毎日必ず使用するトイレがキレイだと気持ちがいいですよね!しかし、トイレ掃除を面倒と感じる人も多いのではないでしょうか。
トイレをキレイに保つためには、トイレ掃除はどのくらいの頻度でやるのが良いでしょうか?そこで、トイレ掃除の最適な頻度や、トイレ掃除を怠ると発生する問題、トイレ掃除の負担を減らすポイントをご紹介します。トイレ掃除にお悩みを抱えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
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1:トイレ汚れはバクテリアやカビが原因
トイレでよく見るピンク色の汚れや黒ずみの原因は、水道水や空気中に微量に含まれているバクテリア(細菌)やカビ(真菌)です。
これらは人間に害を及ぼすことはあまりありませんが、湿度・温度・栄養の3つの条件を満たすとまたたく間に繁殖し、目に見える汚れになってしまいます。
トイレは尿や便の汚れが付着するので、カビにとっての栄養が豊富で水分もあるため、バクテリアやカビが増殖しやすい環境になっているのです。
ピンク色の汚れはバクテリアが繁殖し、バイオフィルムと呼ばれるぬめりを形成した状態です。
黒ずみはカビが栄養を取り込んで増殖し、目に見える状態になったもの。どちらも日頃の掃除で簡単に落とすことができるので、こまめな掃除で汚れを撃退できます。
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トイレ掃除の頻度はどのくらいがベスト?
毎日使うトイレはすぐに汚れがたまるので、できれば頻繁に掃除をしたいところですが、隅々まで毎日掃除するのは非現実的です。
理想は毎日ですが、トイレを使用した後に簡単な掃除を習慣づければ、それほど大変ではありません。トイレの使用頻度や家族の人数によっても掃除の頻度は変わってくるので、それぞれについてご紹介していきます。
使用頻度によって変わるトイレ掃除のタイミング
トイレの使用頻度は、掃除の頻度にも大きく影響します。一人暮らしではトイレの使用頻度が少ないため、週に1回程度の掃除でも十分な場合がありますが、家族で暮らしていれば毎日の掃除も必要となります。
毎日の掃除といっても、サッとできるトイレ掃除を行うだけで十分です。放置するほど汚れを落とすのが大変になってしまうので、汚れる前にトイレ掃除をする習慣をつけると掃除が楽になります。
トイレタイプによっても掃除の頻度は変わる
ウォシュレット機能が付いたトイレは、定期的にノズルの掃除を行う必要があります。便座や便器の掃除ばかり行いがちですが、ウォシュレットのノズルまで掃除しないと不衛生なまま使用することとなります。ウォシュレットを普段からよく使用するのであれば、週に1回程度は掃除するようにしましょう。
また、タンクのあるトイレでは、タンク内の掃除も行いましょう。タンク内は黒カビが発生しやすく、放置しておくとカビが広がってしまい、空間全体が不衛生な状態となってしまいます。専用の洗剤を吹きかけて放置するだけで簡単に掃除ができるので、こちらも週に1回程度の頻度で掃除を行うのがおすすめです。
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トイレの場所別!掃除のベストな頻度は?
トイレ掃除には、見逃しがちなポイントが多く存在します。掃除すべき箇所はさまざまですが、それぞれ掃除すべき頻度が異なるので、ご紹介していきます。
便器
トイレの便器は一番汚れやすく、汚れたまま放置していると尿石がついて掃除が大変になります。便器の内側はもちろん、外側も汚れているので、日頃からトイレ掃除を行うのがおすすめです。
便器の内側の掃除頻度は、なるべく毎日行うのが理想です。お掃除シートで拭いたり、トイレ用ブラシで掃除することで綺麗になり、衛生も保てます。最近は洗剤を垂らすだけのものもあるので、面倒な人は便利なトイレ掃除グッズを活用しましょう。
トイレ掃除で見落としがちなのが、便座の裏側です。普段は見えていないのでどの程度汚れているか分かりづらいですが、トイレの中でもかなり汚れが付きやすい箇所です。便座の裏はこびりつきやすいため、3日〜1週間に一度の頻度で掃除しましょう。
また、便器の外側はあまり汚れているようには見えませんが、意外と汚れています。トイレの空気中に含まれるアンモニアやホコリが付着して汚れる場合や、便器に常にある水の影響で結露してカビが発生することもあります。便器の内側ほど汚れはつきやすくないので、3日〜1週間に1回程度の頻度で掃除するのがおすすめです。
トイレの床・壁
トイレの床や壁は、思っているよりも汚れています。男性が立って用を足すと尿が飛び散っていることがあり、掃除しないと黄ばみが目立ってくるでしょう。ホコリが付着すると厄介な汚れになってトイレ掃除が大変になるので、3日〜1週間に1回の頻度での掃除がおすすめです。
見落としがちですが、トイレの裏の壁がカビていることもあります。湿度のあるトイレだと床がカビることもあるので、湿気が気になるようであれば、汚れの掃除と同じくらいの頻度で念入りに掃除を行うようにしましょう。
トイレのタンク
トイレのタンクは毎日掃除をする必要はありません。ただし、トイレタンクの中には常に水がありますので、その水で水垢が付いたり、カビが発生する場合もあります。トイレのタンクの掃除頻度は、1ヶ月に1回程度を目安に掃除をするとよいでしょう。
トイレのドアノブ
トイレで用を足した後必ず触る場所が、トイレのドアノブです。手洗い場所がトイレの室内にあれば良いですが、一度トイレを出てから手を洗う場合、手が綺麗ではない状態でドアを開けることになります。すると、トイレのドアノブに菌が付き、衛生的に良くありません。
せっかくトイレで手を洗ってもドアノブに汚れがついていたら意味がないので、1日に1回の頻度で掃除をしましょう。また、菌だけでなく手垢やホコリがたまる可能性もあるので、サッとだけでも毎日掃除する習慣をつけるのがおすすめです。
トイレの手洗い器
トイレの手洗い器は、水垢やカビが発生しやすいです。一度水垢やカビができてしまうと掃除が大変になるので、定期的に掃除をして予防しましょう。
また、手洗い器の蛇口は通常固定式で、水が広がらないことからホコリが溜まりやすいです。ホコリが溜まると思わぬ汚れが付いてしまうので、頻度は気にせず気になったら早めに掃除するのがおすすめです。
トイレ掃除をサボるとどうなる?
