☆甘海老にこだわる。 甘海老 ホッコクアカエビ(北国赤海老 Pandalus eous)はタラバエビ科分類されるエビ一種。北太平洋の深海に生息し、重要な食用種として漁獲される。別名は、アマエビ、ナンバンエビなどがあります。 一般に「甘えび」と呼ばれているのは正式な和名では「ホッコクアカエビ」というエビをさす。この「ホッコクアカエビ」は通称ボタン海老と呼ばれている「トヤマエビ」や本来の「ボタンエビ」などと同じタラバエビ科タラバエビ属の一種で、北海道から北陸にかけて沢山獲れ、主に刺身で食べる海老として人気がある。 生で食べるととろけるような甘みがあり、この事から広く一般的に「アマエビ」と呼ばれる所以になっている。新潟をはじめ国内の主産地である日本海沿岸では「ナンバンエビ(南蛮海老)」もしくは単に「ナンバン(南蛮)」と呼ばれるが、「南蛮」とは唐辛子を意味し、その色や形が唐辛子に似ていることに因む。 天然甘エビ ◆ホッコクアカエビの生態 ホッコクアカエビは水深150~500mという深い海底の泥底に多く生息し底生の小動物や動物の死骸などの有機物を食べている。 生態はまだはっきりとは解っていないようで、「原色二本大型甲殻類図鑑」によると寿命4年と書かれているが、実際には11年ほど生きることが解っているようだ。 原色二本大型甲殻類図鑑」によると日本近海での分布は富山湾から北海沿岸、朝鮮半島東岸・オホーツク海・ベーリング海~カナダ西岸・グリーンランド~カナダ東岸に分布すると書かれている。ただ、近年、北大西洋のものは分類上「ホンホッコクアカエビ」という別種として扱われている。 春から夏にかけて南の方から産卵期に入り、日本海のものは一年おきにしか産卵しなことがわかっている。卵は直径1mm前後の青みを帯びた球形で、一度の産卵で2000-3000個を産み、産んだ後約10ヶ月もの間メスは受精卵を腹に抱えて孵化するまで保護し、翌年の冬に放出する。 ホッコクアカエビ(アマエビ)はタラバエビ科のエビと同様、成長の過程で性転換をする雄性先熟で、産まれて3年程はオスもメスも無く、4年目から5年目にかけて全てオスとなり交尾に参加する。その後5~6年でメスに性転換し、7年目で孵化直前の抱卵状態となる。寿命は11年ほどとみられ、その間に3回以上産卵すると考えられている。 この、5年目位の性転換をする時のオスが最も美味しい時期だと言われており、大きい物は全てメスという事になるのだが、同じ時期に獲っても抱卵している物としていないものがある。これは先に述べたように、一年おきの産卵である為である。 当店の甘海老はロシア産の沖の海で獲れた甘海老を船内で新鮮なまま急速冷凍して、鮮度と旨味をとじこめたものを使用しています。 新鮮な甘みとトロっとした食感があります♪
その他特長などの紹介