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  6. オーニングを取り付けたい!取り付け方法や費用、メリット・デメリットなどを解説
2024/07/26

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部屋で過ごす際、直射日光が気になるときはオーニングを検討してみてはいかがでしょうか。オーニングを外壁に取り付けることで、直射日光対策ができるだけでなく、省エネや光熱費の削減も実現できます。

この記事では、オーニングのタイプや取り付け方法、費用なども解説するので、ぜひ参考にして快適な暮らしを実現してください。

オーニングとは?

オーニングとは、日除けや雨除けの効果がある布製の庇(ひさし)のことです。なお、オーニングの本体は布製ですが、骨組みや建物と接合する部分などは金属などを使い、頑丈な構造になっています。

従来はカフェやレストランなどの店舗に設置されていることが多かったですが、近年では、一般の住宅の窓やベランダでも見かけるようになりました。日差しを避けるだけでなく、おしゃれなエクステリアとしても人気が高まっています。

オーニングとサンシェードの違い

オーニングとサンシェードは、どちらも日差しを避けるために設置されているのは同じです。しかし目的や素材が異なります。

オーニングは、基本的には、日差しだけでなく多少の雨なら耐えられるように頑丈な構造と布でできています。一方、サンシェードは日陰を作ることだけを目的としているため、紐で建物と固定されていたり、薄い布が使われていたりすることが一般的です。

日除けだけを目的とするのか、雨除けとしても使うのかによって、オーニングとサンシェードを使い分けましょう。

オーニングのタイプ

オーニングは、必要なときのみ庇(ひさし)を広げて日陰を作ります。そのため、手動もしくは電動で開閉できるようになっています。オーニングを選ぶときは、まずは手動式か電動式かを決めておきましょう。

また設置場所やフレームの広がり方によって、次のタイプに分けられます。

  • 壁付けタイプ
  • 独立タイプ
  • スクリーンタイプ
  • ウィンドウタイプ

壁付けタイプ

オーニング,壁付け

壁付けタイプとは、外壁に固定するタイプのことです。日陰を作れるだけでなく、室内に日差しが入りにくくなるため、暑さ対策にもなります。バルコニーやウッドデッキに設置すれば、屋外で快適に過ごせるようになるでしょう。

なお、室内への直射日光を防ぐ方法としては、すだれも検討できます。しかし、すだれは日光だけでなく明るさも遮ってしまう点に注意が必要です。また、すだれでは外が見えなくなってしまうため、開放感を残したまま日差しを避けたいときは、すだれではなくオーニングやサンシェードを選びましょう。

独立タイプ

オーニング,独立

独立タイプとは、建物に固定しないオーニングのことです。パラソルのような形や、フレームに布をかけて使うものもあります。

独立型は建物から離れた場所で日陰を作る際に適しています。庭にテーブルや椅子を置くときや、屋根のないテラスで食事をするときなどには、独立型のオーニングがおすすめです。

独立型の一種に、スライドタイプがあります。支柱の上部にフレームを取り付け、フレームに開閉できる布を張って日陰を作ります。

スクリーンタイプ

オーニング,スクリーン

スクリーンタイプとは、布を垂直方向に開閉するタイプのオーニングです。ロールスクリーン式で、上部が直接外壁に取り付けられているタイプもあります。

なお、サンシェードもスクリーンタイプの一種です。設置が簡単なため、DIYで取り付けたい方に選ばれることがあります。

ウィンドウタイプ

オーニング,ウィンドウ

ウィンドウタイプとは、布を水平方向に開閉するタイプのオーニングです。開閉の仕組みはスクリーンタイプと同じですが、布を動かす方向が異なります。

ウィンドウタイプのオーニングは、小窓や高窓に取り付けられることが多いです。軒の代わりとしても活用できるため、雨が室内に入り込みやすいときにも検討できます。

オーニングの取り付け費用

オーニングの取り付け費用は、本体購入価格と施工価格の合計で5万~40万円が相場です。小窓用の小型のオーニングなら、設置工事込みで5万円程度で気軽に取り付けられることもありますが、大型かつ電動式のタイプは40万円程度の費用がかかることがあります。

業者に依頼する場合いくつか相見積りを取り、比較してから選ぶようにしてください。金額だけでなく対応や保証についても、事前にチェックしておきましょう。

本体価格

オーニング本体の製品価格は、手動か電動か、サイズはどの程度か、フレームや布の素材などによってさまざまです。また、布部分は紫外線や雨にさらされて傷みやすいため、定期的に張り替えが必要になります。

