スマホや最近流行りのフィルムカメラの影響で、誰でも気軽に雰囲気のある写真を取ることができるようになりました。写真に興味を持ち、カメラを始める人も増えています。そんな写真愛好家の目標の1つである、写真展やコンテスト。この記事ではプロの方から初心者まで参加できるコンテストやその参加方法をご紹介します。
目次
- 1.富士フィルムフォトコンテスト
- 2.キヤノン写真新世紀
- 3.1_WALL写真展
- 4.日本写真家協会JPS展
- 5.Sony World Photography Award
- 6.Form talent Call
- 7.ウィークリーフォトコンテスト
- 8.カメラのキタムラフォトコンテスト
- 9.日本工学院デジタルフォトコンテスト
- 10.ベビービョルン写真コンテスト
- 11.ソニー教育財団「科学する心」を見つけようフォトコンテスト
- 12.ご長寿ペット フォトコンテスト
- 13.「日本の自然」写真コンテスト
- 2022年写真コンテストの情報を集める方法
- 写真コンテストで審査されるポイントは?上手く撮るコツは?
- Zehitomoを使ってプロからレッスンを受けよう!
2022国内の有名写真コンテスト
1.富士フィルムフォトコンテスト
1950年の第1回以降、半世紀以上の歴史を持つ日本有数のフォトコンテストです。腕に自信のある方はもちろん、独特な発想力を持った写真愛好家の方が多く参加しています。
60回目の前回は4部門に分かれ、その中でも優秀だった受賞者の方には、賞金として100万円が授与されました。選外作品のサポートも充実しているので、写真を学ぶ機会としてもおすすめのコンテストです。
2.キヤノン写真新世紀
若手写真家の発掘、支援、育成を目的に1991年に始まったコンテストで、新人写真家の登竜門となっています。テーマや作品形態に縛りがなく、写真の持っている可能性を引き出す創作活動を奨励しています。
写真家として今後のキャリアを考えているなら、外せないコンテストです。
3.1_WALL写真展
リクルート主催の「1_WALL写真展」。「表現」が多様化している今、真剣に「表現する」ことに取り組む人々へ向けられたコンテストです。名前には、ひとつひとつの壁を乗り越え、壁一面に作品を表現してほしいという気持ちが込められています。35歳以下であることと、個人制作であることが応募の条件となっており、応募費は無料です。
4.日本写真家協会JPS展
1951年の第1回展から今年で47回目と歴史ある写真コンテスト。1976年以降JPS展となってからも続いています。プロ写真家への登竜門となっています。一般と18歳以下の部門で分かれています。
国際的な有名写真コンテスト
次に世界的にも有名な写真コンテストを紹介します。
5.Sony World Photography award
ソニーが主催の国際的なコンテスト。写真文化が継続的に発展できるような基盤を築くことを目的としています。
応募部門がプロフェッショナル、一般、学生部門などに別れており、それぞれ無料で参加することができます。一般公募は10カテゴリーに分かれており、カテゴリーごとに受賞者は15名です。
6.Form Talent Call
2007年に始まったヨーロッパの有名雑誌FORMによるコンテスト。受賞者は雑誌に掲載される他、展示会やイベントへの参加や、プロデュースの権利を得ることができます。
参加は18歳から40歳までが応募可能で参加費が25ユーロかかります。 世界的に活躍していきたい方は要チェックのコンテストになっています。
スマホからも応募できる写真コンテスト
写真コンテストに出てみたいけれど、初心者だからと諦めていませんか?
誰でも簡単にスマホ一台で参加できるフォトコンテストもあります。
7.ウィークリーフォトコンテスト
キヤノンが主催する写真コンテストで、毎週入賞のチャンスのあるコンテストです。毎日24時間応募が可能で、参加者全員にオンラインショップで使える1000円クーポンが付与されます。現在は並行して(2021年12月22日〜2022年1月25日まで)、特別企画のコンテストも開催されています。
8.カメラのキタムラフォトコンテスト
カメラのキタムラが主催しているフォトコンテストです。 こちらも2022年の2月中旬まで応募できます。テーマは「こころ動かされた風景、日常のふとした瞬間」というものです。
対象者は子供から大人まで、撮影機材の指定もありません。スマートフォン、フィルムカメラ、ミラーレス、一眼レフなど、何で撮ってもOK。応募者は多いですが、カメラ初心者でも挑戦できるので、始めの一歩としていかがでしょうか。
高校生が気軽に参加できるデジタル写真コンテスト
高校生にも人気なのが、インスタグラムなどの写真を使ったSNS。スマホの普及も相まって、どんどん技術も上がってきています。そこで写真に興味がある、また最近持ち始めた高校生の方でも、気軽に参加できる写真コンテストをご紹介します。
9.日本工学院デジタルフォトコンテスト
日本工学院が主催している、「高校生デジタルフォトコンテスト」。 2021年の夏に行われた第12回は、募集作品数は1800件以上。95%がスマホや一眼レフによる撮影、残りの5%はフィルムカメラからの応募だったそうです。
テーマは「高校生活」など、学生ならではの題材も面白味があります。次回開催も楽しみなコンテストです。
初心者でも入選!子供をテーマにした写真コンテスト
続いて初心者でも上級者でも、誰でも気軽に参加できる、子供の姿をテーマにした写真コンテストをご紹介します。 特に厳しい規定がないコンテストも多いので、日頃の写真で上手く撮れたものを応募しても良さそうです。 家族で楽しみながら、新しい趣味にチャレンジしてみては。
