子供でも旋律の美しさや呼吸との関連を感じさせるためには、リコーダーは素晴らしい楽器です。
学校で弾いている子供たちのほとんどは、きちんとした吹き方や、音程を学んでいません。
そのために一見安物の安易な楽器に思われてしまうのは残念ですね。
この楽器はピアノと違う純正調が味わえる素晴らしい性能を持っています。
微妙な音程感覚に気が付きハーモーニーを合わせると、ピアノでは味わえない素晴らしい響きを堪能できます。
二人でド、ミを合わせると、楽器には無い低いドの音が鳴ります。
差音といいます。これに気がつくと子供たちは驚き、目や耳が開かれます。
ピアノを弾くことは個人的な楽しみですから、より微妙な響きを作り出せると、それだけ喜びも増えることになりますね。
2014年の発表会ではプロのデュオに来て戴き、バッハインベンションを二人で吹いてもらいました。
2声の魅力があふれた素晴らしい演奏になりました。
教室では、親子、兄弟も含めて、アンサンブルを楽しんでいます。
ロングトーンで何秒出来るかな?とカウントしたりして、ブレスの安定がわかると、ピアノでもレガートの安定につながります。タンギングをさまざまに工夫すると、リコーダーはおしゃべりを始めます。
ゲストさん
2018/10
5
N.Hさん:ピアノをきれいに弾くお姉ちゃんに憧れ5歳からピアノを習い始めました。曲が難しかったり、あきてしまったりしたけれど、大きなホールで演奏する時はきれいな音が出るのが楽しくて、続けて良かったなと思います。発表会はいつも緊張します。コンクールも緊張します。でも弾いているときは楽しいので、ピアノを続けて良かったです。