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  6. 映える(ばえる)写真の撮り方!初心者でもすぐできる、カメラ撮影のポイント
2021/12/26 2021/12/27

目次


綺麗な写真を撮影するには?

思い出に残る写真は、せっかくなら素敵に残したいですよね。そして、せっかくなら誰もが目を見張るような「映え(ばえ)」る写真が撮れたら最高!

そこで今回は、おしゃれな写真を撮るための方法や、おすすめグッズを紹介します。カメラを使ったことがない方、もっと綺麗な写真を撮りたい方、初心者向けのコツが盛り沢山です。写真を撮る際にぜひ活用してみてください。


写真を撮るときに気を付けること

写真の基本は明るさと構図です。 この2点に気を付けながら写真をとることで映え写真が撮れます。


①明るさ

まずは明るさです。明るい写真は爽やかさ、暗い写真は重厚感を与えます。明るい写真を撮りたい時は窓際やベランダなど太陽光の当たる場所を選びます。特に自然光は柔らかさを表現できます。印象的な写真を撮りたい時は、木漏れ日がおすすめです。カフェなどであれば窓際がおすすめです。ガラスで光が分散し、より柔らかい光で撮ることが出来ます。


その場で明るさを変えるのが難しい時は編集で調整するのも1つの策です。全体のバランスを考慮して、伝えたい物や雰囲気が伝わるように明るさを調整してみてください。


②構図

次に構図です。写真は“何を見せたいか”を重視しイメージを考えることが重要で、この時に必要なのが構図です。写真が美しく見える構図の例として、「日の丸構図」「三分割構図」「対角線構図」「C/S構図」があります。


②-1 日の丸構図

日の丸構図は、写真の中心に見せたいものを配置する構図です。この方法は、構図が決めやすいだけでなく、見た人に対象物が伝わりやすいです。初心者の方は、まず日の丸構図を活用しておしゃれな写真を撮ってみるのも良いですね。

日の丸構図は、写真の中心に見せたいものを配置する構図です。この方法は、構図が決めやすいだけでなく、見た人に対象物が伝わりやすいです。初心者の方は、まず日の丸構図を活用しておしゃれな写真を撮ってみるのも良いですね。


②-2 三分割構図

三分割構図は、三分割線の線上に被写体を置く方法です。写真の仕上がりが安定し、写真のおしゃれ度がアップします。


②-3 対角線構図

対角線構図は、被写体を対角線上に置いて撮影する方法です。この方法を使うと、奥行きや躍動感を出て、全体的な「写真のバランス」を整えられます。背の高さが違うリップなどを並べて、対角線構図を活用するとおしゃれな写真になります。


②-4 S/C字構図

S字構図は景色の中にS字カーブのある線を納めます。この方法ではまとまり感、流れや悠久さを表すのに適しています。川、道の連なりなど景色を撮るときに使います。景色の中に線を探し、線を明確にして撮影すると、その線上に配置される被写体が主題になります。 C字構図は対象物にC字カーブのある線を納めます。料理などのテーブルフォトで使われます。お皿を見切れて撮ることで物を大きく見せることができます。


映え写真の特徴

映え写真の特徴は主に3つあります。それぞれの特徴を知って、映え写真を撮りましょう。


①非日常

非日常性を表せる場所には観光地、テーマパークがあります。また人が興味を持ちやすい写真には大きさや色などギャップやインパクトが大きいものです。さらにストーリー性があるとなおよいです。作品の舞台、旅行先にまつわる話など聞いて実際に行ってみたくなるような写真を載せましょう。


②背景

背景を選ぶ 

被写体と同系色にならないように注意し、生活感のない素材のラグや壁紙を選びます。また、100均では敷くだけでおしゃれな写真が撮れるシートが販売されています。背景で写真全体の印象が変わるので意識をしてみてください。


背景をぼかす

メインの被写体にピントをあわせて背景をボカすことで被写体が目立ちます。一方で、メインで写すものと背景をしっかり決めてピントを調節しないと全体がぼやけるので気を付けましょう。


