冷蔵庫の寿命年数は約10年?寿命を伸ばす5つの方法も

冷蔵庫が壊れると大きな出費に繋がります。出来ることなら少しでも長く使い続けたいですよね。長持ちさせようと思っていてもいきなり冷えが弱くなったり、変なモーター音がすることがあります。冷蔵庫を長持ちさせるにはどうしたら良いのでしょう？

冷蔵庫の平均寿命を知るポイント3つ

1.冷蔵庫の平均寿命ってどのくらい？

冷蔵庫の平均寿命は様々な意見がありますが、平均的に8〜9年もしくは10〜12年と言われています。昔からずっと使って20年以上同じ冷蔵庫を使っていると言う人もいますから、もちろん目安です。使用頻度や開閉頻度によっても変わると言われています。

10年保証という保証を付けているメーカーや電気屋も多いようなので、平均的な寿命は10年なのかもしれません。また、最近は省エネなどの高性能な冷蔵庫が多くなっているため、壊れてしまうと修理よりも買い替えをすすめる家電量販店の店員も多いようです。

平均寿命約10年程度に対して8年程度で壊れたのであれば、高機能な冷蔵庫の方がいいのではないでしょうか？修理の間、冷蔵庫はありませんよ、新規購入であればすぐにお届けできますよ、などと言われます。

ですが大きな買い物で出費はできるだけ抑えたいものです。可能であれば少しでも長く使い続ける方法があれば試したいですよね！

2.使用頻度、開閉頻度によって寿命は変わる

冷蔵庫は使用頻度、開閉頻度によって変わってくるので一人暮らしの家庭と大人数の家庭では寿命が違います。人数が多ければ開閉される回数は多いです。

それだけでなく、冷蔵庫の中に詰めるものの量も変わります。たくさん詰めている家庭の冷蔵庫は一人暮らしの家庭に比べて多くのエネルギーを使うため、稼働率も高まり寿命が短くなりやすいです。

冷蔵庫のパッキン部分も長年の使用で徐々にゆるくなります。ドアのパッキンの交換は可能ですので1〜2年程度に1度交換することをおすすめします。ドアパッキンの緩みの確認は簡単にできます。ドアを閉めるときに薄い紙を挟み閉めた後に手を離します。そのときに紙が落ちてしまうようであれば、パッキンが緩んでいる証拠です。

3.メーカーによって寿命は変わる

冷蔵庫の寿命はメーカーによっても変わるようです。パナソニックは約10〜15年、シャープは約10年、サンヨーは10年未満とメーカーによっては5年以上の差ができるようです。他にもナショナルや日立、東芝というように様々なメーカーがありますが基本的には10年前後が寿命のようです。

冷蔵庫の購入価格によって寿命が変わることもあるかもしれません。100％とは言い切れませんが、コストを抑えるために安い部品を使っているようなことがあれば、高価で長持ちをする部品を使っている製品に比べて寿命が短くなることもあり得ます。

冷蔵庫、買い替えかも？寿命と判断するポイント3つ

1.冷蔵庫の冷えが悪い

冷蔵庫を使っているとアイスがいつもより柔らかい、ジュースの冷え方が悪いなどのなんとなく感じていたものから、冷蔵庫に入れたアイスが溶けてしまう、ジュースが冷えないなどの確実に故障と感じるように徐々に来ないで保存しているものが変質します。
もちろんいきなり冷蔵庫の冷えが悪くなることもあるようなので、少しでも冷えが悪いと感じるときには日々の様子を確認しましょう。

2.騒音がする

冷蔵庫のモーター音が普段は静かなのに、経年劣化で大きくなってくることがあります。壊れる直前だと本当に騒音のようにうるさくなってしまうこともあるようです。

3.水漏れ

冷蔵庫の下からいつの間にか水が漏れてしまっていることがあります。冷蔵庫内の霜取り機能が付いていますが、機能の不具合によって水漏れが起きるようです。

寿命をのばすためにできること5つ

1.大切に扱う

冷蔵庫を大切に扱うことで冷蔵庫の寿命を延ばせます。「大切に扱う」とは具体的にどうしたらいいのでしょうか？例えばドアの開閉の際に雑に乱暴に開け閉めをせず、強い衝撃を与えないようにするなどです。「バチーン！」「がターン！」と派手な音を立てて開け閉めするのは止めましょう。

引越しの際や模様替えで冷蔵庫を移動するときにも強い衝撃を与えないよう、慎重に移動させます。横に倒したりすると霜取りで溜まった水が漏れて部品がダメになってしまうこともあるので移動の向きは立てたままにしましょう。

2.常に物を満杯に詰め込まない

この行動は冷蔵庫を長持ちさせるためにも大切なことです。冷蔵庫にものを詰め込みすぎることで熱効率が下がり、余分なエネルギーを使うことになります。

3.冷風吹き出し口などの掃除をして清潔に保つ

冷蔵庫の裏などの掃除や、冷蔵庫内を清潔に保つことも冷蔵庫を長持ちさせる秘訣です。

埃などが溜まりっぱなしになっているとどうしても家電は長持ちしませんし、口に入れる食品の保管場所は清潔に保ちたいですよね。

4.ドアパッキンも綺麗に

ドアパッキンにゴミなどが溜まっていたり汚れがついていると綺麗にドアが閉まらず、冷気が漏れる可能性もあります。冷気が漏れていると、冷蔵庫がモーターを動かして冷気をしっかりと生産してしまうのでいつも以上にエネルギーを使うことになります。硬く絞った雑巾などでパッキンの汚れを取るといいでしょう。

5.冷蔵庫の周りにものを置かない

冷蔵庫の後ろ、上、左右にものを置きすぎるのは良くありません。冷蔵庫内を冷やしたときに出る熱気を逃すため、ものを置かずに上手に熱を逃がしてあげるといいでしょう。

最後に

冷蔵庫を大切に使うと長く使えます。使い慣れた冷蔵庫がいきなり壊れてしまうととても困りますよね。綺麗に大切に使うこと、冷蔵庫の寿命が近づいてきていることをしっかりとわかることで、冷蔵庫の買い替え時期を間違えることもありません。

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