「紳士のスポーツ」と呼ばれることの多いゴルフ。公式のルールブックの中でも、礼儀正しさやスポーツマンシップについて数多く記載されています。 今回の記事では、ゴルフを始めるにあたって知っておきたいルールや服装などをご紹介!初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
初心者はこれだけ覚えよう!ゴルフの基本用語
場所を示す用語
用語 | 意味 |
アウトコース | 1~9番ホール |
インコース | 10~18番ホール |
ティーグラウンド | 最初に打つ場所 |
バンカー | 砂で満たされており、数10cm程窪んだ場所 |
ハザード | バンカーや池などの障害物 |
グリーン | 最終的な目標であるカップがある区域 |
フェアウェイ | ハザードを除いたティーグラウンドからグリーンまでの場所 |
アイテム・用具の名前
ウッド | ・飛距離を出すためのクラブ・ティーショットで使用する |
アイアン | ・鉄製のクラブ・フェアウェイで使用する |
パター | ・ボールを転がすためのクラブ・グリーン上で使用する |
ティー | ボールを置く台 |
フォームに関する用語
アドレス | ボールを打つ時の構え |
スタンス | アドレス時の足の配置 |
コック | 手首の動き |
ゴルフってどんなスポーツ?
ゴルフは、どれだけ少ない打数でコースを回れるかを競うスポーツです。スコアは基本的に打数+ペナルティによって加えられた罰打の数の合計で計算されます。スコア計算は自分で行うため、基本的なペナルティやルールは覚えておきましょう。
コースを回るときの基本ルール
ここでは、実際にコースを回る際に覚えておきたい最低限のルールを紹介します。
ゴルフの基本ルール
①打順
基本的に、最初のホールの打順は自由に決めることができます。しかし、2ホール目からは、前のホールで一番成績の良かった人から順に打ちます。
②スタート
最初に打つショットは、ティーショットと呼ばれティーグラウンドで行われます。ティーグラウンドには二つの印があり、その印より後ろでティーショットを打つようにしましょう。
③ゴール
最終的なゴールは、ボールをカップに入れること。カップの上には目印となるピンが立っています。
このピンまでの距離が短いホールをショートホール、長いホールをロングホール、中くらいのホールをミドルホールと呼びます。この3つの組み合わせでハーフ、つまり1~9番ホールが構成されています。
④スコアとその名称
同じ名前でも、ホールによって示す打数は異なります。まずはパーで入れることを目指すと良いでしょう。
名称 | ショートホール | ミドル | ロング |
バーディー | 2回 | 3回 | 4回 |
パー | 3回 | 4回 | 5回 |
ボギー | 4回 | 5回 | 6回 |
ダブルボギー | 5回 | 6回 | 7回 |
トリプルボギー | 6回 | 7回 | 8回 |
ペナルティ
ペナルティの名称 | 説明 | 罰打数 |
OB(out of bound) | 各ホールの規定外にボールが出てしまう | 1 |
ペナルティエリア | コース内の池やブッシュなどのエリアにボールを打ってしまう | 1 |
ロストボール | 打ったボールを5分探しても見つからない | 1 |
バンカーの砂に触れる | ショットの前にクラブがバンカーの砂に触れる | 2 |
ボールやクラブについての決まり
ラウンド中に持ち運ぶことができるゴルフクラブは14本まで。
また、ボールは基本的に1つのボールでそのホールを終えなければいけません。ただし、ボールにひびが入るなどした場合はホール中でもボールの交換が可能です。
プレー中のゴルフマナー
「紳士のスポーツ」と呼ばれるゴルフには、細かなマナーがたくさん。今回はその中でも基本的なマナーを紹介します。
スロープレーをしない
ゴルフ場では、自分たちの組以外にも前後に多くの組の人がプレーをしています。自分のプレーが遅くなると、自分の組だけでなく後ろの組まで待たせてしまうことに。
そのため、特に初心者は以下の点に気を付けましょう。
- 打つ前に使うクラブを決めておく
- 次に使うクラブを数本持ってボールへ向かう
- ショット前の素振りは2回程度
- ホール間の移動に時間をかけ過ぎない
ディボットを治す
ディボットとは、ボールを打った時に刈り取ってしまった芝の跡のこと。後のプレーヤーのためにも、砂で埋めるなどしてディボットは放置しないようにしましょう。
他のプレーヤーの邪魔をしない
特に、ティーグランドとグリーン上は、勝負を左右する場面の為、他のプレーヤーへの配慮をしましょう。
- 大きな音を立てない
- ボールを打つ方向を遮らない
特に、グリーン上では、
- ボールマークを行う・直す
- 他の人のラインを踏まない
ことも大切です。
初心者が最初に必要なゴルフ用品
ゴルフを始めるとなると、道具をたくさん買わなければならないのではないかと思う方も多いのではないでしょうか。ここでは、初心者の方がまず買っておくべき必要最低限のものを紹介します。
初心者が必要なゴルフ用品
初心者が始めに買うべきものは、ゴルフグローブ。グローブだけなら安いもので1,000円程度で買うことができます。
次に、本格的にゴルフを始める場合は自分のゴルフクラブとキャディーバッグを買うことをおすすめします。まずは、ウッド、アイアン、パターの3つを揃えておくのがおすすめ。自分に合うものが分かるまでは、中古品を買うと良いでしょう。
また、ラウンドに行く場合は以下のものを準備しておきましょう。
- ゴルフボール
- ティー:ボールを置く台のこと
- マーカー:グリーン上の自分のボールの位置を示すためのマーク
- グリーンフォーク:ディボットを直すために使う道具のこと
コースデビュー!おすすめのゴルフウェア
コースを回る際に気を付けたいのが服装。ゴルフでは服装もマナーの1つとされています。過度な露出のある服装や、スウェットやジャージなどのラフ過ぎるものは避けましょう。
来場時はジャケットやローファー、パンプスの着用がおすすめですが、ドレスコードの詳細は各ゴルフ場のホームページを確認するのがおすすめです。
女性におすすめのコーディネート
- 帽子
- 襟付きシャツ
- 短すぎないスカート又はパンツ
- ゴルフシューズ
男性におすすめのコーディネート
- 帽子
- 襟付きシャツ
- スラックス等
- ゴルフシューズ
ゴルフレッスンの選び方
ゴルフを始める初心者に特におすすめしたいのがゴルフレッスンに通うこと。まず最初に、正しいフォームを身に付けることが上達の近道です。
また、最近スコアが伸び悩んでいるという方にもレッスンがおすすめ。自分なりのフォームでは限界が来ているのかもしれません。今一度正しいフォームを学んで、さらなる上達を目指しましょう。
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今回は、ゴルフをこれから始める方向けに、ルールや用語について解説しました。ルールやマナーも多く難しく感じた方も多いかもしれません。
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