私の中学生のころの部活は「映画部」と言っても過言ではないほど映画を見ていました。そのくらい映画が大好きです。今でも時間があるときには1日4本くらい観ることもあります。
ピアノが主役の映画は必見です。今回はピアノが主役の洋画をご紹介します。
やっぱりピアノが好き!ピアノが出てくる洋画10選
※映画のタイトルと画像に関連はありません
1.アマデウス
公開は1984年、制作国はアメリカ、監督はミロス・フォアマンです。
主演はF・マーリー・エイブラハム(アントニオ・サリエリ役)、トム・ハルスはヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト役、アカデミー賞の作品賞・監督賞・主演男優賞ほか8部門を受賞しました。
サリエリは作曲家として名声を得ていたが、モーツァルトとの出会いにより人生が逆転。モーツァルトに脚光が浴びるようになってから、サリエリの嫉妬が始まります。モーツァルトを演じたトム・ハルスは吹き替え無しでピアノ演奏をし、無邪気に後ろ向きで演奏したり、ケラケラ笑ったり楽しいですよ。妻のコンスタンチェ役のエリザベス・べリッジは女性から見てもキュート!
2.ピアノ・レッスン
公開は1993年、制作国はフランス・ニュージランド・オーストラリア合作です。監督はジェーン・カンピオン、主演はホリー・ハンター(エイダ役)、ハーヴェイ・カイテルはベインズ役です。第46回カンヌ国際映画祭パルム・ドームを受賞しました。
エイダは口が聞けないので手話で会話する主人公。見知らぬ土地に引っ越し、ピアノを運んでくれた原住民のベインズにピアノを教えることでピアノの鍵盤を返してもらう契約をします。夫のスチュワートはエイダのピアノに対する気持ちを全く理解せず、次第にベインズの心の優しさに惹かれていき…、というストーリー。
私はマイケル・ナイマンの「楽しみを希う心」が弾きたくて、サウンドトラックと楽譜を購入しました。とても惹き込まれる曲です。
3.海の上のピアニスト
公開は1998年、制作国はイタリア、監督はジュゼッペ・トルナトーレです。主演はティム・ロスは1900、ナインティーン・ハンドレッド役を演じています。第57回ゴールデングローブ賞。最優秀作曲賞を受賞(エンニオ・モリコーネ)しました。
ストーリーの主人公は、豪華客船で生まれた1900。ダンスホールでピアノを聴いて育つうちに弾けるようになり、船に乗る人の人生などを即興演奏する。老朽化した船を取り壊すときにも1900は降りようとせず、一度も陸に降りることはなく…。
私はサントラ楽譜を購入し「愛を奏でて」を演奏しています。
4.私の小さなピアニスト
公開は2006年、制作国は韓国、監督はクォン・ヒョンジンです。主演はオム・ジョンファ(キム・ジス役)、シン・ウィジェはキョンミン役です。
ホロヴィッツを尊敬している町のピアノ教師キム。両親を亡くして祖母に育てられているキョンミンと出会い、キョンミンの暴走ぶりに手を焼きながらも絶対音感があることに気づき、一流のピアニストに育てることに奮闘します。
キョンミンのピアノを弾く姿に感動します。ドビュッシーの「2つのアラベスク」やベートーベン「皇帝」を演奏しています。
5.僕のピアノコンチェルト
公開は2006年、制作国はスイス、監督はフレディ・M・ムーラーです。主演はテオ・ゲオルギュ、ヴィトス役です。第79回アカデミー賞を受賞しました。
IQが高く天才児の主人公は、普通の人になりたいという願望があり、唯一おじいちゃんが主人公ヴィトスの味方をしてくれます。両親は天才児を育てようと躍起し、シューマンの「ピアノ協奏曲イ短調」をオーケストラと演奏するまでに成長。両親が決めた道を歩むか自分の進みたいように歩むかの葛藤を描く。
学校の先生が嫌な気分になってしまうくらいのIQの持ち主。ちょうちょを弾いたかと思えばシューマンをさらっと弾いてしまったり、わざと凡人のようになってみたり自分のはけ口をピアノで表現しています。
6. 4分間のピアニスト
公開は2006、制作国はドイツ、監督はクリス・クラウスです。主演はモニカ・ブライプトロイがクリューガー役、ハンナー・へルツシュプルングはジェニー役です。アカデミー賞8部門にノミネートしました。
ストーリーは実在する80歳のクリューガーが主人公、刑務所でピアノ講師をしています。獄中のジェニーは自らの思いをロック、ジャズが入り混じったかのような音色でピアノに叩きつけます。ピアノの弦をはじいたり、太鼓のように叩いたり、思いのままに演奏する手錠をかけられる前の衝撃の4分間の演奏は必見です!
