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  6. スニーカーの正しいサイズの選び方!失敗しないためのコツもご紹介
2022/06/08 2023/07/12

スニーカーを選ぶときに、足の大きさと同じサイズのスニーカーを選ぶという方は多いでしょう。実は、足の大きさにぴったり合うサイズだと正しいサイズにはなりません。正しいサイズのスニーカーを選ぶには、足の大きさよりも少し大きめのサイズを選ぶことがポイントです。

また、足の大きさだけでなく、足幅や足の甲、かかとがフィットするかどうかも重要となるでしょう。 今回は、健康に楽しくスニーカーを履けるように、正しいサイズの選び方や試着のコツなどについて紹介していきます。

目次


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足の特徴

日本人であれば同じような足をしていると思うかもしれませんが、人によって足の特徴は大きく異なります。

足は大小28個の骨や筋肉、靭帯などから構成されており、性別や年齢、育った環境などの影響によって変化するのです。自分に合ったスニーカーを選ぶには、まず自分の足がどのような特徴なのかを知らなければいけません。

以下では、3つの足の特徴について説明していきます。


3つのアーチ

足には、土踏まずと呼ばれる「内側縦アーチ」、足の外側にある「外側縦アーチ」、足を前から見たとき横に広がる「横アーチ」の3つのアーチがあります。

これは足の骨1つ1つの配置によって構成されるものです。丸みを帯びた3つのアーチは、歩くときに地面の衝撃を吸収する役目があり、歩行による足腰への負担軽減に欠かせません。 正常なアーチであれば、問題なく歩行ができるでしょう。

しかし、アーチが下がっていると扁平足になり、地面からの衝撃を足腰が直に受けるため、歩くときに疲れやすくなってしまいます。また、反対に縦のアーチが高い状態だと足裏の接地面が少なくなってしまい、接地面にタコができやすくなるので注意が必要です。


つま先の3つのタイプ

つま先には形による微妙な違いがあり、主に「エジプト型」「ギリシャ型」「スクエア型」の3種類に分類されます。足の大きさが一緒でも、つま先の形によって合うスニーカーが変わってくるため注意しましょう。以下でそれぞれの特徴について紹介します。


エジプト型のつま先

つま先のうち親指が一番長いタイプで、日本人に最も多いと言われています。様々な靴を安定して履けるという特徴があり、あまり歩きにくさを感じることがないでしょう。

ただし、親指が長いために圧迫されてしまい、外反母趾になりやすいという面もあるため注意してください。スニーカーを試着する際は、親指を圧迫しないかしっかり確認する必要があります。なお、実際の足よりも大きいサイズの方が馴染みやすく、つま先が丸い形状をしたスニーカーは特におすすめです。


ギリシャ型のつま先

つま先のうち人差し指が一番長く、日本人の中でエジプト型の次に多いタイプです。人差し指が長いため、外反母趾になる可能性が低いという特徴があります。 一方、人差し指にかかる負担が大きく、痛めてしまったりタコができたりということもあるので気をつけなければいけません。

特に、スニーカーの余裕がないと指先が曲がったまま硬直してしまうハンマートゥ(つち指)になりやすく、注意が必要。先端のカーブと指先がぴったり合う靴だと履きやすく、特につま先が尖ったスニーカーは人差し指が圧迫されにくいためおすすめです。


スクエア型のつま先

指の長さがほぼ全て揃っており、日本人では最も珍しいと言われているタイプです。全ての指に負担が均等にかかるため、どこか1つの指のみを痛めることはありませんが、指の間に魚の目ができやすいのが特徴。

先が細いタイプや斜めになっているタイプのスニーカーだと、指への負担が大きくなるため注意してください。つま先が広い形のスニーカーであれば指の負担が少なくなり、楽に履けるのでおすすめです。


足の大きさや形の左右差

多くの人は、足の大きさや形が左右で微妙に異なります。特に大きさは平均して数mm〜1cmほど異なり、中には目で見てすぐわかるくらいの違いがある人も。無意識のうちに利き足へ負担がかかっていたり、身体が歪んでいたりすることが原因で足の左右差が生まれてしまうのです。

しかし、足が小さい方に合わせて靴を選ぶと、大きい方の足にとって窮屈となり、指を痛める原因になってしまいます。そのため、左右で足の大きさが違う場合、大きい方のサイズに合わせて靴を選ぶのがおすすめです。小さい方の足は少しぶかぶかに感じるかもしれませが、インソールを入れたり、靴紐をきつく縛ったりして調整するようにしましょう。


