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  6. 【カビ対策】住まいの9箇所へカビ徹底予防!対処・掃除方法も
2017/06/07 2022/10/20

カビは一度生えてしまうとどんどん増えてしまうものであり、定期的に掃除をしてもまたすぐに生えてしまう場合があります。

季節によってはカビが繁殖しやすい時期があるため、無視しているとあっという間にカビが増えて掃除が大変になってしまうかもしれません。

そこで今回は、場所別のカビ対策をメインに解説します。

カビを防ぎたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

カビ対策における大前提

場所によって具体的なカビ対策は異なるとはいえ、大前提となる部分があります。

それは、カビが生える3つの条件を満たさないようにするということです。

カビが生えるためには3つの条件があり、それは次のとおりです。

  • 温度が20〜30℃
  • 湿度が80%以上の
  • 食品の食べ残しやホコリなどの栄養素がある

一言でまとめれば風通しが悪くて湿度が高い場所であり、浴室やトイレなどが挙げられます。

この大前提を知っておくことで、カビを生えさせないための環境を作れるようになる上に、そのことを踏まえた上での対策を行いやすくなります。

場所別!徹底カビ対策9選

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カビ対策は対策する場所によって方法が異なります。

そのため、まずはどの場所のカビ対策をしたいのか決めた上で以下の項目を読むようにしましょう。

1.浴室

浴室が最もカビが繁殖しやすい場所とも言える場所です。

基本的な対策としては、浴室使用後の換気をしっかりとすることやカビが目につかなくても定期的に掃除をすることが挙げられます。

もし掃除をする時間があまりない方や掃除の負担を減らしたい方の場合は、防カビ燻製剤(くんえん剤)や微生物の力でカビを繁殖させない防カビ剤を使いましょう。

それらを使うことでカビが生えにくい浴室となりやすくなるため、なかなか掃除をする時間がない方でも浴室をきれいに維持しやすくなります。

2.洗面所

一般的に浴室の隣にある洗面所も、湿気がこもりやすくカビが生えやすい場所の1つです。

洗面所も毎日換気し、石鹸カスや髪の毛などをこまめに取り除きましょう。

また、引き出しや戸棚の換気と掃除も忘れずに定期的に行うことが大切です。

3.窓

窓枠や窓のサッシにできるカビは、梅雨の時期や結露が起きる冬の時期にできやすいため、注意が必要です。

窓のカビ対策としては、天気の良い日に窓を開けて換気をすること、除湿器や除湿剤を使うことが挙げられます。

必要に応じては吸水テープや結露防止シート、ワイパーなどのグッズを活用し、結露の水滴を放置しない、溜まらないようにしましょう。

4.押入れ

押し入れにたくさんの服や使っていない寝具を入れている方は、収納方法を変えるのがおすすめです。

頻繁に使わないものは圧縮袋で収納したり、除湿剤を押し入れの四隅に置くなどしましょう。

毎日使っている布団は睡眠のたびに汗を吸って、少なからず湿気を帯びています。

その湿気がカビの原因にもなるため、押し入れに入れる前に必ず乾かすようにしましょう。

また、押し入れ自体も定期的に中のものを出して換気し、乾燥させることも大切です。

5.クローゼットやクローゼット内の衣類・革製品

クローゼットも押し入れと同様に定期的に換気し、クローゼット内の衣類や革製品も乾燥した状態を保てるよう心がけます。

クローゼットへは服を詰めすぎず、服と服の間に風が通るようにしましょう。

防虫剤や防湿剤を仕込むことも大切です。

着用後の服は汗や垢がついているため、そのまましまうとカビだけでなくダニなどの虫がつく可能性もあります。

乾燥させてから収納する、洗ってから収納するなどしましょう。

革製品を手入れする油やクリームもカビの原因となります。

湿気の多い家での革製品の保管は、せめて梅雨の間だけでも革製品はしまいこまず、風通しの良い場所に移したほうがいいかもしれません。

6.壁

壁にできてしまうカビ対策としては、基本的に壁に家具をピッタリと設置しないことです。

