Q1:具体的にどのようなサービス内容ですか? A1:① 課題設計 と、② ヒューマンベースの課題解決を行います。 ① 課題設計 多くの課題解決に奔走する時間などとれないのが会社経営。コーチングをベースとした「問い」や「フィードバック」に基づくアプローチで、まずは御社にとって今、本当に大切な課題が何かをしっかり定めます。 課題を一緒に定義付け、その解決策・具体的行動を決定し、その結果を一緒に振返り、また新たな課題設計を行い、対策を打つ、というプロセスを繰り返していきます。 常にその時々で必要なものを一緒に探索し、アプローチを行うお手伝いを行います。 ② ヒューマンベースの課題解決 企業を動かすのも、自分自身を動かすのも「ひと(ヒューマン)」です。人が動かず組織が動き始めることはありません。トップダウンでの制度設計や方針示達ではなく、社員全員で取組むことを重視していきます。 社員一人一人へ浸透させるための方法を考えるのみならず、社員一人一人の悩みから企業の課題を見つけるための直接インタビューやマネジメント層を介した全社員アプローチ等、御社の本当の課題設計&課題解決へ、ベストな選択肢をご提案していきます。 またコミュニケーションを「スキル」と捉え、コミュニケーションそのものの質を改善していくための、コーチングやNLP(Neuro Linguistic Program)に即した具体的アドバイスやセミナーも行っていきます。
Q2:わが社には「「社員の自主性が足りない。」という明確な課題が既にあるのですが・・? A2:非常に多くの企業が抱える課題と思います。それだけに、「社員の自主性が足りない。」という一行にも様々な定義、意味付けがあり、多くの思いが詰まっていると考えます。 例えば、「社員」という言葉が意味するのは、若手? 課長? 部長? それとも役員? 「自主性」とは、具体的に社員が何をすれば「自主性がある」と言えますか? 今までにないことをやる? 新規顧客を自分で開拓する? その行動を周りに伝播して初めて自主性といえる? いや、そもそも当たり前のことを当たり前にやるだけで十分・・? では、今一番やってほしい「当たり前のこと」って、具体的に何ですか??? 例えばですが、こうして「本当に解決したい課題」を絞り込み、問いを繰り返すアプローチをしていくことで、「いま、本当に必要な変化」を特定し、具体的アクションを起こすお手伝いをしていきます。
企業風土、社内文化、どこか自社に元気がない、大切にしたいものはあるが社員に浸透しない、といった漠然とした悩みから、社内コミュニケーションの活性化に向けた打開策を必要とされている方を対象としています。 (そのため、DX、GX、コストカット、海外進出、といった具体的方策を模索されている方にはそぐわないサービス内容となります。) 漠然とした違和感の正体を突き詰めたい、ただ単純に壁打ちがしたい、コーチングを受けてみたい、というご依頼も大歓迎です。
【大企業 財務部のミッション変更】 ・『資金の安定調達』という財務部のミッションに漠然とした疑問を持つ課長のモヤモヤを深堀りするところから、財務部改革のストーリーは始まりました。 ・「誰も財務部に来たいと思わない。来てからも誰もこの道で課長や部長になろうと思わない。いや、そうなりたいと思わせてあげられていない。」と、自身への不甲斐なさも交えたお話を伺いました。その思いを語っていただく中、「(財務部は)コストセンターなので仕方がない。」という言葉が何度も出てくることが気になり、そのことを率直にお伝えしたところ、「それって、解決方法なんかあるんですかね。でも、せめて自分たちの給料以上を稼げれば意識は変わるかもしれませんね。」と、そこから、「本当はどんな財務部でありたいか。」をテーマにディスカッションが始まっていきました。 ・「優秀な人材が集まるのに、その能力を生かしきれていない。」そんな課題認識が・・最初からあった訳ではありませんでした。ただ、財務部で働くメンバー一人一人との面談を行い、仕事への誇りと今の仕事のギャップをヒアリングしていくうち、各メンバーアにとって、自分のやってきたことを活かせていない、でも今の財務部で諦めていることが少なくないことが判明しました。 ・そして、これまでタブーだった「資金の運用」を検討することに。元営業マンたちは「資金運用を行うことで、当社製品8千台分の収益を毎年生み出せる。」とモチベーションを高め、経理畑を歩んできたメンバーも、「リスクの判断をする力は培ってきた。」と、自分たちの能力を発揮する場を手に入れるチャンスが生まれたことに、期待と遣り甲斐を見出すことができました。 ・結果、資金運用を行い、「総務部や人事部にも波及させ、全社的に収益力を意識した経営に変われるよう、財務部から働きかけたい。」と、コストセンターを自ら名乗る財務部に変革が起こり、組織のミッションも、メンバーの遣り甲斐も、そして会社に果たす貢献度も、大きく変わることができました。 ・この例でもお分かりの通り、最初から「資金の運用をやれば、財務部は変われる。」などという課題認識や目標があった訳ではありません。トップダウンで「資金の運用をせよ」や、「新たなミッションを打ち立てろ」といったところで、同じ結果にはなっていなかったと思います。組織を支える一人一人の悩み、モヤモヤの中にこそ、組織を変えるヒントや答えが隠れている、と改めて確信をする成功事例の一つとなりました。
『企業も個人も十人百色』をモットーに、オーダーメイド対応に拘ります。 前述の 「社員の自主性」という一言でも定義は様々だったように、企業も個人も「十人十色」を超えて「十人百色」と言えるほど、一つの会社、一人の人間でも発する言葉や、その言葉の意味はその時々で移ろっていきます。 型にはまった解決策、制度設計(ハード面)では届かないソフト面へのアプローチを前提に、そのタイミングで何を大切にしているか、そこに御社の方々がどう関わり、どう変化していくことが御社にとっての本当の幸せか、今はないその答えを、対話を通して見つけ、具現化していくことを最大の提供価値と考えております。 (もちろん、変えてはいけないものを貫くことも大切に扱っていきます)
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