Q:お月謝以外に何がかかりますか? A:年に一度のおさらい会に1~2万円。師匠や仲間が出演する会のチケット代が@3000円~5000円ほどです。 そのほかにお扇子や足袋は消耗品ですので、時々買い替えて下さいね。
Q:名取になれますか? A:もちろん、お稽古を積めばどなたでもなれます。無理におすすめすることもありませんが、大体5年ぐらいお励みになると受験を希望なさる方が多いようです。
意外と思われるかも知れませんが、実は20,30代の方々が結構多くいらっしゃいます。60代以降の方も多く、二つの層に分かれています。 20,30代の方は体の使い方を徹底的にご指導して、身体表現としての舞が体にしみこむようにお教えします。美しい姿勢に必要な筋肉と脱力についてみっちりお教えいたします。多くの方が名取を希望されます。 60代以上の方々は、人生経験をお積みになって豊かな内面をたくわえていらっしゃるので、それを舞に生かして頂けるよう、何を描写しているのか、今どういう場面でどういう心根で舞うところなのかご一緒に考えるようにご指導しております。
成功例と言えるかどうかはわかりませんが、皆さん例外なくおきれいになられます。お顔も身体もどんどんきれいになっていかれ、特に舞に集中しているときの清々しい美しさはアスリートの美しさと共通するものがあり、ファッションやメイクでは手に入れられない美しさです。
技術がすばらしいだけではなく、その時にその方が存分に自己を表現なさることが大切なので、教え込み過ぎず、引き出すように気をつけております。
その他特長などの紹介
◆クリエイティブな芸術、地唄舞
こちらでご指導申し上げているのは、地唄舞という伝統芸能で、日舞の一種ですが
とても知的で格の高い舞です。
豊かな想像力と知性で自分の世界を作り上げます。
「つや物」と呼ばれる女性の複雑な心境をしっとりと舞うものが有名ですが、能からとられたものも多く、大変ドラマティックで全身全霊をこめた表現を要求されたりもします。大人の女性の洗練された知性と人生経験がなくてはこなせない奥の深い芸です。
◆鍛えながら美しくなります
表現に没頭しているうちに体幹と脚力が鍛えられます。
一見優雅でとても上品な動きは、実は柔らかく強い筋肉によって生み出されています。
演目にもよりますが、運動量は多くても、身体の外側は固くならず体幹はしっかりするので、柔らかいのにしなやかで体幹の強い美しい身体を作り、日常の動作まで洗練されきれいになります。
自分を表現する喜びがあるので、運動が苦手な方でも大丈夫。
運動神経よりはむしろ表現マインドが要求されます。
着物姿もとてもきれいに凛としたたたずまいになり、一味違う美しさを作ります。
◆個性が生かされます
上手なことはもちろんいいことですが、最終的にはその方なりの持ち味が生かされることが重要です。少し不器用でもじっくり技術を覚えてくだされば、世界に一つの貴女だけの舞が出来上がります。もっと上を目指したい方には、国立劇場などの大舞台もありますし、お名取りへのご指導も承ります。
◆心配されるほどお金はかかりません。
日舞はお金がかかるものと心配される方が多いのですが、大舞台に出たり、着物をたくさんお買いにならなければ、さほどお金がかかるものではなく、皆さんご自分でお勤めやパートをしながらお稽古に通われています。また、何かの行事の際も、皆様がびっくりされるぐらいリーズナブルな明朗会計にさせて頂いております。無理やり入門をお勧めすることもありませんので、安心してお問合せ下さい。!
三田さん
2020/11
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地唄舞はもとより日舞の経験もない初心者でしたが、気さくで明るい先生のもと楽しくお稽古しています。伝統芸能の教室というとお値段が張るのかな?といった不安がありましたが、こちらの教室は明朗会計。そういう面でも安心です。なにより、着物や浴衣を着て、和の文化に触れながら過ごすひと時は頭も心もすっきりリフレッシュ。予想以上に筋肉を使うので鍛えるのにも良さそうです!