ダイエットコーヒーという言葉を聞いたことはありますか?コーヒーにはダイエット効果を高める成分が含まれているといわれています。
この記事では、コーヒーがダイエットに効果的な理由や正しい飲み方、注意点について解説します。おすすめのダイエットコーヒーも紹介するので、ぜひ参考にして、健康的にダイエットを進めていきましょう。
コーヒーにはダイエット効果がある?
結論からいうと、コーヒーを飲むだけで体重が減るという科学的根拠はありません。コーヒーには利尿作用があるため、水分量として体重を減らすことは可能ですが、厳密的な体重減少にはつながらないでしょう。
しかし、コーヒーにはダイエットに有用な効果を期待できる成分が含まれています。また、飲み方を工夫することで、ダイエットを効率的に進められる可能性も!上手にコーヒーを活用し、ダイエット成功につなげていきましょう。
コーヒーにダイエット効果が期待できると言われている理由
コーヒーには、ダイエット効果が期待できる成分がいくつか含まれています。主な成分は次の2つです。
- カフェイン
- ポリフェノール(クロロゲン酸)
各成分の働きについて具体的に見ていきましょう。
①カフェイン
コーヒーにはカフェインが含まれています。カフェインには利尿作用がありますが、それ以外にも脂肪分解酵素を活性化する働きや、基礎代謝量を上げる効果などもあります。
基礎代謝量が増えると、太りにくくやせやすい身体になるため、ダイエット効果も期待できるでしょう。
②ポリフェノール(クロロゲン酸)
コーヒーにはクロロゲン酸と呼ばれるポリフェノールが含まれています。血糖値の上昇を穏やかにする働きや脂肪燃焼を促進させる効果があり、ダイエット時には注目したい成分です。
また、抗酸化作用もあり、アンチエイジング効果も期待できます。ダイエットだけでなく美容と健康のためにも、コーヒーを適度に飲んでみてはいかがでしょうか。
効果的なコーヒーの飲み方・ポイント
コーヒーをダイエットに活かすなら、飲み方にも注意が必要です。おすすめの飲み方を紹介します。
ブラックで飲む
コーヒー自体はカロリーがほとんどない飲み物ですが、牛乳や砂糖を大量に入れると、脂質や糖質、カロリーを大量に摂取することになってしまいます。ダイエット目的なら、何も入れずにブラックで飲みましょう。
ブラックコーヒーが苦手な方は、低脂肪や無脂肪牛乳を入れるのもおすすめです。また、甘味がほしいときは、砂糖かはちみつを少量入れてみてはいかがでしょうか。
市販の加糖コーヒーでは入っている糖分の量がわかりにくいため、できるだけブラックを購入(もしくは自分でコーヒーを淹れる)し、砂糖・はちみつの量を調整してください。
運動前に飲む
コーヒーの脂肪燃焼効果を活かすためにも、運動前に飲むことをおすすめします。脂肪燃焼効果のあるカフェインは、摂取してから早くても15分、人によっては1時間経たないと効果が出ないといわれています。運動を始める時間から逆算して、コーヒーを飲むようにしましょう。
また、カフェインには集中力アップの効果も期待できます。運動に集中するためにも、事前のコーヒーがおすすめです。
食後のコーヒーはホットにする
冷たい飲み物は身体を冷やすだけでなく、代謝が低下するとされています。効率よく体内の糖質や脂質を代謝させるためにも、コーヒーはホットで飲むようにしましょう。
食後に温かいコーヒーを飲むことで、気持ちがリラックスし、満足感を得られるのもメリットです。食後のコーヒーを習慣づければ、食事量が少量でも満足感を得やすくなります。
食事と置き換える
食事の一部とコーヒーを置き換えるのも、おすすめのダイエット法です。ブラックコーヒーならカロリーはほとんどないため、置き換えた食事分のカロリーを減らせます。
たとえば夕食や間食をコーヒーと置き換えれば、大幅なカロリー減を実現可能です。豆や淹れ方にこだわり、コーヒーを飲む時間を楽しむようにしましょう。
ドリップコーヒーにする
脂肪燃焼効果を期待できるカフェインは、インスタントコーヒーよりもドリップコーヒーに多く含まれています。効果的なダイエットを目指すなら、ドリップコーヒーを飲むのがおすすめです。
また、ドリップコーヒーは香りもよく、気持ちを落ち着かせる効果も期待できます。ダイエット中はイライラすることもあるため、コーヒーでリラックスタイムをとりましょう。
コーヒーダイエットの注意点
コーヒーはダイエットに役立つ飲み物です。しかし、飲むタイミングや量に注意をしないと、思うような効果が得られないこともあります。とりわけ次の点には注意が必要です。
- 就寝前はなるべく避けよう
- 飲み過ぎに注意しよう
- 妊娠中や授乳中のママは摂取量に気を付けよう
それぞれの注意点を説明します。
就寝前はなるべく避けよう