手動式のオーニング約2万円〜15万円
電動式のオーニング約15万円〜25万円

施工価格

施工価格は業者によって異なりますが、費用相場は約3万円〜10万円程度です。相見積もりをして、納得できる業者を選ぶようにしましょう。

独立タイプのオーニングの場合は施工費が高く、約25万円〜50万円程度になることもあります。

オーニングの取り付け方法

壁付けタイプと独立タイプ・スライドタイプの取り付け方法や、注意したいポイントを解説します。

壁付けタイプの場合

壁付けタイプは、外壁の柱部分にビスでブラケットを固定し、ブラケットにオーニングを取り付けます。壁や柱にネジや取り付け金具を打ち込めないと、取り付けが不可能なため、オーニングを利用できない可能性があります。

耐久性のあるオーニングにするためにも、専門業者に依頼するようにしてください。ステンレスやキャンバス素材など重量のあるものを取り付けるため、時間が経過しても簡単には破損・落下しない高強度と高耐久性が求められます。

軒先の上部などの高所に取り付け工事をするときは、危険が伴います。安全性を確保するためにも、DIYではなく専門業者に依頼するようにしましょう。

また、マンションの外壁は共用部分のため、オーニングの設置が不可能なケースもあります。見積もりを取る前に、管理組合に確認しておきましょう。

独立タイプ・スライドタイプの場合

独立タイプやスライドタイプのオーニングは、支柱を設置しなくてはいけません。台風や強風時に倒れることがないよう、アンカーやフック、取付金具などで固定しておきましょう。

支柱を設置する場所に木の根っこや建物の基礎があると、大がかりな工事が必要になることがあります。その場合は専門業者に相談してみてください。

大がかりな工事が費用の兼ね合いからできないときは、後付け用の吸盤や接着剤を利用できるケースもありますが、注意点として強度に問題が生じることが挙げられます。

オーニングはDIYで取り付けられる?

オーニングをDIYで取り付けることは可能です。しかし、庇(ひさし)部分や枠部分の重量を支え切る強度が必要なため、専門業者に設置工事をしてもらうほうが安心でしょう。

また、独立タイプやスライドタイプも、支柱をしっかりと固定していない場合は崩壊する恐れがあるため、専門業者に設置してもらうほうが安心です。オーニングが軽量で、なおかつ落下・倒壊しても被害がないと判断できるときのみ、DIYでの取り付けを検討しましょう。

オーニングのメリット

日除け・雨除けができる

オーニングを設置すれば、日よけが可能です。太陽光が強いときでもデッキでくつろげるだけでなく、窓際でも過ごしやすくなります。また、紫外線対策にもなり、日焼けを予防できるだけでなく、デッキや窓際の家具やカーテンの色褪せ・劣化を防ぎやすくなる点もメリットです。

小雨なら雨よけとしてもオーニングを活用できます。少々風当たりが強いときでも室内に雨が入り込みにくくなるため、快適に過ごせるようになるでしょう。

省エネ効果が期待できる

オーニングを取り付けると、室内に直射日光が入り込みにくくなるため、夏の室温上昇を抑えやすくなります。エアコンによる消費電力が減り、省エネ効果が期待できるでしょう。

使用する電力が減ると、電気代が抑えられるだけでなく、二酸化炭素の排出量も減るため、地球温暖化対策にも貢献できるでしょう。

プライバシー保護ができる

オーニングを取り付けることで、外から室内が見えにくくなり、プライバシーを保護しやすくなります。また庇(ひさし)が斜めに広がる種類のオーニングなら、さらに目隠し効果が高まり、室内で安心して過ごせます。

庭が狭く道路と窓が近いときも、オーニングがあれば視線や直射日光も遮れて便利です。

オーニングのデメリット

強風や強い雨に弱い

オーニングはフレームと布だけのシンプルな構造のため、強風や強い雨に弱いという性質を持ちます。専門業者にしっかりと設置してもらうだけでなく、強風時・強雨時はオーニングを閉じ、布が風雨を受けにくいようにしておきましょう。

汚れやすく劣化しやすい

オーニングは室外に設置するため、ほこりや土、雨水などで汚れてしまいます。布製のため、汚れが染み込みやすく、水をかけるだけではしっかりと落とせません。

素材が劣化しやすいのもオーニングのデメリットといえます。布の強度や天候、設置場所にもよりますが、定期的に張り替えることが必要です。

オーニングの張り替えも専門業者に依頼することが好ましいため、布代に加えて施工費用もかかります。取付工事の際に、張り替え費用や張り替え時期の目安について確認しましょう。

ゼヒトモで外構・エクステリア工事のプロを探す

本記事ではオーニングの取り付け方法や費用、メリット・デメリットについて解説しました。

オーニングの取り付け費用は、素材や業者によって変わるので、複数の業者に見積もりを取ると安心です。

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