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スニーカー・靴の正しいサイズの選び方

日本の靴のサイズは、足長・足囲(足幅)を基にJIS規格で定められています。足長とは、かかとからつま先までの長さのこと。足囲とは、親指根元の骨が出っ張った部分と、小指根元の骨が出っ張った部分を結んだ周径のことで、「ワイズ」とも呼ばれます。

つまり、スニーカーを選ぶときは、足の大きさだけではなく足の幅も意識しなければいけません。以下で紹介する3つのポイントを参考に、自分に合ったサイズのスニーカーを選びましょう。


実際の足長よりも大きめのサイズにする

スニーカーのサイズを選ぶときは、実際の足長よりも1〜1.5cmほど大きいものを選び、つま先に余裕を持たせるようにしましょう。靴を履いた状態で、足の指を動かせるくらいがちょうど良いサイズです。スニーカーのつま先にあるスペースは「捨て寸」と呼ばれており、歩行時に歩きやすくなるという効果があります。

この捨て寸を意識してサイズを選ぶことで、失敗することはほぼありません。 捨て寸がないと、足がむくんだときに圧迫されたり、足を蹴り出すときに指先が靴に当たったりして痛む原因に。また、逆に余裕がありすぎても中で足が滑ってしまい、うまく地面を掴むことができなくなるため、注意が必要です。


足幅に合わせたサイズを選ぶ

足幅にしっかりとフィットするスニーカーを選ぶようにしましょう。足幅のフィット感がわかりにくい場合、インソールを出して履いてみるとわかりやすくなります。

もし足長のサイズがちょうど良いと感じても、足幅がきついと感じたらそのスニーカーは合っていません。同じ足長のサイズで幅広いものに変えるか、足長のサイズを上げた方がいいでしょう。

あまりにも足幅が大きく、足幅に合わせたサイズだと靴がぶかぶかになる場合、インソールを入れるのがおすすめです。


足の甲やかかとがフィットするか確かめる

つま先と同じように、足の甲が高い人もいれば低い人もいます。足幅と同じく、圧迫感を感じた場合はサイズを上げた方がいいでしょう。ただし、大きすぎても足が滑ってしまう原因となるため注意してください。

また、かかとがフィットするかどうかも大切です。かかとがフィットしていないと、歩行時にかかとが浮いてしまい、怪我をしやすくなります。また、地面を蹴るときにうまく力が伝わらないため、疲れやすくもなるでしょう。かかとの周りが固くしっかりした素材で作られていると安定し、歩きやすくなります。



試着で失敗しないためのコツ

上記では、スニーカーの正しいサイズの選び方を紹介しました。しかし、実際スニーカーを履いてフィット感を確かめるときにはちょっとしたコツが必要です。以下では、足に合うスニーカーを選ぶためのコツについて3つ紹介していきます。


両足で履いて歩いてみる

上述したように、足の大きさや形には左右差があるため、どちらか片方だけで試着をするのは失敗の原因となってしまいます。両足でスニーカーを履き、そのまま立って歩いてみると足に合うかどうかがわかりやすくなるでしょう。

また、かかとを上げ下げして足先を曲げてみると、よりフィット感が掴みやすくなります。つま先に空間があるか、足幅や足の甲などが窮屈でないかをチェックしてみてください。

ただし、足先を曲げることでスニーカーの先にしわが入ってしまうため、店舗によっては注意されることもあります。足の動きを確かめたいときは、事前に店員へ申し出るようにしましょう。


かかとを合わせる

スニーカーを履いた後は、地面をトントンと叩いてかかとを合わせるようにしましょう。かかとが合わないと、スニーカーのサイズ感を掴むことができません。かかとがフィットするかどうかもスニーカー選びでは大切なので、しっかりかかとを合わせるようにしてください。


靴紐をしっかり結ぶ

靴紐をしっかり結ぶことも、正しいサイズを選ぶためには大切です。靴紐が緩んだままだと中で足が滑ってしまい、実際の履き心地がわかりません。靴が脱げないよう、無意識のうちに力が入ってしまう原因にもなるため、多少面倒でも靴紐は結ぶようにしましょう。



足の実寸サイズを測る方法

いつも決まったサイズの靴を履いていても、本当にそのサイズが自分の足に合うとは限りません。以下では、簡単に足の実寸が測れる方法を3つ紹介します。足に合うスニーカーを選ぶためにも、ぜひ改めて足の実寸を測ってみてください。


