屋外はもちろん、室内でも紫外線対策は必要です。窓に貼るUVカットシートや日焼け止めは、日焼けからお肌を守る効果が期待できます。
こちらの記事では、室内での紫外線対策についてくわしく解説!日焼けによるお肌の老化を防ぎたいという方は、ぜひ参考にしてください。
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室内でも紫外線対策は必須
日焼け対策を油断しがちな室内にも、紫外線は入り込んでいます。そもそも紫外線とは、目には見えない太陽光の一部のこと。夏をピークに冬場は弱くなりますが、1年通して降り注いでいます。時刻別では、正午前後にもっとも強くなるのが特徴です。
特に、私たちの肌に影響を与えるのが以下の2種類の紫外線です。
- UV-A
- UV-B
UV-Aは、長時間浴びた場合の健康被害が懸念される紫外線です。シミやたるみ、毛穴の開きなどの悪影響をもたらします。UV-Aは波長が長く、窓ガラスを通して部屋の中へと入ってくるため室内でも日焼け対策が必要です。
UV-Bは、肌の表面で吸収されシミやそばかすの原因となります。UV-Bは窓ガラスで遮断されますが、屋外で浴びた場合は、肌が赤くなったり皮がむけたりといった症状があらわれるでしょう。
室内の紫外線量
世界保健機関(WHO)の紫外線に関するガイドブックによると、紫外線の80%が薄い雲を通過するといわれています。直接太陽から届く光だけでなく、地面で反射して届く光もあるため屋外では注意が必要です。
また、屋内にも屋外の10%以下の紫外線が降り注ぐといわれています。「今日は1日家にいるから、すっぴんでも大丈夫」と安心していると、知らぬ間に紫外線を浴びてしまうかもしれません。
特に、UV-Aによる肌への悪影響は、すぐには見た目に現れません。気付かぬうちに紫外線を浴びてしまわないよう、屋内でもしっかりとした対策が必要だといえるでしょう。
(参考:世界保健機関(WHO)「Global Solar UV Index-A Practical Guide」)
室内に入ってくる紫外線を防ぐには?
室内に入る紫外線を防ぐには、次の3つの対策が考えられます。
- 窓フィルムでUVカットする
- 日焼け止めを塗る
- 黒い色の服を着る
近年はリモートワークの普及に伴い、屋内で過ごす時間が増加傾向にあります。これまでしっかりと紫外線対策をして出かけていたという方も、家ではつい無防備になることが多いのではないでしょうか。
ここでは、それぞれのポイントをひとつずつ確認していきましょう。
①窓フィルムでUVカットする
UVカットシートとは、窓に直接貼り付けて紫外線を防ぐフィルムのことです。UV-Aは、窓をすり抜けて室内に入り込んでしまいます。一般的なカーテンやサンシェードで薄暗くなったとしても、紫外線を防ぐことはできません。
一方、透明なUVカットシートを貼れば、太陽光の明るさはそのままに、紫外線だけを防ぐことが可能です。
②日焼け止めを塗る
紫外線からお肌を守るには、屋外に限らず、屋内でも日焼け止めを塗るように心がけましょう。肌への負担が気になるときは、クレンジング不要のベビー用の日焼け止めでも大丈夫。SPF値にこだわるより、こまめなUV対策がおすすめです。
特に、汗や皮脂で日焼け止めが落ちやすい時期は、塗り直しの頻度を上げるよう意識してみましょう。
③濃い色の服を着る
室内での紫外線対策は、部屋着の色にもひと工夫しましょう。黒や紺など、なるべく暗い色を身につけてみてください。白やベージュといった淡い色の多くは、紫外線を通してしまいます。
特に、ベランダに出るときに短時間だからと、うっかり紫外線を浴びてしまうこともあります。洗濯物を干したり取り込んだりする際は、濃い色の上着をサッと羽織るのもおすすめです。
窓フィルム(UVカットフィルム)を貼って、紫外線をブロック
紫外線対策のひとつである窓フィルムには、約99%の紫外線カット効果があるといわれています。カーテンやサンシェードのように、太陽光を遮断しないこともメリットのひとつです。
