自宅にある押入れを改造する人が増えているのを知っていますか?実際、どのように改造できるか知りたい方も多いでしょう。そこで今回は、押入れをおしゃれに改造できるアイデア事例をまとめました。費用目安や注意点も紹介するため、押入れをおしゃれに改造するときの参考にしてください。
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押入れをおしゃれに改造!活用アイデア6選
布団などの収納場所として使用される押入れですが、そのほかにも多くの活用方法があります。ここでは、押入れをおしゃれに改造する活用アイデアをまとめたので確認していきましょう。
改造①:クローゼット
洋服の収納場所を増やしたいなら、押入れをクローゼットに改造するのがおすすめです。押入れの襖(ふすま)を取り外しておしゃれな家具を入れれば、衣類の収納場所として使えます。
そのほかにも突っ張り棒を渡し、そこにハンガー掛けの洋服をかければお店のように洋服をディスプレイすることができます。押入れの上に小物を保管すればコーディネートを組むときにも便利です。
改造②:収納スペース
押入れを活用して収納スペースに改造するのもおすすめです。本を読むことが好きな人であれば、自宅に溜まる本の収納に困る方も少なくありません。押入れの襖を外して収納ボックスを置けば、本棚として使えます。
押入れは奥行きがあるため、たくさんの本を収納できるのも魅力です。本だけでなく、生活用品や食材の収納場所として活用する方法もあります。家族が多いと収納場所に困ることも多いので、押入れのスペースをうまく活用しましょう。
改造③:子供部屋・キッズスペース
奥行きのある押入れを利用して、子供部屋やキッズスペースを作るのもおすすめです。押入れの高さは子どもの背丈に合うため、ベッドにしたりデスクにしたりなどさまざまな使い方があります。
秘密基地のような空間に喜んでくれる子どもも多いでしょう。また、子どもの成長とともに増え続けるおもちゃの収納場所として使うのもぴったりです。スクエアボックスを押入れに並べれば、おしゃれな収納場所に仕上がります。
改造④:書斎・作業デスク
近年は、在宅ワークにより自宅で仕事する人も増えています。しかし「限られた自宅スペースに新しくデスクを置くのは躊躇する……」と考える人もいるでしょう。このような場合は、押入れを作業デスクや書斎に改造するのがおすすめです。
押入れの中板は机に使うとちょうど良い高さにあるので、椅子を置けば作業デスクとして使えます。上部にライトを設置したり小ぶりの収納ボックスを並べたりすれば、おしゃれな空間に仕上がります。
改造⑤:二段ベッド
押入れにはしごを取り付けて、子ども用の二段ベッドに改造する方法もあります。押入れの中に可愛らしいデザインの壁紙を貼り付ければ、見た目も暗い印象にはなりません。
二段ベッドを購入する必要がなくなるため、お財布にやさしいのもポイントです。子どもが成長したら洋服やおもちゃ、本などを収納スペースに改造するのもいいでしょう。
改造⑥:秘密基地
自分だけの空間を作りたいのであれば、押入れを秘密基地に改造するのもおすすめです。襖を取り外して上段は子どもが遊べるプレイスペース、下段に子どもの洋服やおもちゃを収納します。
大人の場合は、押入れをベンチコーナーに改造してゆっくり過ごせる空間を作るのもおすすめです。クッションや絵などおしゃれなインテリアを飾れば、カフェのような雰囲気に仕上がります。
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押入れの改造はDIYできる?
押入れをどのように改造するかによって変わりますが、クローゼットや作業デスク、生活用品や食材の収納場所へのリフォームなどはDIYが可能です。
DIYでおしゃれな仕上がりにしたい場合は、簡単に剥がせるリメイクシートや洋服をかけられる突っ張り棒などのアイテムを活用しましょう。これらの商品は100均で揃えられるので、費用も抑えられます。
特にリメイクシートはおしゃれなデザインのものも多く販売されているので、壁に貼り付ければおしゃれにアレンジ可能です。
ただし高度な改造の場合は、DIYするよりリフォーム業者に依頼したほうが良いこともあります。DIYで押入れを改造するのが不安な場合は、まずはリフォーム業者に相談するのがいいでしょう。
押入れを改造する際の注意点
押入れの改造はDIYが可能です。しかし、押入れをリフォームするときは注意したいことがいくつかあります。それぞれの注意点を確認しましょう。
クローゼットにリフォームする際は補強工事をする
押入れをクローゼットに改造したい場合、補強工事が必要な場合があります。押入れは布団を収納する場所として設計されているので、重量に耐えられる補強工事がされていないこともあるのです。
下地は組み立てる必要はありませんが、クローゼットにリフォームするときは薄いベニヤ板を貼るようにしましょう。上段にラックを設置して洋服を収納したい場合は、中板の強度も確認しておくことをおすすめします。
クローゼットにリフォームする際は結露予防をする
押入れは湿気が多いため、中の空気が温まり結露が発生することがあります。結露が発生する状態を放置すると、カビの繁殖につながるので要注意です。たとえば押入れをクローゼットに改造した場合、収納した洋服にカビが生えるかもしれません。
結露の発生を抑制するには、外壁に接する場所に断熱材を入れるのがいいでしょう。湿度の変化を緩和してくれる調湿性タイプのクロスもあります。リフォームに使用するアイテムを買い揃えるときは、結露予防を考慮して選びましょう。
賃貸はリフォーム範囲の制限がある
賃貸物件の場合、入居者には原状回復義務が課せられるので注意しましょう。原状回復義務とは、住み始めた部屋の状態に戻すことです。押入れを大改造してしまうと、退去時に多額の費用をかけて元の状態に戻さなければいけなくなることがあります。
賃貸物件の場合は、原状回復義務を考慮してリフォームすることが必要です。たとえば襖を取り外してカーテンを取り付けたり収納ボックスを設置したりなど、簡単な改造がおこなえます。また、内装は手間をかけずにシンプルに仕上げましょう。
押入れをクローゼットに改造する費用相場
押入れをクローゼットにする改造費用は、広さやリフォーム内容で変わります。一般的なクローゼット改造費用の目安は、10万〜20万円です。
施工内容は、襖の扉変更や押入れ内部の棚を撤去、ハンガーパイプ設置などが含まれます。そのほかに発生する施工費用は、次のとおりです。
- 壁にクロスを貼る場合(2万5,000~4万5,000円)
- 棚をつけて収納場所を増やす場合(4万~5万円)
- 棚や仕切りを設置する場合(7万~12万円)
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自宅にある押入れはクローゼットに改造して洋服を収納したり、子どもの衣類やおもちゃを収納できるスペースにリフォームしたりなど、さまざまな利用方法があります。リフォーム内容によっては、DIYすることも可能です。ただしDIYが不安な場合は、リフォーム業者に任せるのが一番です。
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監修したプロのコメント
押入れの活用アイデアとして、仏壇・神棚を置かれる方もいらっしゃいます。昔に比べて、家に仏壇・神棚を置かれる方は減少傾向にはありますが、押入れに入るようなサイズの仏壇もあるので、選択肢の一つとして持っていても良いかもしれません。
また、収納スペースとして活用する場合、中段・枕棚を取り付けることでスペースをより有効活用できます。パイプを取り付け、洋服をハンガーに掛けることも良いでしょう。
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