくことの重要性

リフォームの工期を把握しておくことで、予定を立てやすくなるだけでなく、工事費用を抑えることもできます。また、施工期間の目安を把握することは、仮住まいや引っ越しの予定を立てる際にも必要です。

時間を大切に使うためにも、リフォームする部分をあらかじめ明確に決めておき、仕様書や平面図などの役立ちそうな資料を準備し、繁忙期や天候が不安定な時期を避けるようにしましょう。

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リフォームにかかる期間について紹介しました。場所や工事内容によって変わるリフォーム期間をチェックしたうえで、家のリフォームやリノベーションに備えましょう。

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