フィルムはガラスの大きさに合わせてカットし、直接貼り付けていきます。窓ガラス自体を交換する必要がなく、コスト削減できることもうれしいポイントです。
UVカット効果の持続期間はおよそ10年以上で、外側に貼った場合も、およそ5年以上は効果が持続します。一度貼り付ければ、その後の負担を大きく軽減できる対策方法です。
窓フィルムの効果や費用
約99%の紫外線カット効果がある窓フィルムは、見た目はごく薄い普通のフィルムです。業者に貼り付けを依頼するほか、ホームセンターなどで購入し、自分で貼り付けることもできます。
窓フィルムには、室内に入り込む紫外線を防ぐことにより、家具やラグなどの劣化を防ぐ効果もあります。半透明タイプのフィルムであれば、外からの目隠し効果も期待できるでしょう。
値段は種類によって異なるものの、90cm×100cmで1,500円ほどです。UVカット以外にも、飛散防止や遮光、遮熱など目的に応じたタイプを選択できます。
窓フィルム(UVカットフィルム)を自分で貼る
窓フィルムは、ホームセンターやインターネットなどで購入し、自分で貼ることができます。大きな窓に貼り付ける場合は、1人より2人での作業がおすすめです。
購入時は、自宅の窓に対応したUVカットフィルムであるか確認してみてください。なかには、複層ガラスや網入ガラスに貼り付けられないフィルムも販売されています。
貼ってはがせる弱粘着タイプのフィルムであればより安心です。賃貸住宅の窓にもUVカット加工を施せます。
窓フィルム(UVカットフィルム)の施工を業者に頼む
窓フィルムの貼り付けは、施工業者に依頼するという方法もあります。フィルム施工のプロ「建築フィルム1級技能士」が在籍する業者であればより安心です。窓の状態を正しく把握したうえで、美しい仕上がりを期待できるでしょう。
窓ガラスには、フィルム加工が施せないタイプがあります。施工後のトラブルを防ぐためには、経験と知識のある施工業者への依頼がおすすめです。窓のタイプや、暮らしに応じたフィルムを選択できます。
窓とフィルムの間に空気を入れず、シワなく仕上げるのは意外に難しいものです。業者への依頼は自分で貼るよりコストはかかりますが、値段のぶんだけ満足いく施工を実現できます。
「自分できれいに貼り付ける自信がない」「値段も仕上がりも無駄のないフィルム施工をしたい」という場合は、施工業者への依頼も選択肢のひとつとなるでしょう。
ゼヒトモで窓ガラスフィルム施工業者のプロを探す
紫外線対策は屋外だけでなく、室内でも必要です。特に、肌の深層部にまで届き、シミやそばかすの原因となるUV-Aは窓ガラスを通り抜けてしまいます。
カーテンやサンシェードなどでは、紫外線を完全に防ぐことができません。より効果的に、長期間UVカット効果を持続させるには、窓ガラスのフィルム施工がおすすめです。約99%のUVカット効果が期待でき、うっかり紫外線を浴びるリスクを軽減できます。
自宅で過ごす時間が長くなったり、小さな子どもがいたりする家庭も、より安心で快適な暮らしを実現できることもうれしいポイントです。
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監修したプロからのコメント
施工でお客様宅に訪問させていただくと、紫外線による皮膚の病気で苦しんでいる方が大変多いことに気付きました。また、マンションの高層階なども地上近くと比べ、家具の色褪せなど、紫外線の影響を受けやすい場所であると知りました。このように、改めてUVカット機能のあるフィルムの重要性を痛感する機会は多いです。
窓フィルムには、飛散防止、遮熱断熱、目隠し、防犯など様々な種類がありますが、その多くに99%以上UVカット機能がついています。ぜひ、紫外線が気になる方はご検討ください。
お客様の健康を守るためにも、引き続き窓フィルム施工の仕事を頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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