約50年前のことです。中学校の音楽の時間に尺八の名曲「鹿の遠音」を鑑賞しました。初めて聞いた尺八の音は衝撃的でした。二菅の奏でる妙なる音色から、深い山奥で二頭の鹿が心を通い合わせていく様子が目に浮かぶようでした。
「どうやったらあんな音か出るのだろう」「いつか尺八を吹きたい」
チャンスは大学時代にやってきました。以来私は尺八を吹き続けています。何年吹いても興味はつきません。もし、あなたが「尺八の音っていいな」と思ったなら、一度手にとって吹いてみませんか。きっと一生楽しめる趣味になると思います。
音楽経験は不問です。20代の女性から70代の男性まで、幅広い年齢層の方が尺八の音色に魅せられ学びはじめています。