テニスは年齢性別関係なくプレイすることができるので、初心者でも始めやすいスポーツです。テニススクールには初心者も上級者も在籍しているため、レベル別にレッスンを行います。具体的なレッスン方法はスクールによって異なりますが、大きくはグループレッスンかプライベートレッスンに分けられます。
今回はそれぞれのレッスンの違いについて説明した後、テニススクールを選ぶときに重要な5つのポイントを紹介します。
目次
テニスの魅力
みなさんはテニスに対してどんなイメージをお持ちでしょうか?最近は世界で活躍している選手も多く、競技としてのイメージが強いかもしれません。しかし、実際は趣味としてテニスを楽しんでいる人も多くいます。
健康になる
定期的にテニスをすることによって、筋力などの身体機能の低下を防ぐことができます。さらに、免疫力の向上による病気の発症リスクを抑えることも期待できるでしょう。
テニスは年齢を重ねても楽しめる、生涯スポーツです。70歳を過ぎても元気にテニスをやっている方も多く、大人になってから始めても遅すぎることはありません。
交流ができる
テニスは年齢を問わず、気軽な準備で多くの人と楽しめます。コートサイズやルールに男女差もないので、一緒に練習をすることができます。友人や夫婦で始める方も多いです。また、ダブルスや団体戦など、コミュニケーションを取りながら試合に挑む形もあります。
手軽に始められる
テニスは初期費用が比較的安く、気軽に始められます。
最低限必要なのは、ラケット・テニスシューズ・テニスウエア・テニスボールだけ。レンタルもできるので、思い立ったらすぐに始めることが可能です。
プレイする場所も、レンタルコートやスクールの体験など、数千円程度で収まります。また、少人数でプレイできるので、友人などを誘いやすいものポイントです。
グループレッスンとプライベートレッスンの違い
本格的にテニスを始めるとなったら、テニススクールに通う人が多いでしょう。一般的なテニススクールのレッスンは、講師1人に対して複数の生徒がいる「グループレッスン」になります。下の表は、「グループレッスン」と「プライベートレッスン」の違いをまとめたものです。
グループレッスンの特徴
グループレッスンではコーチ1人に対して生徒が6~10人です。ただし、レッスンの時間帯やレベルによって生徒の人数は多少前後します。
メリット
- レベル別にレッスンを受けることができるので、自分の上達速度に合わせてレベルを調整できます。
- レッスンがレベル別に行われているので、同じレベルのテニス仲間が増えます。
- レッスンレベルを上げることを短期的な目標とすれば、モチベーションを損なわずにレッスンを続けられます。
- 複数のコーチがレッスンを担当しているので、コーチと相性が合わなければ、別のコーチのレッスンを受けられます。
- 忙しくてレッスンに参加できないときは振替制度を使うことができます。
デメリット
初心者向けのレッスンでは参加する人の目的が異なることがあります。目的によってモチベーションにも違いがあることは理解しておきましょう。人数が少なすぎると1人あたりの運動量が増えるのでかなり疲れますし、多すぎると練習効率が悪くなって待ち時間が増えてしまいます。
料金
初心者向けのテニスレッスンの料金は、週1回90分のレッスンで月謝が10,000~15,000円程度です。生徒の人数と同様に、レッスン料金も時間帯や曜日などによって異なります。
プライベートレッスンの特徴
プライベートレッスンは、コーチとマンツーマンあるいは少人数でレッスンを行います。
メリット
生徒の人数が少ないので、レッスンを通して丁寧な指導を受けることができます。
自分の長所を伸ばしたり、短所を克服したりするなど柔軟に指導を受けられるので、グループレッスンよりも上達が早いです。周りに気を遣わずに伸び伸びと練習することもできます。
デメリット
レッスンの内容が充実している分、他の人と交流する機会があまりありません。
レッスン料に加えてコート代も依頼者が負担する場合があるので料金が高くなります。
グループレッスンと違って、自分でコーチにレッスンを依頼をしなければなりません。コートの確保なども考えると、レッスン前の準備に時間がかかります。
料金
プライベートレッスンの下限は1時間あたり5,000円です。コーチの実績によっては1時間で10,000円以上になることもあります。