③余白

写真に余白をとることで、より被写体がくっきりと見え、落ち着いた印象を与えます。写したい物をあえて端に置き空間を作る方法もあります。また、インスタグラムのギャラリー自体に統一感を出すなら、写真に余白をつけるのも簡単な方法です。最近ではアプリで簡単に余白を作れるので、写真に余白を作り洗練された雰囲気にしてみましょう。


テーマ別映え写真の撮り方

人物、食べ物、景色で基本的な撮り方をご紹介します。


①人物(1人)

人物が被写体の場合、アングル(角度)に注意して撮影します。

被写体の腰の高さにかがむと視線がカメラとぴったり合います。全身を写す場合は、下アングルから撮影することで足は長く、顔が小さく見えます。また、上半身や顔だけを写す場合、上アングルから撮影するとより目を大きく、顎を細く見せることができます。


①-2 大人数

3〜4人の少人数グループで撮る時は三角形の構図を意識します。顔を真ん中に寄せ、足を外側に出すと全体的なまとまりが出ます。大人数グループの場合は撮影者だけが高い位置に登って撮ると顔が見やすくなります。


②食べ物

食べ物は、写真で美味しさを伝えることがポイントです。立体感やツヤを際立たせましょう。

具体的には、逆光で写真を撮影すると被写体に光が当たり、ツヤが出ます。逆光で撮ると被写体の上側が明るくなり手前側が暗くなるため、「立体感」も同時に演出できます。

さらに、食べ物のおしゃれな撮り方は角度にこだわります。食べ物が一番自然に見える角度から撮影すると美味しそうに見えます。初心者向けのテクニックとして、人が食べ物を見る時の角度、斜め45°での撮影がおすすめです。


③景色

景色は横で撮ることが多いですが、あえて縦に撮ると高さや奥行きが出て新奇性の高い写真になります。見晴らしの良さを伝えるならハイアングル、迫力を出すならローアングルにするだけで、いつもの写真が見違えるはず。


景色を撮るときの注意点


時間帯

マジックアワーと呼ばれる日の出と日没直後の時間帯は、ドラマチックな風景が撮れます。

また「ブルーモーメント」と呼ばれる日没の直後、空が真っ黒になる前に青く見える時間もおすすめです。澄んだ空気、晴天、赤い夕焼けの条件が揃うと美しい青に見えます。ホワイトバランスという光の色を補正して、白を白く写すための機能を使うと青をさらに演出できます。


被写体に対してどのような角度で光が当たるかは重要です。色をしっかり表現するなら順光や曇天がベストです。サイド光や逆光は風景に立体感を出し、特に朝夕の時間帯になります。

逆光は印象的な写真を撮れます。晴天は空を広く写し開放感を表現しましょう。一方で、曇りや雨の日は、空の分量を減らします。雲がかかる白い空が多いと、寂しい印象になります。空の分量は気候によって調節します。


カメラ撮影のポイント

カメラ撮影のポイントはしぼりとブレの抑制です。


しぼり

光を絞るにはF値を調整します。F値とはカメラに入る光の量を指します。F値が大きいと光の量は少なくなり、反対にF値が小さいと光の量は多くなります。

どの範囲までピントを合わせ、どこまでをボケさせるかをF値の調整によって変えられます。手前にピントを合わせた写真に仕上げる時は、F値を小さくしてピントが合っている範囲を狭くしましょう。反対に、F値を大きくするとピントが合う範囲が広くなり、全体がはっきりと写った写真になります。

F値は、カメラ上ではF1.8やF10などと表示されています。また、Avモードにすると綺麗なボケの写真が撮れます。このモードはボケに関係するF値を自由に設定し、それ以外の項目は基本的にカメラ任せなので簡単です。 また、F値は明るさに関係しています。F値を小さくすると光の量が多くなるため、明るい写真に仕上がります。反対に暗い写真にしたいときは、F値を大きくして光の量を少なくします。