トイレはすぐに汚くなるので、掃除が面倒と感じる人も多いかと思いますが、サボると衛生的に良くありません。そこで、トイレ掃除をサボると起きる問題や対策について紹介していきます。
カビや臭いの原因となる汚れの発生
トイレ掃除をサボると、カビや臭いの原因となる汚れがすぐに発生します。カビは暖かく湿った状態で繁殖しやすく、トイレタンクや便器、手洗い器などでカビは発生しやすいです。特に、便器の裏の壁はカビが発生しやすいので、定期的な掃除が欠かせません。
トイレは狭い空間なので換気がされずらく、雑菌が繁殖して臭いがこもりやすいです。こまめに換気や掃除を頻繁に行うことで、臭いの原因を予防できます。便器や便座をブラシでしっかり洗い、臭いの原因となる汚れを掃除しましょう。
排水管詰まりの危険性
トイレ掃除を怠ると、排水管が詰まる可能性があります。汚れが溜まりこびりついてしまうと、トイレットペーパーが流れにくくなり、詰まりの要因となります。トイレの詰まりを防ぐには、普段から便器周りの掃除を行い、週に1回程の頻度で洗剤やトイレブラシを使って掃除しましょう。
細菌・雑菌が繁殖する
トイレ掃除をしていないと汚れやカビが発生しますが、これらには細菌や雑菌があります。細菌や雑菌はすぐに繁殖するため、掃除をせずに放置してしまうと不衛生な環境となり、最悪の場合、感染症の原因となってしまいます。
特に便器や便座、水回りには細菌・雑菌が発生しやすいので、抗菌効果のあるお掃除グッズを使用し、衛生的なトイレを維持しましょう。
トイレ掃除の負担を減らすコツ
トイレは掃除を怠ると衛生面で問題が発生するため、定期的な頻度で掃除をする必要があります。日常的に行っていればトイレ掃除の負担を減らすことが可能なので、ここではトイレ
掃除の負担を減らすコツをご紹介していきます。
毎日できる簡単なトイレ掃除
便器専用の洗剤をスプレーし、サッとブラシで中を磨きます。毎日行えば汚れがこびりつくこともないので、つけ置きする必要はありません。便器のフチの裏側まで、磨き残しがないように磨けば常に綺麗な状態のトイレを使えます。
また、抗菌効果のあるトイレ掃除シートで便座や便座の裏など、汚れが付きやすい箇所を拭くことで定期的に行うトイレ掃除の負担が減ります。
トイレ掃除専用の便利グッズを活用
最近では、トイレ専用の便利なお掃除グッズがたくさんあります。これらを活用することで汚れが付きにくくなるので、掃除が面倒だと感じる人におすすめです。掃除する頻度によっても最適なグッズは異なるので、最適なお掃除グッズを活用しましょう。
抗菌効果のあるトイレシートは使った後にそのままトイレに流せるタイプを選んだり、臭いが気になるのであれば消臭や香りつきのスプレーで掃除をすることでトイレ掃除が楽になります。
便器はなるべく毎日ブラシで磨いたほうが良いですが、汚れたブラシを置いておくのが気になる人は、使い捨てで流せるトイレブラシを使用したり、トイレタンクに置くだけで抗菌作用のあるお掃除グッズもあります。
困った時はゼヒトモからトイレ掃除のプロへ依頼を
トイレは一人暮らしでも毎日使うものなので、掃除をサボるとすぐに汚れが溜まってしまいます。汚れが定着してしまうと素人では汚れを完全に落とすのは難しく、トイレ掃除のプロに依頼することになるでしょう。
どうしても取れない汚れが溜まったり、匂いが取れないなど、トイレに悩みが出たら、トイレ掃除のプロにお願いしましょう。
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監修プロのコメント
トイレ掃除の頻度は、衛生管理の要です。毎日の簡単な掃除と週1回の丁寧な掃除を組み合わせるのが理想的です。便器、便座、ドアノブなどは毎日の除菌が効果的。見落としがちな便器裏やタンク内部も定期的に清掃しましょう。適切な洗剤選びと換気も重要です。習慣化することで汚れの蓄積を防ぎ、長期的には掃除の負担も軽減されます。
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