家具と壁の間にある程度隙間がないと、室内の湿度が高い時や少しでも水分が入り込んでしまい、カビが生じやすくなります。

7.ベッドの下・マットレスの下や寝具

ベッドフレームがすのこ状になっていないマットレスの下や、床に直接マットレスを敷いて使っている場合は、どうしてもカビができやすくなってしまいます。

そんな時は寝室の湿度と温度差でできてしまう結露に気をつけるほか、シーツに下に敷く防水シーツを使い、日々の湿気を減らしましょう。

起きたら必ずベッドメイキングする、という律儀な性格の方もいるかもしれませんが、寝ている間に吸った汗を乾燥させてからベッドメイキングした方がおすすめです。

また、汗をかきやすい時期は、起きたらシーツと布団をまくって、乾燥させる時間を作ってからベッドを整えてください。

その他、扇風機の風をタイマーセットして1時間程度当てることも湿気を飛ばすのに有効です。

8.家の中の木部

フローリングといった木の部分に関しては、結露で濡れたり湿ったりする可能性のあるところに結露吸水テープを活用しましょう。

また、木製の家具を含め家の中の木部全体をカビから守るために、こまめに除湿機を使うことをおすすめします。

9.家や部屋の中のどうしても湿気がたまりやすい場所

浴室や寝室、靴入れやエアコン、窓のサッシには湿気が溜まりやすく機能や構造からしてもカビができやすい部分となっています。

また、マンションやアパートの1階は他のフロアよりも湿気がたまりやすい箇所です。

もし湿気がたまりやすい場所があるならば、意識的に除湿機や除湿剤を使いましょう。

また、扇風機やサーキュレーターで風通しが悪い場所に風邪を送り換気する手段も活用できます。

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カビが繁殖してる!業者に除去を依頼した時の費用はいくらになるの?

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この対処法は役に立つの?カビ対策やグッズ6つ

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世の中にはさまざまなカビ対策やカビ対策グッズなどがありますが、「実際のところ効果あるの?」と思うようなものもあるでしょう。

そこでここでは、主なカビ対策方法やグッズを6つピックアップし、実際のところどうなのか解説します。

1.家のリフォーム

カビ対策や掃除をしっかりとしていてもすぐにカビができてしまう家や、押し入れや壁などに掃除では落としきれないほど深く根を張ったカビがある家の場合は、リフォームが大きな効果を発揮するかもしれません。

カビ対策としてのリフォームにはさまざまあり、結露を防止する断熱材の壁や塗装、床のカーペットからフローリングへの張り替えなどが挙げられます。

また、湿度を調節してくれる建材を使用したクローゼットや押し入れは、カビを生えにくくしてくれます。

2.除湿機

除湿機は梅雨の時期だけではなく、通気性が悪い部屋や部屋干しをする際に大活躍します。

除湿機を使うことで、カビの発生繁殖を防ぐだけではなく、夏場は体感温度を下げてくれたり、冬場はウイルスの繁殖の抑えてくれたりといった効果をもたらしてくれます。

一石二鳥の役割があるからこそ、カビ対策として除湿機を使うのは良いで良いでしょう。

3.水取りぞうさんといった除湿剤

除湿剤は、手に入りやすく安価でありサイズもコンパクトな存在です。

そのため、除湿のために場所をとりたくない方や、クローゼットといった狭いスペースのカビ対策として役立ちます。

ただ、除湿剤はさまざまなものがあるため、きちんと用途や値段などをチェックして選ぶのが大切です。

例えばクローゼットに除湿剤を設置したい場合には、吊り下げフックのついたものを選ぶことで、クローゼットの場所を取らずに湿気を吸い取ってくれます。

4.エアコンのドライ機能

エアコンのドライ機能でもカビ対策できますが、あまりおすすめできる方法ではありません。

理由として、エアコンの中のフィンが濡れっぱなしになってしまい、エアコン自体にカビ生えやすくなってしまうためです。

もしエアコンのドライ機能を使いたい方は、定期的なエアコンの掃除やエアコン自体の換気を忘れずに行いましょう。

【あわせて読みたい】

【エアコンの掃除料金】ハウスクリーニング業者別、5社比較!

