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  6. エアコンが5年で故障した!?修理・買い替えの見極めポイント
2022/07/25 2024/07/30

エアコンは長く使用していると故障することもあります。不調が現れた時、修理・買い替えで悩む方も多いのではないでしょうか。今回は、エアコンの寿命や、修理・買い替えを見極めるポイントを紹介します。エアコンを長く使用するコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

エアコンの平均的な寿命はどれくらい?

エアコンの寿命は?

2021年に内閣府が実施した消費動向調査によると、エアコンの平均使用年数は13.2年であることが分かりました。そして、エアコンの買い替えの理由でもっとも多かったのは故障です。

エアコンは10年の保証期間が決まっています。そのため、購入してから5年で故障した場合は、修理をしてもらえる可能性が高いです。保証書を無くさないように手元に持っておきましょう。

しかし、毎年新しいエアコンが登場しているので、条件によっては故障を機に処分をして新しく買い替えるのもひとつの方法です。


参考:内閣府「消費動向調査」

エアコンが故障する前兆・サイン

エアコンの不具合やトラブル

エアコンの機能が低下し故障すると、さまざまな不具合が起こります。購入してから5年でも、不具合やトラブルが続いたら、それは故障のサインかもしれません。

  • 効きが悪い(冷えない・暖まらない)
  • 異音がする
  • 風から異臭がする
  • 室内機から水が漏れる

それぞれの内容を確認していきましょう。

効きが悪い(冷えない・暖まらない)

エアコンをつけているにもかかわらず、冷風や温風が出ない場合は冷媒ガスが漏れている可能性があります。冷媒ガスとは、室内の温度を上げたり下げたりするときに使用される物質のことです。冷媒ガスが漏れると、エアコンの効きが悪くなります。

エアコンの効きが悪い原因が冷媒ガスでない場合は、フィルターがホコリで目詰まりしているのかもしれません。 フィルターが目詰まりすると、スムーズに送風できなくなり効きが悪くなるのです。この状態を放置すると故障する可能性があるため、早めに掃除をする必要があります。

異音がする

エアコンをつけたときに異音がする場合は、室内機の送風ファンや室外機のコンプレッサーが故障している可能性があります。特に、「ガタガタ」「ガラガラ」という音が聞こえてきたときは要注意です。

ただし、室外機のコンプレッサーによる異音は、不安定な台座が振動して音が出ているのかもしれません。点検して台座を安定した状態に戻せば、異音が解消される場合があります。

送風ファンや室外機のコンプレッサーによる故障の場合は、修理費用が高額になることが多いため、買い替えを勧められることがほとんどです。

風から異臭がする

エアコンを使用したときに風から異臭を感じたという経験がある方もいるでしょう。エアコンの風の臭いは、カビの発生が原因です。フィルターのカビを掃除すると悪臭が改善されます。

ただフィルターだけでなく、ファンや熱交換器にカビが繁殖している場合があります。ファンや熱交換器周りに繁殖したカビは、自分で掃除することはできません。プロのクリーニング業者に依頼して、きれいに掃除してもらう必要があるでしょう。

室内機から水が漏れる

エアコンから水漏れが発生した場合は、ドレンホースのゴミ詰まりが原因かもしれません。ドレンホースとは、エアコンの冷房を使用するときに室内機から出る水を排出するホースのことです。

ドレンホースにゴミが溜まると、水が流れる道がふさがれて水漏れが発生する原因になることがあります。ドレンホースを掃除すれば不具合は解消されることがほとんどです。ただ掃除しても水漏れする場合は、内部で不具合が起きている可能性があります。

リモコンの操作が利かない

寿命が近付いたリモコンは、時々操作が効かなかったり、完全に操作が出来なくなったりすることがあります。

ただし、単に電池切れなこともあるため、一度電池を取り替えてみて、それでも使えないようであれば修理や買い替えを検討してみましょう。

また、シーズンによって使用しないという場合は、劣化を防ぐために電池を取り出すのがおすすめです。

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エアコン本体の故障ではない場合

エアコンのトラブルすべてが本体の故障というわけではありません。

ここでは、エアコンに不具合が生じた際に、よくあるケースを3つ紹介します。

フィルターが詰まっている

シーズンごとにエアコンを掃除していなかったり、連続運転を頻繁に行っていたりする場合、フィルターにホコリが付着して目詰まりを起こしている可能性があります。

空気の吸い込みが悪くなると本体のに負担がかり、エアコンの寿命は縮んでしまうこともあります。

シーズンが終わったら一度フィルターを掃除して綺麗に保ちましょう。

リモコンの電池が切れている

リモコンの電池が切れている場合も、故障だと勘違いしやすい原因の一つと言えるでしょう。

リモコン画面が表示されていない場合や、表示はされているけれど反応しない時がある場合などは、電池を交換することで問題なく使えることが多いです。

しかし、電池を交換したのに変わらず使えないという場合は、エアコン本体の応急運転スイッチを入れてエアコンが壊れていないかの確認を行いましょう。

本体の電源がつく場合は、リモコンに問題があるということであるため、修理を依頼するのがおすすめです。

室外機の故障

エアコン本体ではなく、室外機の故障が原因の場合があります。

冷暖房が効きにくいと感じたり、水漏れが起こったり、異音がしたりする場合は、室外機が壊れていないかチェックしましょう。

修理を業者に依頼する前に、室外機の周りが物で塞がれていないことや、ドレンホースが何かの下敷きになっていないことを確認します。

もしそのようなことがあった場合は、物を移動させて一度様子を見ましょう。

エアコンのパーツごとの寿命は何年?

