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  6. 家庭教師の違いと選び方〜教師にも種類がある
2019/06/25 2020/06/01

家庭教師にするか、塾にするか、自分の子供にはどちらが合うのかを調べるためには、無料体験や無料レッスンのキャンペーンを活用して比較しましょう。

しかし、キャンペーンのたぐいは、塾や家庭教師側も「良い印象」を持ってもらうための窓口として張り切っているため、無料体験や無料レッスンキャンペーンの授業や先生を必ず起用できるとは限りません。

この記事では、現役家庭教師の監修を受け、家庭教師の違いや選び方について解説します。

家庭教師とは

家庭教師 Zehitomo 塾 選び方

家庭教師とは、生徒1人に対して1人の教師が付き、自宅で勉強を指導する教師を言います。教師とひとくちに言っても、その指導方法や体制はさまざまです。

例えば、小学校教師、中学校教師、高校教師や塾講師は、生徒が学校や塾といった指定の場所へ出向き、複数人の生徒に対して1人の教師が指導するスタイルが一般的です。

対して家庭教師の大きな特徴は、教師側が指定の場所へ出向き、1人の生徒に専任で付くマンツーマンで指導を行います。

自宅ではなく図書館や公民館を利用したり、カフェやファミレスで教えることもあります。家庭教師は無資格でも活動できるため、教員免許を持った教師だけでなくアルバイトの学生もいます。

家庭教師の種類5つ

家庭教師 Zehitomo 塾 選び方

1.家庭教師を専業にしている教師

家庭教師を専業にしていても、教員免許を持っている人と、持っていない人の両方が含まれます。家庭教師は資格を持っていなくても、教師と名乗ることができる職業であるためです。

家庭教師は、勉強を教えている時間はその生徒だけに教えます。勉強を見ている時間はその生徒と1対1で過ごすため、生徒の性格、強み弱みを正確に分析することができ、スムーズに目標へ到達しやすいと言えます。

最適な学習プランを組めるだけでなく、つまづいた時の改善方法や、クセに合わせて軌道修正したりと柔軟に対応しやすいでしょう。

ただ、1人1人の生徒に向き合うのは技術と経験が必要であるため、授業料は塾の集団授業に対して高くなる傾向にあります。また、経験が豊富な家庭教師や専門性の高い勉強を教えることのできる家庭教師も高額になる傾向にあります。

2.現役の学生

教師の資格を持たない学生の家庭教師も存在します。現役で大学に通いながらできるアルバイトとして、または自らの経験を活かすために家庭教師をしています。

現役の学生は生徒と年齢が近くなるため、親近感を持ちやすい存在です。質問しやすい、話しやすい、憧れのお兄さんお姉さんというロールモデルになれるという魅力があります。

学生家庭教師が所属している大学が生徒の志望校や両親の志望校であり、将来の目標を共有できる存在であれば、より一層目標を定めやすくモチベーションも上がりやすいでしょう。また、学生自身が受験した経験がそのまま生かせることや、近年の受験テストの傾向を知っていることが強みです。

ただし教師としてのノウハウはあまり期待できません。勉強ができる学生が、人に教えることが得意かと言うと、そうではないこともあるためです。

3.家庭教師会社(プロの家庭教師を派遣する会社)に派遣される家庭教師

会社に所属しているプロの家庭教師は、能力を高めるための研修や実績を積み重ねています。

在籍している家庭教師同士で、受験に関する分析データや指導法のノウハウを共有しているため、情報や知識に精通していることが強みと言えます。

さらに、家庭教師会社には多くの家庭教師が所属しているため、万が一担当の家庭教師と相性が悪くても、他の家庭教師に変更してもらうことができたり、教科ごとに担当の教師を変えてもらうことができます。

生徒との接し方や言葉使い、自宅へ行く際のマナーや保護者への報告など教師としてだけでなく会社員としての常識も事前に教育された家庭教師が派遣される可能性も高まります。また、費用を明確にしている企業も多く、雇う側として安心しやすいです。

「礼儀正しく安心できる家庭教師がいい」「必ず結果を出してほしい」「指導歴の長い家庭教師に子供を任せたい」という方は、仲介会社への依頼が適しています。

4.家庭教師会社(学生を派遣する会社)

大学の授業の合間や、休日に指導できる学生を雇っています。家庭教師としての技能や経験はまだ浅いためにプロレベルの対応は期待できませんが、子供と年齢が近く、知識や受験経験や記憶が新鮮であることが利点です。

アルバイトの学生でも、会社に所属していることで家庭教師としてのノウハウや指導方法に関する研修を受けています。自宅へあがる時のマナーや言葉遣いは適切に対応できるでしょう。

万が一、生徒の成績が改善しなかったり、契約違反の行為があった場合には、会社のバックアップにより適切な対応をしてくれます。責任の所在がはっきりおり安心です。

5.個人契約

会社を通さずに家庭教師本人と直接契約をする方法です。探し方は、知り合いに紹介してもらう方法、家庭教師を紹介しているサイトに問い合わせる方法、または口コミやネットを通じて自分で探す方法があります。

学習プランや教材を生徒それぞれに合わせてくれると言う強みがあります。料金も一律ではないので、応相談で柔軟に対応できます。拘束時間や教材の選定、場所の指定、授業料など依頼主の要望に合わせて適切に応じてくれるでしょう。

契約違反や金銭トラブルがあった際には、相手と直接交渉しなければなりません。仲介してくれる会社や第三者の存在がないため、トラブルや事故を防止する対策が必要でしょう。

事前見積もりや契約書の作成、また依頼主自身も料金相場を調べておいたり、複数人の家庭教師と面談をして比較するとスムーズです。

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家庭教師の費用/値段

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家庭教師会社(プロの家庭教師を派遣する会社)

家庭教師のランクによって価格が変動しますが、平均価格は1時間あたり3,500円です。価格帯は2,000~4,200円ほどです。

なかにはハイグレードな家庭教師の授業料が1時間あたり約10,000円であることも稀にあります。

家庭教師会社(学生を派遣する会社)

家庭教師会社に登録している学生の家庭教師は、1時間あたりの平均価格が2,000円程度です。価格帯は1,500~3,000円ほどです。

難関大学に在籍している学生を紹介している家庭教師会社では、平均価格4,250円ほどで価格帯は3,500~5,000円と、プロの家庭教師とほぼ変わらない金額になっています。

個人契約

個人契約で依頼する家庭教師の平均価格は1時間あたり3,300円です。価格帯は1,200円~6,000円です。会社に所属しておらず料金が自由に設定でき、価格に幅があります。なかには10,000円の授業料を設定している家庭教師もいます。

費用を比較する際の注意点

契約前に必ず提示金額以外の料金についても確認しておきましょう。提示している授業料の中に、教材費や交通費、その他手数料が含まれているか?追加料金はどのような条件でどの程度かかるのか?支払い方法は?

細かいことでも気になることは質問して、複数の家庭教師を比較できるように比較対象を用意しておきましょう。

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