一軒家の壁紙張替えにかかる費用相場は？場所ごとに徹底解説

一軒家の壁紙を張り替えを検討する際には、想定される費用目安を知っておくと安心です。キッチンや玄関など、それぞれの費用相場を知っておけば、必要な箇所のみをリフォームすることもできます。

この記事では、一軒家の壁紙張り替えに関する基礎知識と、コストを抑えるコツをご紹介します。

壁紙を張り替えるメリット

長く使われた壁紙は、見た目が悪くなるだけではなく、機能性が落ちている可能性もあります。得られるメリットが大きい場合は、リフォームを検討してみてください。

壁紙を張り替えることは、快適な生活を送ることにつながります。壁紙の寿命は、6年程度だとされています。 一軒家の入居から長年メンテナンスを怠っていると、見た目が落ちるだけではなく、機能性にも問題が出てくるでしょう。

例えば、下地を保護する機能の低下により、壁紙のみならず下地まで劣化が進んでしまう恐れがあります。自宅を快適な状態で長く保つために、壁紙のメンテナンスも定期的に行いましょう。

壁紙張替えにかかる費用の内訳

一軒家の壁紙張り替えを検討する際に心配になるのが、コスト面です。壁紙の張り替え費用には、材料費の他に施工費や廃材処分費などがプラスされています。

適正価格を知るためには、総額だけではなく内訳を確認するようにしましょう。材料費以外にかかる壁紙張り替えリフォームの費用内訳を、以下にまとめました。

一軒家の壁紙張替えにかかる費用とは

一軒家の壁紙全てを一気に張り替えようと思うと、平均で500,000円程度の費用が必要です。費用面の負担が大きく、なかなかリフォームに踏み切れないという方も多いでしょう。

ここからは、リビングやトイレなど、場所ごとの壁紙張り替え費用の相場目安をご紹介します。必要な場所から少しずつリフォームを進めようと考えている場合にも、参考になるはずです。

リビング

リビングは家族が長い時間を過ごす場所であり、タバコのヤニ汚れやペットの付けた傷が気になるケースも多いでしょう。リビング壁紙の平均的なリフォーム費用は、80,000円程度です。

以下にリビングの広さごとの、壁紙張り替え費用の目安をまとめました。

キッチン

キッチンは料理による汚れが付着しやすく、壁紙の消耗が進みやすい場所です。一般的な広さである4.5～6畳のキッチンの壁紙をリフォームをするには、47,000～68,000円程度の費用がかかります。

キッチンはスペースとしては小さいですが、費用は少し割高である場合が多いでしょう。狭い場所での作業になるため施工費用が高くついたり、不燃性など機能性素材が用いられることが理由です。

浴室

湿気が多い浴室の壁紙には、防カビ機能や防水・撥水機能のある壁紙が使われるため、面積に対して費用が高くなります。一般的なサイズである2.5畳の洗面・脱衣所における、壁紙リフォーム費用は40,000～45,000円程度です。

限られたスペースで作業を進めなければならない点では、キッチンと同じように施工費用が上乗せとなる可能性があります。

トイレ

トイレの壁紙リフォーム費用の目安は、30,000～45,000円程度です。一般的なトイレの広さは1畳程度で、必要となる壁紙の量は多くありません。 しかし、その狭いスペースで職人が付きっきりで作業に当たるため、どうしても施工費が高くなります。他の箇所のリフォームと一緒に依頼するなど、費用を軽減させる工夫をしてみましょう。

トイレでは汚れのついた壁紙を使い続けていると、臭いの原因となる可能性があります。機能性の高い素材を選ぶなど、快適に過ごすための工夫が必要です。

玄関

6畳程度の玄関の壁紙リフォーム費用は、50,000～70,000円程度です。玄関は人の出入りが多い場所であるからこそ、いつも綺麗な状態を保っておけるとよいでしょう。

玄関には靴に汚れや傷、雨天時の湿気に強いハイグレードな壁紙・クロスがおすすめです。必要に応じ、機能性にも注目して素材を選んでみてください。

壁紙の張替えにかかる費用を安く抑えるには

一軒家の壁紙張り替えにかかる費用を少しでも抑えるために、次の3つのポイントを意識してみましょう。

• 量産品のクロスを使用する
• 直接業者に問い合わせる
• 複数の業者から相見積もりを取る

コストの負担を減らして自宅を快適にリフォームするために、ぜひ実践してみてください。

量産品のクロスを使用する

壁紙は、グレードによって以下の2種類に分けられます。

• 量産クロス（スタンダードクロス）
• 1000番クロス（ハイグレードクロス）

量産クロスとは、その名のとおり大量生産されているクロスで、値段は比較的安めです。一方の1000番クロスは、標準価格が1,000円/㎡程度の材料を使っていることから、この名が付きました。 コストを抑えたい場合は、クロスのグレードに注目してみましょう。

直接業者に問い合わせる

工務店やリフォーム会社に壁紙の張り替えを依頼すると、中間マージンが発生するため、費用が高くなります。実際に施工を行っている業者に問い合わせることで、詳しく相談に乗ってもらえるうえに、コストも抑えられるのです。

個人で壁紙・クロス張替え業者を探すのは難しいですが、マッチングサイトなら簡単に業者を比較検討できます。

複数の業者から相見積もりを取る

コストをできるだけ下げたいのであれば、複数の業者から相見積もりを取るようにしましょう。見積もりの内容を比べることで、どの業者がお得か、費用の差が出るポイントはどこかを確認できます。

いくつかの業者とやりとりをする中で、スタッフの対応の良さも検討材料にしながら、信頼できる業者を選ぶことができるでしょう。

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壁紙・クロス張替えリフォームをすることで、快適で清潔な空間を維持できます。一軒家全体のリフォームが難しければ、必要な個所を選んで施工を依頼してみましょう。

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