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  6. 天井のカビ取りをしたい!カビが生える原因や掃除する方法、予防法など解説
2024/06/29 2024/07/09

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家の天井にカビが生えたら放置していると危険です。健康被害が起こる可能性もあるので、早めの対策をしなければなりません。軽度のカビであれば、自分で除去することは可能です。

本記事では、カビが発生する原因と取り除く方法、発生を予防する方法を解説します。ぜひ参考にしてください。

天井のカビは危険!?原因と放置するリスク

天井は床や壁と比較して、あまり汚れることはありません。しかし、いくつかの原因によりカビが発生する可能性があります。カビが発生する主な原因は、次の3つです。

  • ホコリと湿気
  • 換気不足
  • 雨漏り

天井の壁紙はホコリを吸着する作用があり、そこに湿気がこもることでカビが発生しやすくなります。特に天井の隅は空気が滞りやすく、湿度が高いときに換気が不足すると、カビが繁殖しやすいでしょう。隅の方に黒っぽい汚れやシミが見える場合、カビの可能性があります。

カビが繁殖する条件は、気温が25〜30℃、湿度70%以上の環境です。室温や湿度はエアコンなどで調整できますが、雨漏りがあると天井の湿度が高いままになり、カビの原因になります。

天井のカビを放置すると、健康被害の危険があります。天井から胞子が舞い降りてくるため、空気中にカビが広がりやすく、吸い込むリスクも高いでしょう。カビは、アレルギーやぜんそくを発症する原因にもなります。

カビの生えた場所をチェック

換気扇に発生したカビ

天井のカビは、場所によって自分で掃除できる場所・できない場所があります。脚立などを使って手が届くか、下にあるものはどかせるかを確認してください。

天井全体にカビが広がっている場合は、自分でカビ取りするのは難しいでしょう。自分でできるのは、狭い範囲にとどまっている場合のみです。

カビ取りに使うのは塩素系漂白剤やアルコール除菌スプレーですが、天井の壁紙の種類によっては傷つけてしまうこともあります。

自分で掃除できる場所か、掃除をしても問題がないかをチェックしておきましょう。

クロス天井のカビを取り除く方法

天井のカビ

一般住宅に多い無地のビニールクロスであれば、自分でカビ取りが可能です。紙や布の素材は傷つける可能性があるため、専門業者に相談するようにしましょう。

ここでは、無地のビニールクロスを使った天井のカビを取り除く方法について、準備が必要な道具や手順を解説します。

天井のカビ取りに必要な道具

  • キッチンペーパー
  • 雑巾
  • タオル
  • カビキラーなどの塩素系漂白剤
  • アルコール除菌スプレー
  • ゴーグル
  • ゴム手袋
  • マスク
  • 脚立

ビニール素材のクロスであれば、塩素系漂白剤が使えます。強い洗剤を使うのが心配な場合は、アルコール除菌スプレーを使うとよいでしょう。アルコールの除菌効果でカビが死滅します。漂白効果はないため、カビによるシミをとることはできません。

脚立などの台があれば手を使って拭き取れますが、作業中に足場が安定しないと不安な場合は「クイックルワイパー」などのペーパーモップを使うのもおすすめです。

天井のカビ取りの手順

1.保護メガネやマスク、手袋を着用する

カビ取りの際には、薬剤から目や皮膚を保護するため、必ず保護メガネ(ゴーグル)やマスク、ゴム手袋を装着するようにしてください。

衣類は、薬剤で色落ちや変色しても良い長袖の上着と長ズボンを着用しましょう。

万が一、塩素系漂白剤が目に入ったり皮膚についたりした場合はすぐに水で洗い流し、医師に相談するようにしましょう。

2.真下のものをどかす

カビ取りをする前に、拭き取りをする天井の真下にある家具などをどかします。どかさなくても充分手が届く範囲であれば、上にビニールなどをかけて保護するだけでも大丈夫です。

液剤が垂れると脱色や素材を痛める原因になるため、養生はしっかりと行ってください。

基本的に椅子や脚立を使った作業になるため、落下には十分注意しましょう。

3.キッチンペーパーに漂白剤を含ませる

準備として、まずキッチンペーパーに漂白剤を含ませます。マスクをしていても油断せず、胸より下の位置で行いましょう。薬剤は、液体がしたたらない程度に含ませるのがコツです。

