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  6. コンクリートを使って庭をおしゃれに!DIYでは難しい?
2022/09/28 2024/03/29

コンクリートを使うことで殺風景な庭をおしゃれに変身させたいという方もいるでしょう。そんな時、DIYで庭をリフォームできるのか、気になる方も多いはず。そこで今回は、庭をコンクリートでおしゃれにする方法を解説します。庭リフォームの実例もまとめましたので、DIYを検討する方はぜひ参考にしてください。

庭のDIYでコンクリート使用の難易度とは

庭のDIYでコンクリート使用の難易度とは

コンクリートを使って庭をおしゃれにリフォームしたいと考えているものの、「DIYはできるの?大変そう」と感じる方もいるのではないでしょうか。DIYでコンクリート施工するのが難しいといわれる理由は、次のようなものが挙げられます。

  • 生コンクリート(※)の購入が必要な場合がある
  • 仕上げには速やかに生コンクリートを慣らすスキルが必要
  • 表面をきれいに仕上げられない
  • ブリーディングの判断が難しい

※ 生コンクリートとは、整備されたコンクリート製造設備をもつ工場から、荷卸し地点おける品質を指定して購入することができるフレッシュコンクリートのこと(参考:全国生コンクリート工業組合連合会

実際、庭をコンクリートでDIYするのは、不可能ではありません。しかし、耐久性を考慮してコンクリートを打設する場所を作ったり、決まった分量で生コンクリートを作ったり、手順も細かいためコンクリート施工はDIYの難易度がとても高いと言えるでしょう。

コンクリートを使用した庭づくりのメリット・デメリット

庭にコンクリートを使用することには以下のメリットがあります。

  • 雑草対策になり草むしりの手間が省ける
  • 耐久性がある
  • 掃除がしやすく管理が簡単

一方で以下のデメリットがあることも押さえておきましょう。

  • 夏は照り返しにより暑くなる
  • ガーデニングができない
  • 撤去費が高い

基本的なコンクリートDIYの方法

DIYに挑戦してみたいという方向けに、基本的なコンクリートDIYの方法をご紹介します。

準備するもの【材料編】

  • セメント
  • 砂利
  • 砕石

これらの材料はホームセンターで購入することが可能です。

また、コンクリートをつくる際の材料の割合として、以下の数字を参考にしてください。

セメント:砂:砂利=1:3:6

準備するもの【道具編】

安全保護具(マスク・ゴーグル・ゴム手袋)

マスクやゴーグルはセメントの粉が舞った際に目や呼吸器を守るために必ず着用してください。また、コンクリートを直接触るのは手荒れの原因になりますので、ゴム手袋を着用して作業をするようにしましょう。

左官ゴテ

左官ゴテはコンクリートの表面を平滑に整えるために使用します。

左官鍬

コンクリートを混ぜる際に使用します。代わりに農業用の鍬やスコップを使うことも可能ですが、左官鍬のほうが効率よく混ぜることができます。

左官ブラシ

コンクリートの表面をざらざらにする際に使用します。

トロ船

コンクリートを練るときに材料を入れるプラスチックの容器です。

ワイヤーメッシュ

コンクリートのひび割れ予防に使用します。

木材

型枠を作成するために使います。

施工手順

ここでは基本的なコンクリートの施工手順と作り方を紹介します。

1. 土の掘削

仕上がりの高さに合わせて15cmほど余分な土を取り除きます。

土を取り除いたあとは、表面を平らに整えておきましょう。

2. 砕石を敷く

土が柔らかく安定しない場合は大きめの砕石を敷き詰め、地盤をつくります。強度を高めるために、しっかりと転圧をしましょう。面積にもよりますが、機械を使用すると効率よくしっかりとした地盤づくりができます。