ブレを抑制

ブレが発生する原因は、カメラを持った手が、シャッターを押す瞬間に小さく振動することに起因します。これを防ぐのに効果的なのはカメラを動かないように固定することです。

ブレを抑えるには2つ方法があります。

1点目はカメラの持ち方です。まず、手でグリップを包むように握り、左手でレンズを下から支えるように持ちます。次に右手の人差し指の腹をシャッターボタンに軽くのせます。姿勢は脇をしっかり締めて、両ひじを軽く体の前につけます。一眼レフカメラでは、カメラを額につけるようにして、ファインダーをのぞきます。

2点目は機能やグッズを使います。例えば、セルフタイマー機能があります。セルフタイマー機能には2秒~10秒程度のタイマーが設定されています。手ブレの原因のひとつは、シャッターボタンを押す際に指の力によってカメラが揺れることです。つまり、ボタンを押す瞬間とシャッターの切れる瞬間をずらすことで、押す力によるカメラの揺れを軽減できるわけです。

また、ネックストラップの使用も有効です。長めのストラップを用意し、ピンと張るようにカメラを構えます。デジタル一眼レフなら、レンズ部を左手で下から支えるように持ち、右手でグリップ部をホールドしながら脇を締めるのが基本の構え方です。

この際、力は入れず体をリラックスさせることがポイントです。片手で撮らざるをえないシチュエーションでは、ストラップを手に巻いてカメラをしっかり支えるのも手ブレを減らす効果があります。


さらに本格的に!映え写真の撮影に役立つグッズ

構図や光だけでも一味違った写真が撮れますが、便利なグッズを使うとさらに本格的に。三脚は初心者でも取り入れやすく、一つあると便利でしょう。


1.三脚

三脚 マンフロット befreeカーボンファイバー 三脚ボール雲台キット

軽いので持ち運びに便利です。カーボン製はアルミ製に比べて割高ですが、耐久性や剛性にまさり、振動吸収性が高いです。耐荷重は4kgなので、望遠ズーム付きのフルサイズ一眼にも対応します。

>商品の一例<


2.リモートコントローラー

リモートコントローラー キャノン リモートコントローラーRC-6

カメラから手を離して遠隔でシャッターが切れるリモートコントローラーです。カメラに振動を与えることなくシャッターが切れるので夜景、花火などの撮影に欠かせません。

>商品の一例<


3.モニター

モニター確認ルーペ UN モニタリング PRO3.2インチ PENTA HEXA

日差しの強い屋外ではモニターが見えにくいのが難点です。そこで、このグッズを使えば悩みは解消されます。全体がラバー製でカメラを傷つける心配がなく、首から提げて携帯できます。

>商品の一例<


映え写真にするための編集ツール

1.Fotor

ブラウザ・アプリの両方で画像の加工や補正、編集、合成を行える画像加工ツールです。パソコン・タブレット・スマートフォンとデバイスを問わず無料で使用できます。


2.Lightroom

LightroomはAdobe社が提供する月額1,078円の画像編集ソフトです。初心者に優しい便利な操作性が特徴です。ほぼスライダー操作で全ての調整が可能です。スマホとPCで写真を共有でき、写真管理機能もあるのがメリットです。


おすすめの写真レッスンを探す

ここまで綺麗な写真の撮り方を紹介しました。難しいように見えても一度覚えてしまえば素敵な写真が撮れるので、積極的に実践してみましょう。それでも、『なんだかうまくいかないな~』という方はプロの写真家や先生に直接【魅力的な映え写真の撮り方】を教わってみるのはいかがでしょうか。

Zehitomoには写真レッスンのプロが数多くいます。ZehitomoのAIマッチングを使えば、あなたにピッタリのプロが選べます。あなたの撮りたいイメージに合わせて指導してもらえば、素早く映える写真が撮れるようになります。複数のプロと連絡をとって内容を比較検討することも可能です。レッスンで写真のテクニックを習得すれば、映える素敵な写真が撮れます。きっと世界が広がって毎日が楽しくなりますよ!


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