京都府京都市 下京区
対応可能エリア:
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日本の縁付け金箔の素晴らしさを五明が魅せます
弊社は昭和初期より続く京仏具の「金箔押し師」であり、純金箔の中でも特に世界一の薄さと美しさを持つ「縁付け金箔」を用いた仏壇・仏具の箔押し加工を行っています。 近年では、仏壇・仏具の箔押し加工だけでなく多方面の素材への箔押し加工を行なっており、弊社の技術を信頼し、京都市役所の市章や祇園祭の鉾頭の金箔加工等、京都を代表する様々なお客様からもご依頼を頂いています。 「京仏壇・京仏具」関連のもの中心から上記のような「建築物に用いられる物への金箔押し」や当社オリジナルの「金箔商品」販売、修学旅行生等を対象とした「金箔押し体験」による売上やBtoBの企業からの提案の割合も上がってきているのがコロナ禍までの現状でした。 ところが弊社が属する仏壇仏具業界がコロナ禍の大不況の中にあり、業界全体の売上の減少していく中で、伝統を守りつつ、この業界を将来にも維持・存続させていくために、様々な取り組みを行ってきた結果、異業種とのコラボレーション作品やオリジナル作品の開発を実現させるに至り、企業との技術融合による商品開発で「純金箔鉄瓶」をはじめとして、消費者に対して新たな価値を提案できるようになってきています。 そこで、当社ではオリジナル商品開発で新たな需要を生み出すこと、今後さらに売り上げを伸ばして、金箔をはじめとした伝統産業を維持・存続させていくために新しい層への需要を生み出していくことが必要だと感じています。 元々アメリカ・ティファニー社のデザイナーから高い評価を得たことで、ティファニー社の依頼により技術協力を行なっており、アクセサリーや小物制作にその技術が使われています。近年では世界的な高級ブランドである「エルメス」の子会社「SHANGXIA社」が、金箔押し加工の中で最高の技術である「消し粉蒔き加工」に注目し、当社にSHANGXIA作品への加飾の依頼があり、こちらの作品も大変好評で、大きな評価を頂いており、当社のみならず、日本の伝統技術の高さを証明できていると感じています。 このように海外の有名ブランドが信頼する技術であることから日本人観光客のみならず、外国人観光客の興味・関心を引くための大きなアピールポイントになり、ターゲットとして考えていたのが、京都を訪れる外国人観光客でありましたが、現在インバウンドへの期待値は薄く、当社の技術は日本国内のみならず、海外の有名ブランドでも一定の評価を得ている点、以前中国出展をしていた際に、コンスタントに売上が上がっていた自負から、日本の特化したユネスコ無形文化遺産にも認められている縁付け金箔を用いたオリジナル商品を今回の越境ECモールで少しでも販路拡大し、海外観光客にも波及できればと思っています。 「縁付け金箔」の生産技術は2020年12月国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録され、仏壇仏具の仏像などを中心に、美術工芸への対応や文化財の修復に適しており、世界で注目される技術となりました。 今後この縁付け金箔は日本の特化した生産技術として、京都の箔押師の私共が素材の特徴を理解した上で使用し、存続しなければならない重要な素材です。 しかしながら手作りによる諸条件でのコスト高騰で「縁付け金箔」は現在生産量が金箔全体の2%にまで減少してしまっているのが現状です。 私共では近年、「縁付け金箔」の技術を活かし、素材への箔押し加工の依頼も多数頂戴し、作品は多岐にわたっています。
当社の金箔の特徴は、純金箔の中でも特に世界一の薄さと美しさを持つ「縁付け金箔」の最高の艶(ツヤ)を漆塗り素材から金属素材、樹脂素材に至るまで確実に表現できる加工技術で、日本でのみ生産できる縁付け金箔技術の高さを示せることです。 そして「縁付け金箔」の生産技術は2020年12月国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録され、仏壇仏具の仏像などを中心に、美術工芸への対応や文化財の修復に適しており、世界で注目される技術となりました。 今後この縁付け金箔は日本の特化した生産技術として、京都の箔押師の私共が素材の特徴を理解した上で使用し、存続しなければならない重要な素材です。 しかしながら手作りによる諸条件でのコスト高騰で「縁付け金箔」は現在生産量が金箔全体の2%にまで減少してしまっているのが現状です。 私共では近年、「縁付け金箔」の技術を活かし、素材への箔押し加工の依頼も多数頂戴し、作品は多岐にわたっています。 建築物では京都市市章や大阪城銅瓦、みやこメッセ等が代表作、ブランド品としてもアメリカ・ティファニー社、エルメス子会社のSHANGXIA社、ルイヴィトン社の製作に、ジュエリーからバッグ、モニュメントまで多数の加工加飾があります。 様々な企業様とのコラボの甲斐があり、作品向けの新たな接着剤や工法も研究開発し、例えば携帯ケースや重箱でも、その企業のアイディアと当社の唯一無二の技術を持って、新たな市場、新たな価値を生み出していると考えています。さらに今後はこれまで以上に「BtoB案件」が増加すると予想され、注力することにより、縁付け金箔を用いた加工加飾による当社の事業拡大を図りたいと考えています。 さらに縁付け金箔を用いての金箔押し体験も1999年より継続開催し、体験と連動してオリジナル作品の制作販売等を行なっている工房は箔押し関連業界にはなく、所属している業界での様々な取組みとは一線を画しています。 この素材の知名度を上げ、多種多様な作品への波及効果を高めることが縁付け金箔の将来を担っていると云っても過言ではありません。日本の特化した技術による工芸材料を少しでも多くの方に知って頂き、展開していくことが私共の責務と理解しております。また、国内外の多くの方に、「縁付け金箔」の良さを身をもって感じていただくことができれば、高級な金箔商品への関心も高まり販売効果も大いに期待できることになると考えています。
日本で金箔が生産されるようになったのは京都が発祥で、それが金箔の表現技術へと繋がり、現在まで存在する京都の黄金文化の元だと思っています。 そのあたりを踏まえて、縁付け金箔をいかに素材にきれいに貼り付けるか!を心がけています。 京都で縁付け金箔を用いた取組みをしている以上、京都にお越しになった方々や今後お越しになる可能性のある皆様に少しでも日本の誇る素材の素晴らしさをお伝えできればと思い、お客様との出会いを楽しみにしています。