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  6. 貼ってはがせる壁紙で簡単に模様替え!デメリット・方法・注意点などを解説
2024/10/15 2024/10/28

気軽に部屋の雰囲気を変更できる便利なアイテムとして、貼ってはがせる壁紙があります。貼ってはがせる壁紙にはさまざまな種類があり、それぞれの特徴を踏まえて選ぶことが大切です。

本記事では、貼ってはがせる壁紙のメリットとデメリット、そして種類について解説します。また、壁紙でDIYする方法も一緒に取り上げるため、壁紙の変更を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

貼ってはがせる壁紙のデメリット

賃貸で暮らしている場合、大家さんや管理会社の許可なく壁紙を変更することはできません。そんなときに便利なのが、貼ってはがせるタイプの壁紙です。しかし、貼ってはがせる壁紙を使う際には、注意しておきたい点も知っておきましょう。

以下では、貼ってはがせる壁紙の具体的なデメリットについて解説します。

はがれやすい

貼ってはがせる壁紙のデメリットとして上げられるのは、はがれやすさです。

貼ってはがせる壁紙は、その名のとおりはがしやすさが特徴であり、メリットのひとつといえます。しかし、一般的な壁紙よりも、時間の経過とともに粘着力が落ちやすいのが難点です。

なお、環境によっても粘着力が弱まるスピードは変わります。たとえば、直射日光が当たる場所や、水が多く湿気がこもりがちな水回りは、貼ってはがせる壁紙の粘着力が落ちやすいです。

はがれてしまった壁紙は再利用できないため、新しく壁紙を購入する必要があります。短期間で繰り返し貼り直してしまうと、コストが高くなってしまうでしょう。

貼るのが難しい

小さなスペースであればともかく、大きな壁全体に新しく壁紙を貼るのは、簡単ではありません

一気に壁紙を貼ろうとすると、シワになったり、空気が入って気泡ができてしまい、そこから壁紙が剥がれてやすくなります。また、何度も貼り直していると、壁紙の粘着力が落ちてしまうのも問題点です。

また、すでに貼ってある壁紙や、壁の素材も貼りやすさに影響を与えます。たとえば、凹凸のある壁の上に貼ってはがせる壁紙を貼ろうとしても、上手くいかないことが多いです。

きれいにはがせないと原状回復に影響が出る

貼ってはがせる壁紙を貼った結果、原状回復に影響が出る可能性も考慮しておきましょう。賃貸を退去する際、入居者には入居前の状態に戻す原状回復の義務があります。

そのため、退去時には、貼った壁紙を自分ではがさなければなりません。その際、綺麗に剥がれず、元の壁紙を傷つけてしまう恐れがあります。敷金が戻ってこないばかりか、不足した原状回復費用が請求される場合もあるので注意が必要です。

貼ってはがせる壁紙を使用する際は、綺麗にはがせるか、目立たない場所で使用感を確認しておきましょう。壁紙を貼るのが短期間であれば、裏にマスキングテープをつけてから使用するのもおすすめです。マスキングテープを使うと、粘着力がソフトになるため、壁紙をはがしやすくなります。

貼ってはがせる壁紙のメリット

貼ってはがせる壁紙は、粘着力の弱さや作業の難易度の高さがデメリットですが、もちろんメリットも存在します。以下で紹介するのは、貼ってはがせる壁紙のメリットです。

貼ってはがせる壁紙の使用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

手軽に雰囲気を変えられる

貼ってはがせる壁紙のメリットのひとつとして、雰囲気を気軽に変えられる点が挙げられます。リフォームなど、住宅の雰囲気を変える方法にはいくつかあります。しかし、施工に時間がかかる、工事面積によっては膨大な費用がかかるなど、デメリットも少なくありません。

