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  6. 造作家具のアレコレ!種類や取り入れるメリットとは
2022/10/18 2024/04/09

造作家具とは、建物に直接取り付けてもらうオーダーメイドの家具のことです。理想とする家具を作れるというメリットはありますが、高額な費用がかかるのではないかと不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、造作家具のメリットやデメリットについて知りたい方に向けて、必要な情報を詳しく紹介しています。業者に依頼するときの注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

造作家具とはどんな家具?

造作家具とは住宅に合わせて作ってもらう家具のことです。住宅建築時やリノベーションの際に依頼することも多く、オーダー家具や作り付け家具などとも呼ばれます。

サイズやデザインを自由に決められるので、空間にぴったり合うジャストサイズの家具を作ってもらえるだけでなく、見た目や素材なども自由に決められるので、理想を実現することが可能です。

理想の家具が既製品で見つからないときは、造作家具も検討してみましょう。収納棚や本棚、机など、こだわりを形にすることができます。

造作家具の作り方

造作家具には、大工工事と家具工事の2種類の作り方があります。それぞれの工事について解説します。

大工工事

大工工事とは、現場で大工さんが造作家具を作ることです。実際の住宅に合わせて作るため、お部屋全体の雰囲気に統一感が生まれ、ミリ単位でぴったりのサイズの家具が作れる点が特徴です。

また、住宅そのものの工事と合わせて製作するため、コストが抑えやすいというメリットもあります。ドアやフローリングとの色合いが合わないときも、その場で塗装することができ、より統一感のある家具に仕上がります。

家具工事

家具工事とは、造作家具を家具工場で製作してもらうことです。時間をかけて加工してもらえるので、クオリティが高いことが特徴です。

また、複雑なデザインや特殊な素材などもオーダーメイドできるため、細部までこだわりたい方にも適した方法といえます。ただし、家具工場から搬入し、現場で設置してもらうので、コストが高めになることが一般的です。

造作家具の種類

制限がないことが造作家具の魅力です。種類もさまざまで、自由に依頼することができます。オーダーの多い種類について見ていきましょう。

壁面全体

壁面全体に取り付ける造作家具もあります。例えば、寝室や廊下の壁面全体に収納スペースを取り付けたり、リビングにテレビ台や飾り棚が一体となった家具を作るのも良いでしょう。また、キッチンに作り付けの食器棚があれば、地震のときにも倒壊する恐れがなく安心です。

自然素材を使用した造作棚で心地の良い寝室に。お部屋にぴったりな家具で理想の住まいをカタチにしています。

素材や形にこだわれる造作家具の良さを活かしたリビングベンチ。素材は、タモの突板で垂直面の木目の繋がりがポイントです。

壁の一部

壁の一部に手を加えて取り付ける造作家具もあります。例えば、対面キッチンの上部にカップボードを作ってもらったり、洗面台の脇にタオル収納専用の棚を取り付けてもらったりできます。

洗濯機の近くに造作カウンターを設置。毎日のお洗濯を効率的にしてくれます。

その場所にあった仕様にできる、造作家具の特徴を活かした収納棚や背面飾り棚。デザインにこだわれば、自分好みの空間ができます。

造作家具のメリット

造作家具には次のメリットがあります。

  • 家全体に統一感が出る
  • 理想が叶えられる
  • 空間を有効に使用できる
  • 耐震性が高い

それぞれについて解説します。

家全体に統一感が出る

デザインを自由に決めることができるため、インテリアに統一感が出ます。また、現場で工事をしてもらう場合であれば、色の微妙なニュアンスまで壁や床とぴったりとコーディネートできます。こだわりの部屋づくり、家づくりを目指すときは、造作家具を検討してみましょう。

理想が叶えられる

自由度が高いため自分の好みに合わせた材料、サイズ、デザイン、色の家具を作ってもらうことができます。また、プロが製作するため精度が高いこともメリットです。既製品で理想の収納家具などが見つからないときも、造作家具を検討してみましょう。

空間を有効に使用できる

既製品ではぴったりのサイズを見つけることが難しく、天井や壁面に無駄なスペースが生まれ、空間を有効活用できないことが多いです。理想の高さのデスクや壁一面の収納棚などの無駄のない空間利用を考えている方も、造作家具を検討できます。

耐震性が高い

造り付け家具は、住宅そのものに家具を造り付けて固定した家具です。そのため、地震が起こっても倒壊する可能性が低く、高い耐久性を期待できます。

造作家具のデメリット

造作家具にはデメリットもあります。

  • 時間・コストがかかる
  • 現物を確認できない
  • 撤去がしにくい

それぞれのデメリットについて解説します。

時間・コストがかかる

制作までに打ち合わせが必要なため、既製品を購入するより時間がかかります。また、新築工事やリノベーション工事が終わっても完成せず、施工期間自体が延びる可能性もあります。デザインや素材によっては、予想したよりもコストが高額になる点にも注意が必要です。

現物を確認できない

既製品は現物を確認してから購入できますが、造作家具は完成するまで確認できません。完成品がイメージ通りであれば良いのですが、イメージと異なるケースもあるかもしれません。丁寧に打ち合わせを実施して、お互いの認識にずれが生じないようにしましょう。

撤去がしにくい

造作家具は住宅に固定するため、自分では撤去できない可能性があります。別の家具を置きたくなったときには、撤去のために業者を呼ぶ必要が生じます。

造作家具を造る際の注意点

造作家具を依頼するときは、次のポイントに注意しましょう。

  • 依頼前に必要な家具をよく検討する
  • 十分に確認してから業者を選ぶ
  • 予算を前もって決めておく

それぞれについて解説します。

依頼前に必要な家具をよく検討する

造作家具は自分で撤去できない可能性もあるため、本当に必要なのか長期的な目で検討する必要があります。子ども向けの家具などは家族の成長とともに不要になる可能性があるため、造作家具以外で準備するほうが良いでしょう。

十分に確認してから業者を選ぶ

造作家具を得意とする業者に依頼することはもちろんのこと、過去の事例などを見せてもらい、実績も確認しておくと安心です。また、時間をとって相談することで、プロならではの提案をしてもらえるかどうかもチェックしましょう。

予算を前もって決めておく

造作家具には定価がないため、価格が割高になることもあります。納得できる価格で作ってもらうためにも、前もって予算を決めておきましょう。

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造作家具を作ってもらうことで、自分好みの住宅に近づけることが可能です。業者を吟味して選べば、より満足度を高めることができるでしょう。

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