エアコンの寿命とは別に、付属品であるパーツにもそれぞれ寿命があります。

ここでは、パーツごとの寿命について解説していきます。

リモコン

エアコンのリモコンの電池の寿命は約1年と言われています。

リモコンの表示部分が薄くなってきたり、本体に近づかないと反応してくれなかったりする場合は、寿命が近づいているサインです。

リモコンを使わないのにも関わらず、長期間電池を入れたままにしておくと劣化が早まるため、使わない時期は取り外しておきましょう。

パテ

パテの寿命は、一般的に5〜7年だと言われています。

パテはダクトの隙間を埋めてくれるパーツであり、カビや外からのにおい対策に役立っています。

天候の影響を受けやすかったり、大通りに面していて空気があまり綺麗ではない場所に位置していたりすると、寿命が縮んでしまうこともあります。

配管

エアコンの配管の寿命は約30年と言われています。

賃貸で築年数が古いと配管も古い可能性が高いため、事前に使用年数を確認しておくのがおすすめです。

また、寿命を延ばす方法として、化粧カバーの装着が挙げられます。

雨や紫外線からできるだけ保護して長く使えるようにしましょう。

エアコンをできるだけ長く使うコツ

エアコンを長く使うコツ

エアコンは消耗品であるため、長く使用すればいずれは寿命を迎えます。しかし、使い方を変えたり定期的にお手入れしたりすることで、寿命を延ばして長く使用することができます。エアコンを長く使うためのコツには、次のようなものがあります。

  • フィルターや室外機の掃除をする
  • 月に一度は慣らし運転をする
  • 室内温度の設定に気を付ける

それぞれのポイントを確認していきましょう。

フィルターや室外機の掃除をする

エアコンを長く使いたいなら、定期的なお手入れが欠かせません。特に押さえておきたいのは、フィルターと室外機です。フィルターはホコリが溜まると目詰まりが起こるので、冷えが悪い要因になります。

フィルターにゴミが溜まらないように、1ヵ月に2〜3回の間隔で掃除しましょう。室外機は、吹き出し口と熱交換器、ドレンホースを掃除することが大切です。

吹き出し口と熱交換器にゴミが溜まると熱交換不具合が発生し冷暖房の効きが悪くなり、劣化を進める原因になります、

汚れが目立つようになったらプロに点検依頼をしましょう。水を排出するドレンホースは、ゴミが溜まると水漏れの原因になります。割り箸のような先の細い棒を使用して、掃除しましょう。

月に一度は慣らし運転をする

エアコンは使用しない期間が長くなると、劣化を進める原因になります。月に1回程度の間隔で、慣らし運転をしておきましょう。短時間作動させるだけで十分に効果があるので、隙間時間を見つけて作動させれば問題ありません。
また喫煙者がいる自宅の場合は、内部にヤニが溜まりやすくなります。長期間使用しないときはエアコン専用カバーを付けて、タバコのヤニが内部に溜まらないように対策しましょう。

室内温度の設定に気を付ける

エアコンを使用するときは、室内温度の設定にも注意する必要があります。極端な温度設定をすると、エアコンに過剰に負担をかける原因になるため、劣化につながることがあるのです。

冷房は28℃、冬場は20℃を目安に温度を設定しましょう。ただ気温が高くなる夏場はエアコンの設定温度を低くしても、暑いと感じることもあるはずです。このような場合は、扇風機と併用して過ごしやすい環境を整えることをおすすめします。

故障かな?と思ったら….エアコン修理はプロに依頼しよう

エアコン修理はプロへ

簡単に取り外せるフィルターやドレンホースであれば、自分で掃除できます。しかし、エアコンの内部にホコリやゴミが溜まっている場合は、専門知識がない限り自分で掃除するのは難しいでしょう。

無理に解体して掃除をすると、元に戻せなくなることもあるので注意しなければいけません。このような場合は、専門知識があるプロのクリーニング業者に依頼することをおすすめします。

プロのクリーニング業者に依頼すれば、自分でお手入れが行き届かない内部までしっかり掃除できるので不具合やトラブルも解消できます。 プロのクリーニング業者に掃除してもらった後は日常的なお手入れができているなら、プロのクリーニングは2年に1度の頻度で問題ないでしょう。

エアコン修理の料金相場

エアコンの不具合やトラブルの原因が故障である場合は、修理に出す必要があります。ただし、故障内容によっては新しく買い換えたほうが費用を抑えられることもあるため、迷う方もいるでしょう。以下のエアコン修理の料金相場を参考に、購入するかどうかを考えてみましょう。

不具合料金
電源が入らない場合約9千〜3万5千円
リモコンが操作できない場合約9千〜3万5千円
室外機が作動しない場合約9千〜12万円
風が出ない場合約9千〜13万円

より詳しいエアコンクリーニングの費用相場を知りたい方はこちらから>>>

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監修したプロのコメント

実際にエアコンに不具合があれば、プロに点検してもらってアドバイスをもらいましょう!プロによるクリーニングや部品交換、時には手直しで改善する事もあります。安易な判断はせずに専門家に点検依頼をしてみてはいかがでしょうか。

この記事を監修したプロ
富士通ゼネラルの社員として2006年〜現場対応8年。空調設備会社に入社して2014年〜現場対応7年。2022年に完全独立し現在に至る。第二種電気工事士、第二種冷媒フロン類取扱技術者、職長・安全衛生責任者、高所作業車/10m未満、ガス溶接/技能講習の資格を保持。

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この記事を書いた人

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