「お風呂の換気扇がうるさい」「騒音が気になる」という場合、まずは原因を確認しましょう。原因を知ることで、対処法がわかります。
本記事では、お風呂の換気扇がうるさい場合、異音の種類ごとに対処する方法を紹介します。浴室の換気扇を正常に保ちたい方は、ぜひ参考にしてください。
お風呂の換気扇がうるさい原因と対処法
お風呂の換気扇がうるさい場合、音の種類ごとに原因は異なります。ここでは、異音の種類別に、騒音の原因と対処法を解説します。
「キーン」「キー」 | 経年劣化 |
「ボー」「ゴー」 | 中のホコリ |
「キュルキュル」「チチチチ」 | 潤滑油の不足 |
「ジー」 | モーター部分のサビ |
「カラカラ」「カタカタ」 | モーター軸のずれ |
異音1:「キーン」「キー」
「キーン」「キー」という金属音のような異音がする場合、主に経年劣化が原因です。長期間の使用により、モーターの回転軸やベアリングが劣化・摩耗していると考えられます。
使用環境にもよりますが、換気扇の耐用年数は10年程度とされています。10年以上使用している場合は寿命と考え、換気扇の交換を検討しましょう。
異音2:「ボー」「ゴー」
「ボー」「ゴー」という重い音がする場合は、換気扇にたまったホコリが主な原因です。外側から換気扇のカバーにホコリが見える状態の場合、内部はかなりの汚れがたまっていると考えてよいでしょう。
部品や本体の異常ではないため修理は不要ですが、掃除が必要です。換気扇の掃除は、次の手順で行いましょう。シロッコファンを外せないタイプの換気扇は、掃除機でホコリを吸い取り、よく絞った雑巾で拭き掃除してください。
【用意するもの】
・ゴム手袋
・重曹または中性洗剤
・バケツや洗面器など外したパーツを入れる容器
・スポンジ
・歯ブラシ(爪楊枝)
・雑巾
・掃除機
【換気扇掃除の手順】
1.換気扇の電源を切る
2.脚立を安全に設置し、換気扇カバーとフィルターを外す
3.ドライバーやレンチを使いプロペラもしくはシロッコファンを外す
4.外した部品のホコリを掃除機で吸い取る
5.外した部品を容器に入れ、重曹または中性洗剤をかける
6.お湯に入れて30分程度つけ置きする
7.つけ置きしている間に換気扇内部のホコリを掃除機で吸い取る
8.よく絞った雑巾で拭き、細かい場所の汚れは歯ブラシまたは爪楊枝で掃除する
9.つけ置きした部品をスポンジや歯ブラシを使ってこすり洗いする
10.洗った部品をよくすすぎ、雑巾で拭いて乾かす
11.部品を元通りに取り付けて完了
異音3:「キュルキュル」「チチチチ」
「キュルキュル」「チチチチ」もしくは「キュキュキュ」という異音は、ファンやプロペラを回す軸部分の潤滑油が不足していることが主な原因です。
潤滑油をホームセンターなどで購入し、自分でオイルを注入すれば異音を解消できる可能性があります。
掃除と同じ手順でファンやプロペラを取り外し、モーターの回転軸に注入しましょう。潤滑油を使用する際は、必ず取扱説明書で確認してください。
異音4:「ジー」
「ジー」という異音は、モーター部分のサビが原因と考えられます。換気扇はサビに強い部品が使われていますが、長期間の使用で湿気がたまり、サビが発生してしまうこともあります。とくに浴室内の換気扇は湿気を取り込みやすく、サビが起こる可能性も高くなるでしょう。
湿気によるサビは、入浴後3時間以上は換気扇を回したり、使用後に換気扇の湿気を雑巾で拭いたりすることで防止できます。
しかし、異音が生じている状況はサビが発生している可能性が高く、自分では対処できません。早めに業者に不具合の点検を依頼し、部品や本体の交換が必要です。
異音5:「カラカラ」「カタカタ」
「カラカラ」「カタカタ」という異音は、モーター軸がずれている可能性があります。汚れが原因でずれている場合は、自分で掃除をすれば解決できるでしょう。
しかし、パーツの変形や破損が原因の場合、使用を続けると換気扇本体の故障につながります。早めに購入店舗や専門業者に連絡し、修理してもらうようにしてください。
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専門業者に依頼する場合にかかる費用
