Q:1981年(昭和56年)以降の家であれば耐震性能は大丈夫?
A:金物の基準が2000年に変わり、それ以前の建物は診断するとほとんどが"倒壊の可能性が高い"という結果となります。
Q:建物を建てたり増築する時必要な"建築確認申請"や"設計""監理"は自分でやることは可能ですか。
A:100㎡以下の木造建物であれば無資格でも"設計・監理"は可能です。(2025年からは平屋のみ可)
申請は審査があり、法規や施工基準を満たさないと延々と許可にならず費用ばかりかかるので要注意です。 尚、無資格者の設計監理は、審査時・完了検査時に審査項目・検査項目が大幅に増えます
戸建て・集合住宅・店舗・商業施設・オフィスなど様々な分野の新築・リノベーションの調査・企画設計提案を行っています。
また90棟以上の住宅耐震診断実績があり、インスペクションで建物状態を確認し強化する提案も行っています。
20代から70代まで幅広い層のお客様に柔軟に対応しています。
(昭和56年6月以前の建物は自治体の無料耐震診断が受けられます。)
新築にたくさんの中古アンティーク家具・建具を組み込んだ店舗・住宅はオーナー・お客様に好評をいただきました。古民家の部材を再利用した建物も喜ばれています。
どのような目的で、将来どうありたいのかを丁寧にお伺いし、現況や周辺の調査を行ったうえでプランをご提案します。
その他特長などの紹介
木造(在来軸組・丸太組構法)、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の建物に対応しています。
木造在来工法は許容応力度計算と壁量・N値・水平構面計算を行います。※1
(それにより3階建、火打梁のない吹抜空間の提案も可能です。)
また住宅においては耐震等級3、外皮UA値・一次エネルギー消費等級4以上を基本仕様としています。※2
(※1※2 いずれも、特殊な建物やお客様の事情・指定がある場合を除きます)
あーきす建築設計室はZEHプランナー登録を行いネットゼロエネルギーハウスを推進に参画しています。→※3
更に木造住宅においては下地や内装に"合板や集成材を一切使わない家"のご提案も可能です。
新しい敷地を検討される方には、ご契約前に建築上問題がないかプロの視点からアドバイスを行います。
●設計手順の詳細 (戸建住宅の例)
1) 事前ミーティング
・ お客様の考え・家族構成・ライフスタイル・予算・納期等基本条件を伺います。
・ 敷地及び周辺の調査・諸官庁への問合せ・法的条件を調べます。
・ 設計条件及び調査内容などから基本方針、設計料、工事費、諸費用等について説明します。
2)基本プランの提示
・打合せた内容、調査内容に基づき、配置・間取り、コンセプトを作成提案します。
・お客様と意見を交わし方向性を擦り合わせます。
※ 1回目のプラン提示と修正までは無料で行います。
※ 調査内容・建物ボリュームにより費用が発生する場合があり、その際は事前にお伝えします。
3)設計監理契約
・基本案・概算費用・日程など了承いただいた段階で設計監理契約を締結します。
・設計費用は工事金額の5~8%、監理+申請費用は2~4%程度となります。(規模・仕様で変動)
・セルフビルドのお客様にも対応いたします。(実績多数)設計契約のみですが監理方法をご指導します。
・分離発注(CM)方式のお客様にも対応いたします。別途費用がかかりますのでご相談下さい。
(当事務所では施工を請け負うことはしておりません。)
・間取り、仕様、ボリュームが確定してから実施設計完了までの所要期間は凡そ2~3か月です。
・特殊な建物・敷地、地区条例、融資制度などにより申請手続きが必要な場合は別途費用と期間がかかります。
・鉄骨造、鉄筋コンクリート造、特殊形状の木造・混構造は構造計算費用が追加となります(設計費の15~25%)
※ 諸官庁などに納める申請費用等はお客様の負担となります。
4)基本設計及び実施設計
・基本設計は配置・間取・仕様・空間ボリウムを図面化し(完成予想図を用いる場合もある)イメージを具現化します。
・実施設計は仕様や形状の細部をつめ、各種設備・構造を計算・シュミレーションにより決定します。
・実施設計がまとまったら、1か月ほど見積調整期間を設けます。
5)業者選定・工事契約・施工
・業者と契約に至るまでの方法は以下の4種類となります。
1 はじめに施工業者を決め、実施図面を見積・調整する方法
2 はじめに施工業者を決め、設計段階から共に打ち合わせる方法
3 複数業者に実施図面を見積り依頼し入札形式で選定する方法
4 一括発注でなく工種毎業者に見積を依頼する方法。(CM方式)
予算と見積金額の差の調整を仕様・施工方法などで行い合意に至った時点で工事契約します。
またこの時点で各種申請を行います。
尚当事務所では施工中・完成後の対応から 1 又は2 の方法をお勧めしております。
CM方式の場合はお客様が各種業者に直に発注いただきます。
・工事金支払い方法は施工業者との話し合いによりますが、一般的に以下方法を多く採用しています。
契約時 1/3
上棟後2週間以内 1/3
完成後2週間以内 1/3
・工事、設計費用以外に上下水道加入金・申請手数料・登記費用・保険加入費用・式典費用等お客様負担となります。
(工事金額の10~15%ほど)
・施工期間は120㎡ほどの住宅で凡そ6~9か月程度が見込まれます。 (セルフビルドの場合1年から3年程度)
6)監理業務
・現場監理は月4回に加え主要工程終了時の検査を行います。
・施工業者からの施工図を確認し承認します。
・お客様と現場確認を行い、品番や色決めなどを行います。
・現場代理人と打合せ細部について指導を行います。
・建物全体の検査、官庁検査手配立会い、引渡し立会いを行います。
計画から完成までは早くても1年、長い場合は3~4年をかけてプロジェクトを実行していきます。
建築家は計画時にはお客様のパートナーであり、施工が始まればお客様の立場から現場を監督する代理人になります。
生涯でも最も大きなイベントの一つを精一杯サポートさせていただきます。
住宅の耐震診断も承ります。60,000円~(40坪・税込)
※昭和56年6月以前の建物は自治体の無料耐震診断が受けられます。
その他詳細はこちら:https://www.archi-s.com/