3. 枠を設置する

生コンクリートをせきとめるため、施工する場所に合わせて木材で型枠を設置します。

4. ワイヤーメッシュを設置する

ワイヤーメッシュを設置し、コンクリートを強化することでひび割れを防ぎます。

5. 周囲の養生

コンクリートを流した際に周囲が汚れるのを防ぐため、ビニールなどで養生します。

6. 生コンクリートをつくる

まずはセメントと砂を混ぜます。セメントと砂の割合は1:3となるようにしましょう。

混ぜ終わったら砂利(比率は6)を追加し、さらによく混ぜていきます。

最後に水を加え練っていきます。目安として手や鍬ですくってもコンクリートが残るくらいがよいでしょう。

7. 生コンクリートの打設

いよいよコンクリートを流し込みます。

ワイヤーメッシュが動かないように確認しながら、隅まで均等にコンクリートが行き渡るようにすることが大切です。

8. 表面の仕上げ

流し込んだコンクリートの表面をコテを使って平らにならしていきましょう。

表面が滑らかなコンクリートはスタイリッシュな一方で、雨の日は滑りにくくなります。毎日歩くような場所は左官ブラシを使用して表面をざらざらな仕上げにするのがおすすめです。

9. 乾燥

コンクリートを十分に乾燥させ、しっかり固めます。

人が入れる程度の強度になるには3日、駐車できるようになるには1週間、そして完全に固まり丈夫な状態になるまでには1か月程度時間がかかると言われています。

10. 型枠・養生の撤去

打設から数日後に型枠を外して、さらに約1週間経った後に養生を外します。

庭をコンクリートでおしゃれにする方法

庭をコンクリートでおしゃれにする方法

地面が変わるだけでも空間の印象がぱっと変わりますよね。庭をコンクリートでおしゃれに仕上げたい場合、さまざまな方法があります。どのような方法を選ぶかによって見た目の印象が変わるので、完成図をイメージして好みの方法を選びましょう。
庭をコンクリートでおしゃれにする方法は、次のとおりです。

  • コンクリートの目地を活用する
  • おしゃれなデザインのコンクリートを使う
  • 砂利・タイル・植物を組み合わせる
  • 表面の仕上げ方法でアレンジする
  • スタンプコンクリートを使う

それぞれの方法を見ていきましょう。

コンクリートの目地を活用する

コンクリートはそのまま庭に流し込んでしまうと、暑さや寒さで伸縮してヒビが入るので、ヒビ割れを防止するために隙間(目地)を作ります。ヒビ割れ防止のために作られる目地ですが、その線を模様でオシャレに仕上げてみてはいかがでしょうか。

アイデア次第で個性的な見た目のデザインにできるので、おしゃれな雰囲気に仕上げられます。一般的に目地に入れられるのは、黒いゴムのエキスパンタイと呼ばれる素材です。
コンクリートの色の対比で素敵なデザインに仕上がりますよ。ほかにも砂利や玉砂利、芝、レンガなどさまざまな種類があるので、自分の庭をアレンジしてみましょう。

おしゃれなデザインのコンクリートを使う

コンクリートは白やグレーなどベーシックな色が基本ですが、色付けされたカラフルなデザインコンクリートも人気があります。

たとえば、壁面にデザインできる「スタンプウォール」は美しい模様を作れる技法です。デザイン性が高い見た目に仕上げたい方に適しています。
ヨーロッパの街並みを表現できる「モルタル造形」や、自然の質感を与えてくれる「ペーパーコンクリート」など種類も豊富です。

特にペーパーコンクリートは、通常のコンクリートより圧縮強度が高いので機能性も抜群、また比較的フラットな仕上がりとなります。一般的なコンクリートでは物足りない方は、デザインコンクリートを検討するのがいいかもしれません。

砂利・タイル・植物を組み合わせておしゃれにする

おしゃれな庭に仕上げたいなら、外壁や植物など外観全体のバランスを考えてリフォームすることをおすすめします。バランスが取れていないと、コンクリートだけが悪目立ちして違和感のある印象に仕上がることになるでしょう。