異音が起こる原因によっては、修理・交換が必要です。掃除をすれば解決する場合も、浴室の状況によっては自分で掃除できない場合があるでしょう。
交換リフォームやクリーニングを専門業者に依頼する場合、費用はどのくらいかかるのか、費用相場を解説します。
換気扇本体を交換する場合
換気扇の本体を交換する場合、交換費用は換気扇の種類によって異なります。費用相場と作業時間の目安は、次のとおりです。
◾️ 同じタイプに交換する | |
本体価格 | プロペラファン:10,000円 シロッコファン:20,000~40,000円 |
工事費 | 15,000~20,000円 |
作業時間 | プロペラファン:30分〜1時間 シロッコファン:約半日〜1日 |
◾️ 浴室暖房乾燥機に交換する | |
本体価格 | 30,000円 |
工事費 | 15,000~20,000円 |
作業時間 | 1日~1日半 |
部品のみ交換する場合
部品のみの交換で済む場合、費用相場と作業時間の目安は以下のとおりです。
交換内容 | 部品+工事費 | 作業時間 |
モーター | 30,000~40,000円 | 2〜3時間 |
ダクト側の換気ファン | 20,000~30,000円 | 2時間 |
タイマースイッチ | 30,000~40,000円 | 2時間 |
部品の交換は、高い場合で30,000円以上になります。設置から10年以上経過している場合は、部品交換よりも本体を交換した方が長期的にみてお得といえるでしょう。
換気扇のクリーニングを依頼する場合
内容 | 費用 | 作業時間 |
クリーニング | 10,000〜20,000円 | 1時間半〜2時間 |
浴室の換気扇は、高い位置にあって自分で掃除するのは難しい場合もあります。そのようなときは、プロのクリーニング業者に依頼するとよいでしょう。また、頑固な汚れを綺麗にしたいときにもおすすめです。
換気扇クリーニングの費用相場は10,000〜20,000円程度で、料金は換気扇のタイプによっても異なります。ダクトを通して排気するシロッコファンは構造が複雑で、プロペラファンに比べて高くなる傾向にあります。
作業時間は1時間半程度で、汚れがひどい場合は2時間ほどかかる場合もあるでしょう。
賃貸物件で換気扇リフォームする場合は誰が負担するか
アパートやマンションなどの賃貸物件では、基本的に自己判断ではリフォームできません。お風呂の換気扇から異音がある場合、故障や経年劣化と考えられるときは、まずオーナーか管理会社に連絡しましょう。
賃貸物件の設備である換気扇が通常の使用で故障や経年劣化した場合、一般的に修理・交換はオーナー側が行います。業者の手配や対応もお願いできるため、異音がしたら早めに相談するとよいでしょう。
修理代も基本的にオーナー側が支払いますが、不具合の原因によっては入居者が負担する場合もあります。
具体的には、入居者の不適切な使用や掃除を怠ったことでトラブルが起きたような場合です。
一方、換気扇のクリーニングを業者に依頼する場合、その費用は入居者の負担になります。換気扇の掃除は入居者の責任で行うことであり、業者に依頼する場合も変わりありません。
異音を放置するリスクと予防する方法
異音が発生しているのに何もせず放置していると、さまざまなリスクがあるため注意が必要です。
まず、換気効率が悪くなり、お風呂に湿気がこもってカビが繁殖しやすい環境になります。カビの発生で異臭が起こりやすく、健康被害を起こすことにもなるでしょう。さらに、換気扇に負担がかかって故障の原因にもなります。
換気扇を正常に作動させてお風呂の空気を清潔に保つためには、2か月に1回ほどの定期的な掃除・メンテナンスが必要です。
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汚れがひどい場合や換気扇の場所が掃除しにくいといった事情がある場合は、プロの業者に依頼するのもおすすめです。希望の条件を入力するだけで、あなたに合ったプロが見つかります。利用は無料なので、ぜひとも利用してみてください。
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