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  6. ベランダに生えた苔はどうする!?簡単な掃除方法や原因、予防法を解説
2024/06/26

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日当たりの悪いベランダは苔が生えることもあり、掃除に手間がかかります。苔は見た目が悪くなるだけでなく、滑って転倒する危険もあるため早めに除去しなければなりません。

本記事では、苔が生える原因や除去方法、放置した場合に起こることなどを紹介します。

苔が生える原因とは?

ベランダに苔が生える原因は、主に次のようなことがあげられます。

  • 日中の日当たりや風通しが悪い
  • 水はけが悪い
  • ホコリや落ち葉などが多い
  • ベランダが苔の胞子が付着しやすい材質である

苔が生える条件は、湿気や水分が多いことです。日陰になりやすいベランダや日当たりが悪い場所、梅雨の時期はコケの光合成に適した環境で、苔が生えやすくなります。水はけが悪いことも、苔が生える原因です

ホコリや落ち葉などの有機物は苔の栄養源となるため、掃除を怠ると苔が生えやすくなるでしょう。

ベランダの材質が苔の繁殖に影響する場合もあり、コンクリートや防水シートなどは苔の胞子が付着しやすいとされています。

苔の除去方法

苔を除去する方法は、主に次の3つがあげられます。

  • 塩素系漂白剤や苔の専用洗剤(除去剤)を使う
  • 高圧洗浄機を使う
  • 熱湯をかける

除去方法1:塩素系漂白剤を使う

簡単に掃除できる方法は、カビキラーなど、塩素系漂白剤や苔専用洗剤を使うのがおすすめです。汚れの範囲が少なければ、市販の道具ですぐに落とせます。

除去する際はゴム手袋をつけ、汚れてもいい服装で行いましょう。ベランダや外壁を傷める洗剤ではないか、必ず確認してください。また、集合住宅では階下の洗濯物など、近隣に汚れが飛ばないよう十分注意が必要です。

【用意するもの】

  • 塩素系漂白剤(専用洗剤)
  • ゴム手袋
  • ブラシ(歯ブラシ)

除去の手順は、次のとおりです。

【除去の手順】

  1. 苔全体に塩素系漂白剤を直接スプレーする
  2. 3分ほど放置して水をかける
  3. ブラシで苔をこする
  4. 落とした苔を水で洗い流す

除去方法2:熱湯をかける

熱湯をかける方法も苔の除去に効果的でおすすめの方法です。苔は熱に弱く、熱いお湯をかけるだけで枯れてしまいます。

1度熱湯をかけただけでは根が残っている可能性があるため、3回繰り返すことがポイントです。また、熱湯を扱う際はやけどに注意してください。

【用意するもの】

  • 熱湯
  • ブラシ

【手順】

  1. 苔に熱湯をかける
  2. 冷めたらブラシでこすり落とす
  3. 3回に分けて同じ作業を繰り返す

除去方法3:高圧洗浄機を使う

広範囲に苔が生えている場合は、高圧洗浄機を購入して使う方法があります。

水圧を利用するため、塩素系の洗剤が使えない材質のベランダでも苔の除去ができます。水を吸い上げる機能があれば、水を入れたバケツを用意するだけで、水道がないベランダでも使用できるのがメリットです。

水圧の調整もできるため、汚れに合わせてシャワーを調整しながら効果的に苔の除去ができます。

ただし、水圧の強さで水しぶきや汚れが周囲に飛び散る恐れがあり、マンションやアパートなど集合住宅では注意が必要です。

苔を除去する際に気をつけるポイント

苔の除去方法によってはベランダの素材を傷つける可能性もあり、注意が必要です。また、集合住宅では水の使用を禁じられている場合もあるため、事前に確認しなければなりません。