テニススクールを選ぶ時に重要な5つのポイント
テニススクールによって、グループレッスンの内容はさまざまです。最近では初心者でもプライベートレッスンを選ぶ方も増えています。
自分にあったスクールをどのように選んだら良いのかわからない方もいるでしょう。ここからは、テニススクールを選ぶときに気を付けるべき5つのポイントをご紹介します。
コートの種類
テニスコートにはアウトドアコートとインドアコートがあります。
アウトドアコート
屋外で開放的にレッスンができますが、天気が悪いとレッスンができません。レッスンが中止になった場合は、振り替えることができます。大会はアウトドアコートで行われることが多いので、本格的なレッスンをしたい人はアウトドアコートに慣れておくのも良いでしょう。
インドアコート
屋内にあるため天候の影響を受けません。レッスン中止による振替の必要がないので、忙しい人にはうってつけです。冷暖房が完備してある場合は夏場でも快適にレッスンができるので、日焼けをしたりや熱中症になったりする可能性が低くなります。
スクールの立地
習い事をする上で通いやすさは非常に重要です。大抵の場合、始めてから少し時間が経つと、始めたときよりもモチベーションが下がってしまいます。忙しかったり天気が悪かったりすると、レッスンに行くことが億劫になるのはよくあることです。自宅から通うことが多いのか、仕事の帰りに寄ることが多いのかを考えた上で選びましょう。
スクールの雰囲気
スクールによって通う人の層は異なります。レッスンで目的が違う人と一緒になると、モチベーションに差があるので、うまくいかない可能性が高いです。ミスマッチを防ぐためにも、通い始める前に体験レッスンを受けたり見学をしたりして、自分がそのスクールに合うかどうかを確認しておきましょう。
スクールの設備
特に確認すべきなのはロッカーや更衣室、駐車場です。ロッカーや更衣室が使いやすいと、着替えなどの荷物が多い仕事帰りでも安心してレッスンを受けることができます。車で通うつもりの人は、駐車場の料金や使い勝手も確認しておきましょう。
振替制度
急な仕事や体調不良などでレッスンに参加できないこともあると思います。その場合は、レッスンを振替えることができます。ただし、スクールによって振替のルールはまちまちです。
振替可能期間や振替可能なレッスンのクラスなどはしっかり確認しておきましょう。振替をする際に追加で料金がかかったり、振替可能な回数に制限があったりすることがあるからです。
テニスレッスンを受けるときに必要なもの
テニスレッスンを受けるときに必要なものは、ラケット・テニスシューズ・テニスウエアの3つです。それぞれの簡単な説明をした後に選ぶときのポイントについて解説します。
ラケット
ウィルソンやバボラなどのメーカーが有名で重さや大きさなどもバラバラです。本来、テニスのラケットは体格やプレースタイルによって変えますが、初心者のうちからそこまで考える必要はありません。
初めてテニスをするのであれば、スクールでレンタルするといいでしょう。レンタルできない場合や最初から自分のラケットが欲しい場合は、軽くて面の大きい打ちやすいラケットがおすすめです。
テニスシューズ
テニスシューズは横の動きに強いことが特徴です。そのため、縦に動くランニングシューズよりも重くなります。テニスシューズは、コートの表面の素材の種類によって使い分けるのが一般的です。
コートの表面は、グラス・クレー・ハード・オムニ・カーペットの5種類があります。通うテニススクールのコートの種類がわかっていれば、そのコートに対応したシューズを買った方がいいでしょう。わからなけば、オールコート対応のシューズを買うことをおすすめします。
テニスウエア
テニスウエアは動きやすい服装であれば問題ありません。Tシャツに短パンで十分でしょう。女性に多いと思いますが、ひざを出すことに抵抗がある場合には七分丈のパンツがおすすめです。
動きやすい服装がなければ、アディダスやナイキなどのスポーツブランドやユニクロで揃えることができます。レッスンのモチベーションを上げるためにも、好きなブランドやデザインのウエアを着るといいでしょう。
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