5.扇風機・サーキュレーター

風通しが悪かったり、天気が悪く部屋の換気ができなかったりするときは、扇風機やサーキュレーターを使うだけでもカビ対策につながります。

この際、除湿機と一緒に使うことでカビ対策の効果が上がります。

6.空気清浄機

空気清浄機は、カビの栄養素となるホコリを減らしてくれるどころか、カビ胞子そのものも減らしてくれるため、カビ対策として役立ちます。

ただし、エアコンのドライ機能の場合と同じく内部でカビが繁殖してしまう恐れがあるため、注意が必要です。

室内のカビ対策を行いつつ空気清浄機の内部でカビを繁殖させないためには、24時間動かしておいたり、こまめに手入れをしたりといったことが挙げられます。

人によっては、24時間動かすのは電気代が心配になるかもしれません。

ただ、動いている間は風邪が内部を通るおかげで、カビが生えやすい環境となってしまうことを防げます。

カビを徹底的に掃除する!掃除方法4つ

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どれだけ対策をとってもカビが生えてしまうことはあります。

カビが根付いてからでは掃除にも時間がかかってしまうため、気づいたら早めに掃除をしましょう。

フローリングのカビ

フローリングにカビが生えるイメージを持っていない方もいるかも知れませんが、カビの生える環境さえ整っていれば、フローリングにカビが生えてしまうかもしれません。

ただ、フローリングのカビを除去するためにはいくつかの注意点があり、きちんと掃除方法を知らないと傷つけてしまう恐れがあります。

また、賃貸の場合は状況次第で方法が異なってしまいます。

詳しくは以下のリンク先で紹介しているため、気になる方はぜひチェックしてみてください。

URL:フローリングはすぐカビる!原因とカビの取り方を解説!

お風呂のカビ

カビが生えやすい場所といえばお風呂場というイメージを持っている方も多いでしょう。

お風呂場はカビが生えやすい環境がそろいやすい場所であり、毎日気を配っていてもカビが生えてしまう場合もあります。

だからこそ、お風呂場のカビ掃除方法を知っておくことでカビを見つけた際にすぐ掃除できます。

こちらに関しても別記事で詳しく紹介しているため、ぜひ読んでみてください。

URL:お風呂のカビの落とし方4つ!タイル目地の黒カビを一気に落とそう

エアコンのカビ

エアコンのカビは安易に取ろうとすると、故障の原因になってしまう恐れがあります。

かといって、そのまま放置していれば、アレルギー症状を悪化させてしまったり、肺炎を引き起こしてしまったりなどさまざまな問題を生じさせてしまう恐れがあります。

そのため、もし掃除をしたいのであれば、きちんと方法を知った上で取り組むようにしましょう。

URL:エアコンのカビの対処法3つと、車のエアコンカビの対策

カビ掃除をまとめて知りたい

上記で紹介したように、カビ掃除はカビが生えている場所や素材によって方法が異なります。

あるところに生えたカビに対しては有効な掃除方法であっても、別のところだとNGな掃除方法である場合もあるのです。

だからこそ、場所別にカビ掃除の方法を知っておくことで、それぞれの場所に対して適切な方法でカビを除去できるようになります。

詳しくは以下の記事で紹介しているため、気になる方はぜひリンク先を読んでみてください。

URL:カビ掃除の方法を場所別に解説!梅雨だけでなく、アレルギー対策としても

ゼヒトモで水回りクリーニングのプロを依頼

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カビ対策と言っても、場所やカビ対策グッズによってコストや効果が変わってきます。

この機会にぜひ、ご自宅の部屋の構造や家具の配置を見直したり、カビ対策について考えてみたりするのはいかがでしょうか。

ゼヒトモには、たくさんの水回りクリーニングのプロがいます。

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