たとえば、モダンな庭に仕上げたい場合は、コンクリートにストーンやタイルを合わせると全体がまとまりやすいです。

ナチュラルな印象に仕上げたいなら、枕木やレンガ、植物などを取り入れると派手さを抑えたおしゃれな雰囲気に仕上がります。お手入れのしやすさを考えるのであれば、人工芝を敷いてガーデンにグリーンをプラスするのもおすすめです。

コンクリートの表面の仕上げ方法でアレンジする

コンクリートの表面を仕上げるときに、アレンジを加えておしゃれに仕上げる方法もおすすめです。たとえば、コンクリートの表面仕上げには「金ゴテ仕上げ」と「刷毛引き」の2つのスタイルがあります。金ゴテ仕上げは、表面をツルツルに仕上げる方法です。

また目地に黒ゴムや砂利を入れることで、アクセントも入れられます。シンプルな印象に仕上げたい方には、金ゴテ仕上げが最適です。刷毛引きは、表面を刷毛で引いてザラザラした食感に仕上げる方法で、デザイン性のある見た目に仕上げたい方に適しています。

スタンプコンクリートを使う

スタンプコンクリートは、完全に固まる前のコンクリートの表面にスタンプを押し付けて模様を作る技法で、天然石やレンガなど多種多様な質感を再現できます。スタンプコンクリートはカラーや柄が豊富に展開されており、自分好みの庭に施工できるのも魅力です。

またスタンプコンクリートは耐久性が高いので、重量感のある物を落としたりのせたりしても天然石のように割れてしまう心配もありません。天然石やレンガなどと比べると価格もリーズナブルなので、リフォーム費用を抑えたい方にも最適です。

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おしゃれなコンクリートの庭の実例6選

おしゃれなコンクリートの庭の実例6選

コンクリートを使ったおしゃれな庭作りの方法はさまざまですが、デザインに迷う方も多いかもしれません。特にコンクリートは和風や洋風など様々なテーマと相性が良いです。ここでは、おしゃれなコンクリートの庭の施工例を写真付きでまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

まずは庭のリフォームを見ていきましょう。

【庭のリフォーム実例①】

出典元

雑草が生えないように、コンクリートで埋め立てたパターンです。アプローチや外構は曲線を描いており、柔らかい印象に仕上がります。門柱は掃除しやすく、きれいに保てるようにシンプルなデザインになっているのもポイントです。

【庭のリフォーム実例②】

出典元

きれいな表面に仕上げたコンクリートと、目地に芝生を施した庭のリフォームです。無機質さを抑えつつもシンプルなデザインに仕上げたい方に適しています。コンクリートの目地部分の幅は広く設定されているので、華やかさを抑えたデザイン性の高い造りなのも特徴です。

玄関アプローチ

次は、玄関アプローチのリフォームを見ていきましょう。

【玄関アプローチのリフォーム実例①】

出典元

外構スペースに、ミッキーマウスを描いて工夫がされた玄関アプローチです。キャラクター好きはもちろんのこと、個性的で可愛らしい玄関アプローチに仕上げたい方に適しています。

【玄関アプローチのリフォーム実例②】

出典元

メッシュ状の格子パネルを加工し、立体的に組み上げた中に自然石を入れた技法である「ガビオン」の枠組みを取り入れたリフォームです。高さを出しているので、立体感のある仕上がりになっています。

駐車場

最後は、駐車場のリフォームを見ていきましょう。

【駐車場のリフォーム実例①】

出典元

コンクリートに、色や模様を付けたマットスタンプを施工したリフォーム事例です。枕木風のコンクリートで、色合いもマッチし、カジュアル感を演出しています。

【駐車場のリフォーム実例②】

出典元

全面コンクリートで、目地に小さめの砕石を詰めたリフォーム事例です。色味がホワイトとベージュでまとめられた、統一感のある印象に仕上がっています。

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