コーヒーに含まれているカフェインには集中力を高める働きがありますが、眠りを阻害する働きもあります。質のよい眠りのためにも、就寝前はなるべくコーヒーを飲まないようにしましょう。
睡眠が不足すると食欲が増すといわれています。コーヒーでダイエットするつもりが、かえって体重増加を招くことにもなるため注意しましょう。
飲み過ぎに注意しよう
コーヒーは身体に悪い飲み物ではありませんが、あまり飲み過ぎるのはNGです。カフェインの摂取量が多くなり過ぎると、睡眠を阻害されるなどの健康被害が生じる可能性もあります。できれば1日に3~4杯程度に抑えておきましょう。
また、コーヒーは集中力を高める働きがありますが、あまりにも何度もコーヒーを飲むと、常に神経が高ぶった状態になる恐れもあります。心身ともに健康な状態でダイエットを続けるためにも、特定の食材・食品ばかりを摂取するのは避けるほうが良いでしょう。
妊娠中や授乳中のママは摂取量に気を付けよう
妊娠中や授乳中の方は、体内に摂取するものを普段以上に吟味する必要があります。コーヒーなどのカフェインが含まれている飲み物も注意が必要です。
場合によっては赤ちゃんに影響を及ぼすこともあるため、妊娠中・授乳中はカフェインレスコーヒー(デカフェ)を選ぶことをおすすめします。また、紅茶や緑茶にもカフェインが含まれているため、控えるほうがよいでしょう。
ダイエットに効果的なおすすめコーヒー
ダイエットを効果的に進めるためにも、コーヒーにこだわってみましょう。ここでは、おすすめのダイエットコーヒーを紹介します。
MCTオイル入りコーヒー
MCTオイルとは、中鎖脂肪酸が入ったオイルのことです。中鎖脂肪酸は分解されやすく、短時間で消化されるため、体脂肪として蓄積されにくいという特徴があります。また、油は少量でも満腹感を得られるため、空腹を感じやすいダイエット中にもおすすめです。
オイルの量に決まりはないので、自由にコーヒーに入れて楽しめます。腹持ちが良いため、置き換えダイエットにもおすすめです。
チャコールコーヒー
チャコールとは炭のことを指し、食用の活性炭を砕いてコーヒーに入れると、チャコールコーヒーになります。活性炭は真っ黒で、インパクトのある見た目です。
食用の活性炭には、脂肪吸着効果・排出効果があるといわれています。チャコールコーヒーはコクがあり、満腹感を得られるため、置き換えダイエットとしても活用できます。
コーヒープロテイン
コーヒープロテインとは、コーヒーとプロテインドリンクを混ぜた飲み物のことです。筋トレなどで普段からプロテインドリンクを飲んでいる方なら、コーヒーで割ってみてはいかがでしょうか。味が変わって気分転換にもなります。
ただし、プロテインドリンクはカロリーも高いため、運動をするときの栄養補給として活用してください。運動をせずにプロテインドリンクやコーヒープロテインを飲むと、カロリーオーバーとなり、体重が増えてしまうかもしれません。
緑茶コーヒー
緑茶コーヒーとは、緑茶とブラックコーヒーを同量混ぜた飲み物です。緑茶を入れることでコーヒーの苦味が和らぎ、麦茶のようなマイルドな味わいになります。ブラックコーヒーが苦手な方でも飲みやすいのが魅力です。
食事の前に緑茶コーヒーを飲むとリラックス効果が得られ、食欲抑制の効果も期待できます。食べ過ぎが気になる方は、食事の15分ほど前に飲むのがおすすめです。
おすすめダイエットコーヒー5選
コーヒー豆を自分で購入し、丁寧に挽いてドリップするのもいいですが、どうしても時間がかかってしまいます。仕事や家事で忙しい方には、市販のダイエットコーヒーを利用するのがおすすめです。おすすめのダイエットコーヒーを5つ紹介します。
チャコールバターコーヒー スタンダード
ダイエットに良いとされる活性炭や食物繊維などが含まれているコーヒーです。配合されている成分はバラエティに富んでいますが、1杯あたり4.6kcalと低カロリーで、ダイエット中にも気軽に飲めます。
水でもさっと溶けるため、お湯がないときでもコーヒーを楽しめるのが魅力。また、スタンダードタイプ以外にもカフェインレス(デカフェ)タイプなどがあり、カフェインを避けたい方にもぴったりです。
クセない味のため、アレンジしやすいのも特徴のひとつ。アーモンドミルクや豆乳で割ったり、MCTオイルを入れたりするのがおすすめです。
名称 | ケトジェニックダイエット|チャコールバターコーヒー |
カロリー | 1杯あたり4.6kcal |
飲み方 | カップに粉末を入れ、お湯を120~150ml注いで混ぜる |
購入はこちら:チャコールバターコーヒー
チャコールコーヒークレンズ ダイエットコーヒー
チャコールコーヒークレンズ ダイエットコーヒーには、活性炭だけでなくビタミンAやビタミンB1、ビタミンB2なども豊富に含まれています。ダイエット中の栄養バランスが気になる方も、チェックしてみましょう。