そのとき役に立つのが、貼ってはがせる壁紙です。持ち家はもちろん、賃貸物件でも気軽に雰囲気を変えておしゃれな部屋を実現できます。

柄や種類が豊富

柄や種類の豊富さも、貼ってはがせる壁紙のメリットです。商品ごとにデザインや使用されている素材が異なるため、環境ごとに適した壁紙が選択できます。たとえば、壁紙を保護する目的で貼ってはがせる壁紙を使用する場合は、防水かつ耐久性も高いビニール素材の商品がおすすめです。

また、アクセントクロスとして利用するのもよいでしょう。アクセントクロスとは、壁の一面、あるいは一部にのみ取り入れる、色や柄のある壁紙です。

一般的な壁紙の場合、簡単に貼り直しができないため、アクセントクロスを貼る際は慎重に作業を進めなければなりません。しかし、貼ってはがせる壁紙であれば、簡単に貼り直せるため、一般的な壁紙よりも気軽に取り入れられます。

貼ってはがせる壁紙の種類

貼ってはがせる壁紙には、さまざまな種類が存在しています。それぞれの特徴やメリットについて取り上げるため、壁紙選びの際の参考にしてください。

粘着剤付きタイプ(シールタイプ)

「粘着剤付きタイプ」は、接着剤や両面テープが最初からついている壁紙です。シールタイプとも呼ばれており、特別な道具を準備する必要がないため、自分で簡単に作業が進められます。

シールタイプの貼ってはがせる壁紙は、デザインが豊富な点がメリットです。気軽に貼ったりはがしたりできるため、定期的に部屋の雰囲気を変えたい方におすすめです。

水で貼るタイプ

貼ってはがせる壁紙には、水を使用して貼る商品もあります。このタイプは、壁紙の裏に乾燥のりが使用されており、水に浸して使用します。扱いやすい正方形になっているものが多いです。

シールタイプと同じく、自分でのりを準備する必要がないのがメリットとして挙げられます。微調整がしやすく、乾いた状態で壁からはがし、再び水に浸せば、もう一度使用できます。

のりを塗るタイプ

のりを塗るタイプの貼ってはがせる壁紙は、壁に貼り付ける際にでんぷん質の粉のりを使用します。道具の準備や自塗るテクニックが必要ですが、のりを水で拭き取れば、綺麗に剥がせるというメリットがあります。

広範囲に貼るなら、フリース素材の壁紙を選ぶと良いでしょう。フリース素材の壁紙は伸び縮みが少ないため、綺麗に仕上がります。

貼って剥がせる壁紙でDIYする方法

貼ってはがせる壁紙を上手に利用すれば、DIYもできます。コツさえ押さえれば初心者でも大丈夫です。

以下では、貼ってはがせる壁紙でDIYをする方法や準備について解説するので、ぜひ参考にしてください。

用意するもの

貼ってはがせる壁紙でDIYをするにあたって、以下のものを準備しましょう。

  • 壁紙
  • ハサミやカッター
  • 掃除道具
  • マスキングテープ
  • のり(必要な場合)

ハサミやカッターは、壁紙を任意のサイズで裁断する際に使用します。カッターマットがあると、床や壁を傷つけずに壁紙のカットができるため、必要に応じて用意しましょう。

掃除道具は壁の掃除をするときに、マスキングテープは壁紙を本格的に接着する前の仮止めをする際に使用します。

手順

壁紙を貼る際の基本的な手順は、以下のとおりです。

  1. 下地の準備
  2. 壁紙のカット
  3. のりを塗る(のりつきでない壁紙の場合)
  4. 壁紙を貼る
  5. 仕上げ

まずは、下地となる壁紙の状態をチェックします。汚れや剥がれている部分はないか、全体をしっかり確認してください。

続いて、壁紙を必要なサイズにカットし、壁紙に均一にのりを塗りましょう。シールタイプや両面テープを使用している壁紙の場合は、そのまま貼りつけ工程に進みます。

壁紙を貼る際は、気泡ができないように、上から下へ、空気を押し出しながら貼りましょう。何度も失敗すると壁紙の粘着力が低下するため、作業は慎重に進めてください。

最後に、壁紙の余分な部分を切り取り、つなぎ目まできれいに整えたら完成です。

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