ここでは、苔を除去する際の注意点を解説します。

ベランダの材質を確認する

ベランダは天然木や人工木、金属などさまざまな材質があり、なかには塩素系漂白剤や苔の専用洗剤が合わない場合があります。

合わない洗剤を使うと塗料が剥がれたり、変色や材質の劣化を招いたりすることがあるため、注意が必要です。

ベランダの材質を調べ、適切な方法で苔を除去するようにしましょう。塩素系漂白剤が使えない場合は、ほかの除去方法を試してください。

強い力で無理してこすらないようにする

苔をきれいに除去しようと、強い力で無理してこすらないようにしましょう。ベランダは、耐久性や雨風から建物を守るなどの目的で防水シートを施してある場合も少なくありません。

防水シートを施している場合、ブラシで強力にこすると防水の塗膜が傷つき、劣化が進む可能性があります。

頑固な苔を取ろうとしてブラッシングしすぎることのないよう、注意してください。

水を流していいか確認する

苔を除去する前に、ベランダに水を流して大丈夫か確認しましょう。マンションなど集合住宅では、ベランダでの水の使用を禁止しているところも少なくありません。

禁止されていなくても、集合住宅でべランダ掃除をする際、大量の水の使用はできるだけ控えた方がよいでしょう。ベランダの床が防水加工されていない、あるいは1つの排水口を複数の世帯で共用していることもあります。

2階以上のベランダで大量の水を流すと階下に水漏れしたり、隣のベランダに汚れた水が流れたりして、トラブルになる可能性もあるでしょう。

ベランダに生えた苔を放置すると?

ベランダに生えた苔を後置すると、繁殖して広範囲に苔が広がります。見た目が悪くなるだけでなく、健康被害やベランダの劣化に繋がる可能性があるため、対策が必要です。

ここでは、ベランダに生えた苔を放置した場合に起こることを解説します。

健康被害を及ぼす

苔を放置すると、健康被害を及ぼす恐れがあります。苔は胞子を飛ばして繁殖するもので、空気中に舞う胞子を吸い込むとアレルギー症状を起こす恐れがあるためです。

また、苔のなかでカビが発生する可能性もあり、カビの胞子も飛びやすくなります。苔やカビの胞子は体内に入ってアレルギーを引き起こし、鼻炎や皮膚炎の原因になるでしょう。家族の健康を守るためにも、苔の除去が必要です。

ベランダの劣化に繋がる

苔の繁殖は、ベランダの床材や壁材を劣化させる原因にもなります。苔が建材に付着すると、中性化現象を引き起こすためです。

中性化現象とは、酸性とアルカリ性という相反する性質のものが反応して起こる劣化現象のことです。アルカリ性の外壁に酸性の苔が付着すると、この中性化現象が起こり、建材を劣化させてしまいます。

修繕不可能な状態になる前に、定期的にベランダ掃除をしてこまめに苔の除去を行いましょう。

苔の発生を予防する方法

苔の発生を予防するためには、ベランダの風通しを良くし、乾燥させることが大切です。苔は、湿度が高く水分や汚れの多い場所を好むため、そのような環境を徹底的になくさなければなりません。

ベランダに物を置かず、置いても定期的に移動させるなどして、風通しの良い環境にすることが予防法になります。

ベランダに水分を溜めないためには、雨が降ったあと、床や壁、手すりなどの水分をしっかりと拭き取ることが必要です。

苔が発生したら、すぐに根こそぎ除去して繁殖・再発を防ぎましょう。定期的にベランダを掃除し、苔が生えていないかチェックすることが再発防止のために欠かせません。

専門業者に依頼するのもおすすめ

苔が繁殖して自分で除去するのが難しい場合、専門業者に依頼する方法もあります。専門業者であれば、広範囲で根の張った苔や高い位置にある苔も、きれいに除去してもらえるのがメリットです。

専門業者に依頼する場合、除去作業には高圧洗浄を行うのが一般的です。頑固な苔も落とすことができ、養生シートをかけるため汚水が周囲に飛び散る心配もありません。

ベランダクリーニングの価格は、10平米あたり約1万円〜1万2,000円程度が相場です。業者やベランダの広さなどによって料金は変わるため、まずは相談・見積もり依頼をしてみるとよいでしょう。

専門業者を探す際は、ゼヒトモの利用もおすすめです。希望に合った業者が見つかるため、気軽にお問合せください。

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