袋には粉末が100g入っているため、自由に濃さを調整できるのも特徴です。味に慣れないときは薄く、慣れてきたら量を増やして調整してください。
また、水でもさっと溶けるため、熱い飲み物が苦手な方にもおすすめです。アーモンドミルクやミルク、豆乳などを入れても、味が変わっておいしくいただけます。
名称 | チャコール コーヒー クレンズ 炭 ダイエット COFFEE |
カロリー | ー |
飲み方 | カップに粉末を3~5g入れ、お湯か水を100~150ml注いで混ぜる |
購入はこちら:チャコールコーヒークレンズ ダイエットコーヒー
MCTバターコーヒー
MCTバターコーヒーはMCTオイルや、乳酸菌やオリゴ糖、植物発酵エキスなどのダイエットや美容に良いとされる成分が豊富に配合されたコーヒーです。スティックタイプ(1箱30包)のため、手軽に持ち運びでき、好きなときに楽しめます。
また、バターパウダーが入っているため、腹持ちが良いのも特徴です。忙しくて時間がないときの朝食代わりや、間食などに活用してみてはいかがでしょうか。毎日の習慣として続けたい方には、定期販売コースも用意されています。
名称 | MCT BUTTER COFFEE |
カロリー | 1杯あたり10.63kcal |
飲み方 | カップに粉末を入れ、お湯か水を注いで混ぜる |
購入はこちら:MCTバターコーヒー
りそうのコーヒー
りそうのコーヒーは、コーヒーパウダーに葛の花由来のイソフラボンが配合されたダイエットコーヒーです。肥満が気になる方やBMIが高めの方、ウエストが気になる方に適しています。
りそうのコーヒーは1箱に30包(1包=3g)入っており、1日に1包を目安として飲むことが推奨されています。自分で量を調整するのが面倒な方や、オフィスや学校に持って行って飲みたい方にも便利なコーヒーです。
また、りそうのコーヒーは一般的なコーヒーよりもカフェインが控え目(一般的なコーヒーの約6割)のため、カフェインの摂取を控えたい方にもおすすめ。妊娠中や授乳中でカフェインの摂取が気になる方は、かかりつけ医に相談してから飲みましょう。
名称 | risou no Coffee |
カロリー | 1杯あたり11kcal |
飲み方 | カップに粉末を入れ、お湯か水を100ml注いで混ぜる |
購入はこちら:りそうのコーヒー
C COFFEE チャコールコーヒーダイエット
C COFFEE チャコールコーヒーダイエットは、国産の赤松や竹の炭とMCTオイルを加えたダイエットコーヒーです。コーヒー豆にもこだわり、芳醇な香りが特徴のブラジル産コーヒーパウダーを使っています。
1袋に100g入っているため、好きな濃さに調整できるのも特徴です。慣れないうちは、薄めにすると飲みやすいでしょう。
また、天然材料にこだわっているため、コーヒーの収穫時期によっては風味が異なることもあります。開封後は品質保持のためにも、しっかりとチャックを閉めて保管しましょう。
名称 | C COFFEE CHARCOAL COFFEE DIET |
カロリー | 1杯あたり12kcal(1杯3.3gの場合) |
飲み方 | カップに粉末を3~5g入れ、お湯か水を100~150ml注いで混ぜる |
購入はこちら:C COFFEE チャコールコーヒーダイエット
ゼヒトモで健康・ダイエット料理教室のプロを探す
今回の記事では、ダイエットコーヒーの効果やおすすめの商品を紹介しました。コーヒーは、ダイエットを効率的に進めるためにもおすすめの飲料です。より本格的にダイエットに取り組みたい方は、料理教室でレシピの幅を広げてみてはいかがでしょうか?
- ダイエットや健康にいい飲み物・食事を知りたい
- ダイエット料理教室の見積もりを取りたい
そんな方は、ゼヒトモから健康・ダイエット料理教室のプロを探してみませんか?いくつかの質問に答えるだけで、あなたにピッタリのプロが見つかります。ダイエット中の食事で悩んでいる方は、ゼヒトモをお気軽にご利用ください。
健康・ダイエット料理レッスン関連の最新記事
甘くてホクホクの焼き芋は、太りやすいというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。さつまいもには栄養成分がたっぷり含まれており、食べ方を工夫すれば、ダイエットにも最適です。今回は、焼き芋が太らない理由や、ヘルシ […]
ダイエット中の1日の摂取カロリーの目安は?計算方法や効果的なカロリー制限のポイントを解説 ダイエット中、食事制限として摂取カロリー(kcal)を抑えている方も多いでしょう。しかし1日の活動に必要な摂取カロリーを減らしすぎ […]