10.ベビービョルン写真コンテスト
スウェーデン発の有名子供向けブランド「ベビービョルン」が主催のフォトコンテスト。パパママの育児の様子や、愛情を受ける子供の写真が応募できます。受賞は20名弱で、賞金と景品が授与されます。
11.ソニー教育財団「科学する心」を見つけようフォトコンテスト
ソニー教育財団が主催のフォトコンテスト。0歳〜6歳の子供が被写体の規定になっています。自然や動物、その他様々なことに驚いたり感動したり、そんな体験の一場面を応募するコンテストです。コンテストを通して子供たちの「科学する心」に気付き、それを育みたいという主催者の思いがつまっています。 親や保護者こそ見つけられるシャッターチャンスはなにより素晴らしい体験になるでしょう。
ネコやイヌを題材にした写真コンテスト
初心者・上級者、写真経験を問わず、誰でも気軽に参加することのできる写真コンテストといえば、ペットのネコやイヌの写真のコンテストではないでしょうか。優秀な機材やテクニックがなくても、ペットへの愛情があれば大丈夫。
12.ご長寿ペット フォトコンテスト
わんちゃん、ねこちゃんが元気に長生きすることを願って毎年開催されている写真コンテストで、7歳以上のペットのわんちゃん、ねこちゃんの写真を応募することができます。応募した全員にプレゼントもあり、ペットがいる方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
風景の写真コンテスト
写真といえば風景写真を想像する方も多いでしょう。風景写真の有名かつおすすめのコンテストです。
13.「日本の自然」写真コンテスト
朝日新聞社が1983年に行った「21世紀に残したい日本の自然100選」を記念に始まった写真コンテストで、「いつまでも守り続けたい日本の自然」をテーマにしています。
プリント部門とデジタル部門があり、それぞれ応募数も5,000件以上と多くなっています。他の応募者が撮影した美しい日本の風景を見るのも、このコンテストの醍醐味です。
2022年の写真コンテストの情報を集める方法
写真コンテストは国内だけでも、紹介した以上に多くあります。 そこで自分に合った写真コンテストの情報を見つける方法をご紹介します。
有名写真コンテストの情報を得られるサイト
情報サイトで見つけることのメリットは、問屋場所を選ばずに情報を得られることです。 簡単に情報が得られるおすすめのサイトを厳選しました。
1 CAPA CAMERA WEB | すべての写真生活を応援します。
フォトコンテスト情報の他に、旬の撮影スポットなどの写真好きな方に有益な情報が掲載されています。
2 写真・フォトコン – コンテスト 公募 コンペ の[登竜門]
写真コンテストの情報はもちろん、他にも多岐にわたるジャンルのコンテスト情報が掲載されている情報サイトです。写真以外にも何か挑戦してみたいと思っている方は要チェックです。
全国の写真コンテストの情報を、都道府県ごと、ジャンルごとに見ることができるのでオススメです。
カメラメーカー主催のコンテスト
キャノンやエプソンなど、カメラメーカーの主催する写真コンテストはメーカーのホームページに掲載されているため、見つけるのは比較的簡単です。 参加者は初心者からベテランまで幅広いので、ぜひ一度チャレンジしてみては。
雑誌などから有名無名の写真コンテストの情報を得る
ネットだけに限らず、カメラや写真の情報誌には全国の写真コンテストの情報が載っています。また同時に、カメラや写真についても勉強することが出来るので、オススメの情報収集方です。
写真コンテストで審査されるポイントは?上手く撮るコツは?
コンテストで入賞するには、どんなことに気をつければ良いのか知りたい方も多いですよね。実際どういったことに気をつければ良いのでしょうか?
写真コンテストの応募要項をしっかり確認する
手間をかけて作品を作ったが、「応募の要項を満たしておらず選考されない」なんてことは避けたいです。作品を撮り始める前に、しっかりと要項を確認し、募集のテーマに沿って作品を作ることは、選考の絶対条件になるので確認しておきましょう。
コンテストの過去の受賞作品をチェックする
受けたいコンテストの過去の受賞作品を見るようにしましょう。そのコンテストの受賞作品にどんな傾向があるのか調べておくことで、自分の作品をどのように作って行くのか、参考になります。
他の参加者が撮りそうな場所・モノは避ける
撮った写真の場所や構成が他の参加者と同じだと、オリジナリティに欠けてしまうので、入賞する可能性は低くなります。有名なスポットや他の人と同じ角度から撮る場合、カメラやレンズの性能も影響することが考えられます。
ストーリーのある作品を作る
作品にストーリーを持たせることはとても大事です。被写体が撮影の前後に何をしていたのか、また撮影者との関係性は?など、見る人の想像を働かせてくれるような作品はいい作品と言えます。
インパクトのある作品
審査員も人です。1枚でインパクトのある写真だと印象に残りやすく、選考を勝ち抜く可能性も高まります。数ある応募作品に埋もれてしまわないよう、インパクトのある作品を作るように心がけましょう。
コンテスト作品のタイトルは慎重に選ぶ
写真コンテストに出品する場合、写真にタイトルをつけて提出することがほとんどです。その際に「夕日」というタイトルよりも「ある週末の夕日」とすることで、見る人にこの写真は週末に撮った夕陽の写真なのか、撮った人はどんな気持ちだったのか、言葉が付くだけで想像することができます。このように写真コンテストに作品を提出する際はタイトル考案にも力を入れてみてください。
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