行き場のない獄中の中で、ピアノ講師に才能があると見込まれジェ二ーがピアノを弾く姿にハラハラさせられます。荒い音、爆発しそうな音などにドキドキです。
7.戦場のピアニスト
公開は2002年、制作国はフランス・ドイツ・ポーランド合作です。監督はロマン・ポランスキー、主演はエイドリアン・ブロディがシュピルマン役です。2002年、カンヌ映画祭パルムドールを受賞しました。
第二次世界大戦、ポーランドワルシャワでの話です。ユダヤ人のピアニストシュピルマンは実在の人物です。ドイツ軍将校にピアノがうまいと絶賛されて、食料を分けてもらい逃れていた。ショパン「ノクターン遺作」やバラード第一番はもの悲しさを語っています。
ユダヤ人迫害のシーンはとても残酷ですが、戦争は人を人と思わない扱いをしていたんだと実感でき、平和な日本に生きる人こそ見るべきシーンでもあると思います。いつ殺されるかわからないなかでピアノを弾くシーンに息をのみます。
8.シャイン
公開は1996年、制作国はオーストラリア、監督はスコット・ビックスです。主演はジェフリー・ラッシュがディヴィット・ヘルフゴット役です。第69回アカデミー賞主演男優賞を受賞しました。
ストーリーは実話をベースにしています。主人公は厳格な父の元にピアニストになるために育てられますが、父に受け入れられない絶望感もあり統合失調症を患ってしまいます。レストランでピアノを弾くと一躍有名になり、コンクールでラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」を演奏します。
実際に実在するピアニストで、日本公演も果たしています。
9.譜めくりの女
公開は2006年、制作国はフランス、監督はデュニ・デルクールです。主演はカトリーヌ・フロがマリア―ヌ役、デボラ・フランソワはメラニー役です。
ピアノを演奏するに非常に重要な譜面をめくる役を担うのが主人公です。子供のころに受けた傷が忘れられず、復讐を考えており…。サスペンス要素の描写が満載です。ピアノの楽譜が数ページに至る曲を弾いたことがある人にはよくわかると思いますが、譜面をめくる人のタイミングはとても重要です。ちょっとでもタイミングがずれるとピアノを弾くことに支障が出てしまうのです。ヒヤっとしてしまいます。
10.ピアニスト
公開は2002年、制作国はフランス、監督はミヒャエル・エネケです。R-15指定です。主演はイザベル・ユペールがエリカ役、フソワ・マジメルはワルター役です。
ストーリーはエリカはウィーン市立音楽院のピアノ講師です。母親は異常なまでの過保護。満たされない日常から逃れるために性的趣味を持ってしまう。生徒のワルターから好意を寄せられ関係を持つ。
ワルターが優しくしたピアノの女生徒に嫉妬したエリカが、グラスの破片をコートに入れて指をケガさせるシーンが怖いです。ピアニストにとって、特に指のケガは命取りです。
ピアノを習いたい!都内のおすすめピアノ教室5選
1.文京区 くちいわピアノ教室
代表はくちいわのりこ先生、武蔵野音楽大学を卒業なさっています。ピアノのレッスンのほか、合唱・声楽伴奏・保育士試験・教員採用試験・実技・音楽理論・リトミックを学ぶことができます。
2.中央区 エムプラスピアノ教室
銀座と池袋に教室があり、代表はMika先生です。東京音楽大学ピアノ演奏家コースを卒業なさっています。
3.墨田区 諸橋玲奈ピアノ教室
代表は諸橋玲奈先生、東京音楽大学付属大学を卒業されています。PTNA(全日本ピアノ指導者協会)の指導会員です。
4.練馬区 西田亜希子ピアノ教室
代表は西田亜希子先生、東京音楽大学ピアノ専攻を卒業されています。ピアノ、レストラン演奏・リトミックの経験がおありです。
5.葛飾区 ピアノ声楽教室
代表は庄司さよ子先生、東京音楽大学を卒業なさっています。リゾートホテルでのピアノ演奏・ピアノ・歌指導・伴奏・指揮のご経験がおありです。
最後に
ピアノが主役の映画を観て、ピアノを弾きたくなること間違いなし?!、ピアノのレッスンへのモチベーションをあげましょう!無心で鍵盤と曲に向き合うと、日常からのリフレッシュにもなりますよ!映画とピアノのレッスンを通じて、あなたのお気に入りの1曲を見つけてみてくださいね。
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