ハウスクリーニング
2022/07/26 2022/09/30

いつの間にか自宅に発生していることもある、白いカビ….今回は自宅でできるお掃除方法をご紹介します。白カビの種類や特徴も紹介するので、「これってカビなの….?」という疑問もすっきり解決。ぜひ参考にしてみてください。

自宅に発生しやすい【白カビ】

濡れた窓 窓の結露

白カビは湿気の多い場所を好んでおり、湿気が70%を超えると活発に活動します。また白カビはとても軽いため、空気中に飛散して広範囲に増殖していくことも多いです。

ふわふわしたホコリのような見た目から、ゴミと間違えられることも少なくありません。しかし、増殖した白カビをそのまま放置すると、ダニなどの害虫を呼び寄せます。

ダニなどの害虫は、家具や衣類、建材に穴を開けたりする被害も多いです。気管支喘息や鼻炎などのアレルギーを発症させる原因にもなるため、自宅で白カビを見つけたら早急に対処する必要があります。

白カビが発生しやすい場所

自宅の靴箱に収納されている靴

湿気を好む白カビですが、ホコリや汚れが溜まる環境でも繁殖するといわれています。自宅で押さえておきたいのは、寝室・玄関・リビングルームです。

あらゆる場所で白カビが繁殖するリスクがあるため、注意して観察しておく必要があります。 また白カビは家具や衣類、建材だけではなく、食品にも繁殖します。生活するなかで、白カビを誤って食べてしまうこともあるかもしれません。

ここでは、白カビの有毒性についても解説するため、不安な方は併せて確認しておきましょう。

寝室

白カビが発生しやすい場所の一つに、寝室があります。特に注意したいのは、衣類を多く収納するクローゼットや押し入れです。

水分を吸収しやすい布製品を乾燥させないまま収納すると、クローゼットや押し入れが高温多湿の状態になります。 高温多湿の環境は白カビが好む条件が揃うため、繁殖しやすくなるのです。

また、クローゼットや押し入れは余程のことがない限り掃除しない方も少なくありません。掃除をしないとホコリや汚れがたまるので、白カビが発生してしまうのです。

玄関

玄関は玄関ドアや小窓を開ければ、風通しの良い環境を作れます。

しかし、靴を収納する下駄箱は白カビが発生しやすい場所です。たとえば、雨や汗で濡れた靴をきちんと乾かさずに収納する方もいるのではないでしょうか。 濡れた状態で靴を下駄箱に収納すると、多湿の環境が整ってしまいます。

特に梅雨や夏の時期は、雨や汗で靴が水分を多く含んでいる状態になることも少なくありません。このような場合は、しっかり乾燥させてから収納するなどの対策が必要です。

リビングルーム

白カビは、リビングルームでも繁殖します。

たとえば、リビングルームの一角にある和室。和室には畳が敷かれていますが、この畳には白カビが発生しやすいといわれています。 なぜなら、畳は周囲の温度に合わせて吸湿や放湿してくれる調湿作用があるからです。特に湿気が多くなる梅雨の時期は、吸湿が続く状態になるため畳の上に白カビが繁殖しやすくなります。

また、リビングルームにある観葉植物も、定期的に水や栄養素を与えるため、カビが繁殖しやすくなります。受け皿に水をためている場合は、さらに多湿の状態になるため、小まめに交換するなどの対策が必要です。

白カビは体に有害?

白カビは食品にも繁殖するため、湿気が多くなる時期は注意しなければいけません。しかし、白カビが発生していることに気づかず、誤ってカビが生えた食品を食べてしまった方もいるでしょう。

日本においては、白カビを食べても健康被害を起こすリスクは極めて低いとされています。ただ「白カビを食べてしまった……」という心理的なショックから体調を崩す方もいるようです。食品に白カビが発生しないように管理を徹底する必要があります。

カビのお掃除方法

掃除道具 スプレー ゴム手袋

白カビは環境が揃うと広範囲に繁殖するため、見つけ次第早く除去する必要があります。しかし、お風呂や台所などの水回りに発生したカビならすぐに流せますが、クローゼットや下駄箱などは同じ方法で除去するのは難しいです。

そこで今回は、白カビを掃除する方法を解説します。

用意する道具

  • アルコール除菌スプレー
  • 不要な布

アルコール除菌スプレーはすぐに蒸発するため、畳に使用する際も安心です。ただし、白カビを直接触ったり呼吸で吸い込んだりするのに不安がある方は、マスクと手袋も用意しておきましょう。

手順

白カビを掃除する方法は、決して難しくないためはじめてでも簡単におこなえます。ただ掃除をするときの正しい手順が分からない方もいるでしょう。白カビを掃除する手順は、以下のとおりです。

  • アルコール除菌スプレーをかける
  • 布できれいに拭き取って乾燥させる

白カビを掃除するとき、大量の白カビが空気中に舞うおそれがあります。白カビがこもらないように、掃除前に部屋の窓を開けておきましょう。また広範囲に白カビが繁殖している場合もあるため、周囲の家具や置物は移動させておくのがおすすめです。

1.アルコール除菌スプレーをかける

白カビの部分にアルコール除菌スプレーを直接かけて、浸透するまで待ちましょう。白カビは広範囲に繁殖している場合があるため、少し広い範囲にアルコール除菌スプレーをかけるのがポイントです。 畳の上の白カビを掃除する場合は、アルコール除菌スプレーで湿らした布で手早く拭きましょう。

ただし、アルコールはワックスの上に吹きかけると白く濁ることがあります。フローリングの白カビを掃除したい場合は、目立たない場所でどのような反応が出るか事前に確認しておきましょう。

2.布できれいに拭き取って乾燥させる

アルコール除菌スプレーを吹きかけた白カビを少し放置したら、布で乾拭きして仕上げましょう。乾拭きをしないと水分が残ったままになるため、新たな白カビが繁殖する要因になることもあります。

水分が残らないように必ず乾拭きして、新たな白カビが繁殖しない環境を整えましょう。仕上げを乾拭きだけで済ませるのが心配なら、数時間部屋を換気して完全に乾かすのもおすすめです。

白カビを予防するには

自宅で白カビを繁殖させない環境を作るには、予防対策が欠かせません。白カビの予防に効果的な対策には、次のようなものがあります。

  • 定期的に窓を開けて換気する
  • 湿り気を収納場所に持ち込まない

部屋の風通しを良くするのが、カビ予防の対策には効果的です。定期的に部屋の窓を開けて、風が通る道を作りましょう。また、水分を含ませたままで収納しないことも大切です。特に梅雨や汗をかく夏の時期は要注意で、洋服や靴を天日干しするなど、湿り気を収納場所に持ち込まないようにしましょう。

取れないカビはプロの業者にクリーニングしてもらおう

業者の人がハウスクリーニングを行っている

丁寧に掃除をしても取れない白カビもあるはずです。 このような場合は、プロの業者にクリーニングしてもらう方法を検討しましょう。中途半端な状態で放置すると、新たな白カビを発生させる要因になります。専門的な薬剤や道具を使って、白カビを徹底的に除去してくれるので安心です。

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