ほかの場所のように、漂白剤を天井に直接スプレーするのは絶対にやめましょう。目線より高い場所に吹きかけると、目に入る可能性があります。

なお、アルコール除菌スプレーを使う場合は、ペーパーモップにキッチンペーパーを取り付け、しっとりする程度にスプレーしておきましょう。

4.色落ちなど問題がないかテストする

本格的にカビ取りする前に、クロスに漂白剤を使っても問題がないかテストしましょう。目立たない場所に漂白剤をつけて、色落ちや傷みが出ないか確認してください。

クロスの素材や接着剤によっては、壁紙がはがれてしまうこともあります。必ずテストをして、異常が出ないかを確認してからカビ取りすることが大切なポイントです。

5.カビに下準備したキッチンペーパーを貼り付ける

テストをして問題がなければ、カビの部分に準備したキッチンペーパーを貼り付けます。剥がれてこないよう、テープで固定しても構いません。浸透度を高めたいときは、ラップをかぶせてもよいでしょう。

アルコール除菌スプレーの場合は、アルコールを含ませたキッチンペーパーを取り付けたペーパーモップを天井のカビに押し当て、カビに浸透させるように拭いていきます。天井に凹凸があってアルコールが行き届かない場合、手で直接拭いてもよいでしょう。

6.数分放置する

漂白剤のキッチンペーパーは、貼り付けてから3〜5分ほど放置します。効果を高めたい場合は、長めに置いておきましょう。

なお、キッチンペーパーを貼るのが大変な場合は、ペーパーモップに取り付けてカビの部分を拭く方法もあります。貼りつける方法ほど強力ではないものの、軽度なカビであれば効果が期待できるでしょう。

7.拭き取る

時間が経過したらキッチンペーパーを外し、雑巾で水拭きをして完了です。水分が残らないよう、から拭きもしっかりと行いましょう。

カビの再発を予防するためにも、天井のカビ掃除は1〜2ヶ月に1回ほど行うのがおすすめです。特に梅雨などカビが発生しやすい時期は、2週間〜1ヶ月に1回程度を目安に行うとよいでしょう。

業者にカビ取りを依頼するのもおすすめ

専門業者

自分でカビ取りをするのが難しい場合は、専門業者に依頼するのもおすすめです。

天井の材質やクロスの素材により、カビ取りの難易度は変わります。自己判断で行うと材質を傷めてしまうこともあるでしょう。専門業者に依頼すると料金はかかりますが、早く確実にカビを落とせるという点がメリットです。

専門業者は、市販されていない特殊洗浄剤を使用するため、根本的なカビの除去が期待できます。天井を傷める心配もありません。

業者によっては防カビコーティングの施工を行っている場合もあるため、確認してみるとよいでしょう。

天井のカビの発生を予防する方法

天井の掃除

カビ取りを行ったあとは、再発しないようにしなければなりません。予防で大切なことは、カビが発生する環境を作らないことです。

予防法には、次の3つがあげられます。

  1. こまめに換気をする
  2. 除湿器やエアコンを活用する
  3. 定期的に天井の掃除をする

詳しくみていきましょう。

1.こまめに換気をする

天井のカビは、湿った空気が滞るために発生します。そのため、予防するためにはこまめな換気が必要です。晴れた日は窓を開け、新鮮な空気を室内に取り込むようにしましょう。

サーキュレーターを活用して、部屋の空気を循環させるのも効果的です。首振り機能を使い、特に空気が滞留しやすい天井の4隅に満遍なく風が当たるようにしましょう。

2.除湿機やエアコンを活用する

梅雨や夏など湿度が高い時期は、エアコンの除湿機能や除湿機を使って湿度を上げない工夫も行いましょう。

特に現代の住宅は気密性が高く、換気がしにくく湿気がこもりやすいという特徴があります。そのため、積極的な除湿が必要です。

除湿機やエアコンは、吹き出し口やフィルターのお手入れを怠ると、付着したホコリを室内へ吐き出してカビの原因になります。定期的なお手入れも欠かさずに行いましょう。

3.定期的に天井の掃除をする

床と同じように、天井も定期的に掃除をするとカビの予防になります。天井は静電気の影響でホコリがつきやすく、カビの栄養源になってしまいます。ペーパーモップを使って掃除をすることで、ホコリを取り除いてカビの発生を抑えられるでしょう。

天井掃除をする際は、ホコリが下に落ちてくることもあるため、ものを移動させたりシートで覆ったりして、避けるようにしてください。

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