犬や猫はもちろん、最近では小動物も人気があり、ペットと一緒に生活する人は多いですよね。しかし、家族でお出かけしたり、旅行に出かけたりしたいとき、ペットは留守番させていますか?
ペットと一緒に楽しめる場所もだんだんと増えてきたので、今回はペット同伴で外出を楽しみたい方に向けて、事前に知っておきたいポイントを紹介します。
ペットを連れて入れない外出先は?
基本的に盲導犬や介助犬などを除いて、飲食店や百貨店はペットの入店はできません。テラス席のある一部のレストランやカフェでは、テラス席のみ同伴がOKのところも。
旅館やホテルなどの宿泊施設もペット同伴不可のところがほとんどですが、最近では郊外にある自然が多い宿泊施設や温泉宿などで、ペットと泊まれるプランを提供しています。ペットと泊まれる宿を特集しているサイトから探してみましょう。
しかし、飲食店や宿泊施設いずれもペットと利用する際は、他の利用者に迷惑がかからないよう、外出先でペットも快適に過ごせるように飼い主が配慮しなければなりません。
ペットと一緒に外出する前に実施しておきたいこと
ペットと一緒に外出を楽しむためには、事前に準備しておくことが大切です。
しつけが可能なペットの場合は、しつけ教室などに通うことをおすすめします。飼い主との信頼関係をしっかりと結んでおくことで、ペットが違った環境下に置かれても、予想外の行動を取らずに落ち着いて飼い主の指示に従えるためです。
また、トイレトレーニングを済ませておけば、飼い主もお世話が断然楽になります。そして、クレートやキャリーは車や電車での移動はもちろん、キャンプやホテルなどの滞在先でも活躍するので、普段からクレートやキャリーが怖くないところだと教えておきましょう。
【場面別】ペットと一緒に外出する際の注意点
いざペットと一緒に外出するとなった場合、移動には車や公共交通機関を使うことになります。ここでは、ペットと飼い主さんが快適に道中を楽しむためのヒントを紹介します。
電車移動の場合
<気をつけるポイント>
- キャリーケースからペットを出さない
- 普段からキャリーケースに慣れさせておく
電車などの公共交通機関を利用して移動する場合、ペットの全身が隠れるキャリーケースやクレートに入れましょう。ホームや電車の中で記念に写真を撮りたい!と思う飼い主さんもいますが、いつもと違う環境に興奮して思いがけない行動を取ることもあり得ます。
他の乗客の方にも迷惑がかかるので、キャリーケースからはなるべく出さないようにしましょう。キャリーケースを嫌がらないためにも、普段から慣れさせておくと外出する当日にペットも安心して過ごせます。
また、ペットが安心できるようにお気に入りのおもちゃやタオルなどをキャリーケースに入れてあげると良いでしょう。
車移動の場合
<気をつけるポイント>
- 後部座席に座らせる
- ドライブクレートを利用するのもおすすめ
- 短時間でも車内に留守番させない
- 時間にゆとりを持って移動する
時々、ペットが助手席や運転席に一緒に座って移動している姿を見かけますが、万が一事故などでエアバックが開くと強い衝撃により命を落としてしまう可能性があるので危険です。ペットは後部座席に座らせるか、ドライブ用のグレードに入れましょう。
クレートはドライブだけでなく、電車移動やお出かけ先でも使えて便利です。ペットと積極的にお出かけしたい方はぜひ購入しておきましょう。
そして、短時間でもペットを車内に残さないことも大切。特に夏場は車内の温度が一気に上がり、熱中症になることもあるので注意が必要です。
もし普段車に慣れていないペットなら、振動によって乗り物酔いをしてしまう可能性もあります。いつもと様子が違うな、と感じたら無理せずに車を停めて休憩したり、水分補給をしたりして様子をみましょう。
ゆとりを持って移動プランを立てておくと、何かあった時にも焦らずに対処できます。
旅行中ペットに留守番してもらう際の対応
残念ながら、旅行先にペットを連れていくのが難しい場合もあります。その場合は、ペットに留守番をしてもらわなければなりません。
ペットにとって飼い主さんがいない期間、不安なく快適に過ごしてもらうためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
両親・友人に預ける
もし定期的にペットを家族や友人に会わせていて、相手側も問題なければ、旅行中のお世話をお願いしてみましょう。特にペットを飼った経験のある家族や友人なら安心して任せられます。
ペットが安心できるように普段使っている食器や寝床なども一緒に預けておくことをおすすめします。しかし、家族や友人も仕事や予定があるので、ペットの生活サイクルを優先するのは絶対ではありません。
また、旅行後にはきちんとお礼をしましょう。
ペットホテルに預ける
ペット用の宿泊施設ペットホテルにはさまざまな種類があります。主に動物病院に併設しているホテル、ペットサロンなどが経営しているホテル、しつけ教室が提供しているお泊まりプランです。
多くは犬猫専用になりますが、一部では小動物なども預かってくれるホテルもあります。ペットホテルによってサービスも異なるので、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
特に犬や猫を預ける場合、ケージのみの滞在になるのか、エサやトイレ砂の持ち込みは可能か、散歩はしてもらえるのかなど聞いておくと良いでしょう。相場は1泊約3,300円〜ですが、ペットの種類やサービスによって異なります。
ペットホテルが近くにない場合、環境の変化が大きくペットにとってもストレスになりやすいので、ペットの性格を十分に考慮しましょう。また、犬と猫がペットホテルを利用するには必ずワクチン接種済みでなければなりません。
ペットシッターを利用する
ペットシッターとは、旅行などで不在中に飼い主に代わって自宅でペットのお世話をしてくれるサービスです。餌や水など食事からトイレの掃除といった生活面から、散歩や一緒に遊んでもらうことも依頼できます。
ペットシッターのメリットは、ペットが自宅で過ごせること。ペットホテルなど慣れない環境が苦手でストレスを感じてしまう性格の子もいます。
ペットシッターなら、自宅でいつもと同じ食器で食事をして、いつもと同じルートで散歩ができるので、ペットのストレスが少なく、快適に過ごせます。ペットシッターの料金相場は、60分で約3,600円〜。
ペットの種類、希望するサービスによって料金は異なるので、まずは問い合わせてみましょう。
ゼヒトモでペットお世話の代行サービスを探す
ペットと一緒に旅行や外出を楽しめる場所は増えてきましたが、ペット同伴での旅行が難しい時もありますよね。さらに急な予定や仕事などで家をあけることになった場合、家族や友人に頼むのも難しくなります。
そういった時にペットのお世話を代行してくれるペットシッターなら、飼い主がいない間でもペットは大好きな自宅で過ごせることが最大のメリット。そして、なるべく飼い主の希望通りにお世話をしてくれるので、ペットは普段通りに近い生活を送れます。
ゼヒトモなら、自宅周辺でペットのお世話を代行してくれるプロを見つけられますよ。
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