身の回りにある道具を使う

身の回りにある道具で計測する方法です。足が全て乗るサイズの紙・メジャー・定規・ペンを用意し、以下の手順で足の実寸を測ります。


足長の計測

  1. 定規を使い、縦方向にまっすぐ直角な線を書く
  2. かかとを紙の端に、人差し指は線の中央に合うようにして紙の上に立つ
  3. 一番指先が長い部分に印をつける
  4. 紙の端から印の部分までの長さをメジャーまたは定規で測る

足囲の計測

親指と小指の付け根にある骨が出っ張った部分をメジャーで一周測る


計測シートを使う

ASICSやMIZUNOなど、スニーカーを作っているメーカーの多くはホームページから足の計測シートをダウンロードできるようになっています。上記では、足長を測るために紙に線を引いて足の指先に印をつけ、その長さを測るという方法を説明しました。計測シートであれば目盛と中心線が元々記載されているため、わざわざ線を引いたり長さを測ったりする必要がありません。メーカーによって計測シートは違うので、自分の好きなメーカーのホームページをチェックしてみてください。 ただし、1人で計測するのが難しい場合もあり、その際は家族や友人に協力してもらいましょう。また、印刷設定によってはシートの目盛に誤差が生じることもあるので、定規やメジャーなどで誤差がないか確認するようにしてください。



ZOZOMATを使う

ZOZOが提供しているZOZOMATというサービスを使うと、足のサイズを3Dで計測することができます。

マット配送の申し込みをし、マットが届いた後はZOZOTOWNアプリをダウンロードすれば計測できるため、誰でも気軽に試すことが可能。ZOZOMATという特殊なシートの上に足をおいてスマートフォンで撮影するだけなので、1人で計測できます。発送から全て無料で完結できるのも嬉しいポイントでしょう。

また、ZOZOTOWNで扱っている一部の商品と自分の足との相性度もわかるので、普段から通販でスニーカーを購入している方にはおすすめです。


海外ブランドのスニーカーはサイズが異なる

海外ブランドの中には、cm表記がなくサイズ感がわからないこともあるでしょう。そんなときは、MIZUNOの公式オンラインショップに海外サイズの換算表があるので参考にしてみてください。

ただし、こちらはMIZUNO独自の換算表であるため、ブランドによって0.5〜1cmほどの誤差があります。あくまでも参考程度に考えて、実際にスニーカーを選ぶ際はできるだけ店舗で試着するようにしましょう。



正しいスニーカーの履き方

スニーカーのサイズが正しくても、間違った履き方をしていると歩行時に足が痛くなったり、スニーカーを傷めてしまったりします。以下で紹介するスニーカーの履き方を参考に、正しくスニーカーを履けているかどうかチェックしてみてください。

  1. 靴紐を緩めてから、かかとを踏まないように足を入れる
  2. つま先を30°ほど上げてかかとをトントンと叩き、足とスニーカーをフィットさせる
  3. つま先を上げたまま靴紐を締める
  4. つま先はほどよく、かかとはきつく締める

最初に靴紐を緩めておくことで、後から靴紐を締めた時、スニーカーがより足にフィットするようになります。コツは、かかとや土踏まずをしっかりフィットさせること。逆に、つま先は足の指が動かせるようにゆとりをもたせておきましょう。


スニーカー通勤推奨の企業が増えてきた!

経済産業省が推進する健康経営の影響もあって、体に負担をかけないスニーカー通勤を容認する企業が増えてきました。スニーカーの利点は、ビジネスシューズやハイヒールより歩き安く歩幅が大きくなる、安定することにあります。

歩きやすさは、歩数増加や血液循環にも影響を与え、ひいては生産性の向上や発展、仕事にもいい影響を与えるということです。ただしそれも、自分の足にあったスニーカーを履くことが大事です。

自分にあったスニーカーを選びましょう!


プロに歩き方をチェックしてもらう

足に合ったサイズのスニーカーを正しく履けば、スニーカーで歩くのがより一層楽しくなるでしょう。歩くことが楽しくなり、散歩したりウォーキングしたりして、季節の移ろいを感じたり、メリハリのある毎日を過ごせます。

ただ、歩いていて疲れやすかったり、痛みを感じたりするのであれば、もしかすると歩き方に問題があるのかもしれません。

歩き方に問題があると、足の裏や膝を痛めることもあるので、一度プロにチェックしてもらうことをおすすめします。

ゼヒトモでは、あなたにピッタリのプロに出会い、ウォーキングレッスンを依頼することができます。身体の構造を熟知したプロに歩き方を見てもらうことで、歩き方のどこを直せばいいかが明確になるでしょう。いくつかの質問に答えるだけで、5名以内のあなたのニーズに合うプロとマッチングし見積もりが取れます。

依頼は無料で出せますので、ぜひ気軽に利用してみてください。

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