パーソナルトレーナーの本音！？仕事内容・年収・成果が出る人とは

昨今、個別レッスンに対応しているパーソナルトレーナーとして働く方も増えています。スポーツジムに所属する働き方だけでなく、フリーランスとしてスポーツジムでトレーニングをサポートすることや、独立して個人事業主として働くケースもあります。

パーソナルトレーナーの給料や仕事内容、困りごとや悩みなどの本音を集めました。また、指名されるパーソナルトレーナーになるためのコツについても紹介します。パーソナルトレーナーとして成果を出すためにも、ぜひ参考にしてください。

パーソナルトレーナーの給料に関する本音

パーソナルトレーナーの給料はどの程度なのでしょうか。本音に迫ってみましょう。

パーソナルトレーナーの給料は歩合制

パーソナルトレーナーの給料は、基本的には歩合制です。スポーツジムに所属する正社員なら、基本給とパーソナルトレーナーとしてのインセンティブを受け取れます。

勤続年数にもよりますが、20代の場合は年収300万円程度が平均です。パーソナルトレーニングを実施した回数や物販などによりインセンティブが発生すると、0～100万円程度加算されるため、年収300万～400万円が相場です。

契約社員やアルバイトとして働く場合は、時給は1,500円程度が相場になります。インセンティブが多ければよいのですが、あまり受け取れないときは生活が厳しくなる可能性もあります。そのため、パーソナルトレーナーだけで家計を維持できず、副業などをする方も少なくありません。

フリーランスや独立するとより高い給料が見込める

スポーツジムにもよりますが、パーソナルトレーニングを受けるとき、クライアント側は1回のセッションに対して5,000～8,000円程度支払います。インセンティブとして受け取るときは一部しか受け取れませんが、独立して働く場合は全額を受け取れます。

週2回（月8回）のセッションを受けるクライアントが20人いれば、5,000円×8回×20人＝80万円の収入を見込めるでしょう。固定客がついているトレーナーであれば、独立することで多くの利益を得られるというのが本音ではないでしょうか。

クライアントがつくかどうか不安なときは、スポーツジムに所属して正社員として働いたり、アルバイトをしたりするほうがよいかもしれません。

パーソナルトレーニングの指名をコンスタントに受けられるようになったときは、独立することも検討してみましょう。まずは正社員やアルバイトとして働き、パーソナルトレーナーとしての実績と経験を積み上げることが大切です。

パーソナルトレーナーの仕事内容に関する本音

パーソナルトレーナーは仕事内容に対してどのように感じているのでしょうか。仕事に対する本音を紹介します。

やりがいを感じられる

クライアントが目に見えて引き締まってきたときや、目標のボディや体重を手に入れたときは、パーソナルトレーナーとして充実感を覚えます。また、クライアントから感謝されたときも、やりがいを感じる瞬間です。

クライアントが真剣にトレーニングに取り組んでいるのを見るのは、パーソナルトレーナーとしても嬉しいものです。クライアントと接する仕事だからこそ、やりがいを感じやすいのが本音なのではないでしょうか。

自分磨きが必要になる

パーソナルトレーナーは、トレーニングや食事などの指導をおこない、クライアントが目指すボディを手に入れられるようにサポートします。しかし、パーソナルトレーナー自身の身体がたるんでいては、指導に説得力がありません。

そのため、パーソナルトレーナー自身もトレーニングをおこない、クライアントの目標となるようなボディを維持する必要があります。疲れているときなどは「トレーニングを休みたい」「甘いものを思いっきり食べたい」などの本音が出てくるかもしれません。

トレーニング以外の仕事が多い

スポーツジムに所属している場合もフリーランスの場合も、トレーニング以外の仕事が多くあります。たとえば清掃や事務作業、商品の販売・在庫確認、集客などもパーソナルトレーナーの仕事です。

仕事が忙しく、自分自身のトレーニングをする時間がないという本音もあります。しかし、トレーニングを怠ると引き締まった体を維持できず、クライアントへの説得力が低下するため、忙しくてもトレーニングは欠かせません。

パーソナルトレーナーの大変なこと

やりがいも多いパーソナルトレーナーの仕事ですが、大変なことも少なくありません。困りごとや悩みごとの本音に迫ります。

クレームが来る可能性も

パーソナルトレーナーはクライアントと身近に接する仕事です。そのため、クレームが来ることもあります。たとえば「結果が出なかった」「必要以上にボディタッチが多い」などのクレームが来るかもしれません。

誠実に対応してもクレームを受けることがあり、やるせなさを感じるパーソナルトレーナーもいます。本音としては、「クレームなしに仕事をしたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。

休みが取りづらい

クライアントの利便性向上のために、無休で営業しているスポーツジムも少なくありません。そのため、正社員として働く場合、休みはあっても不定期になりがちです。

また、フリーランスとして働く場合は、休んだ分、収入がダイレクトに減ります。収入を少しでも増やすためにも、休みを取りづらいと感じるパーソナルトレーナーも多いでしょう。

独立すると自由に休みを決められます。しかし、クライアントの要望を優先すると、思うように休みを取れないことがあります。予約待ちの人気パーソナルトレーナーになれば自由に休みを取れるようになりますが、それまでは休みを取りづらいのが本音です。

集客が大変

正社員でも、指名獲得のためにセルフブランディングが必要です。フリーランスや独立して働く場合は、よりいっそう、ほかのパーソナルトレーナーとの差別化が求められます。

クライアントがつくまでは、集客し続けることが欠かせません。集客してもすぐにクライアントがつくとは限らず、なかなか収入が安定しないのが本音のところです。

将来性が不安

パーソナルトレーニングは、需要が増えてきている業界です。しかしその一方で、新規参入しやすいため、差別化が欠かせません。

一生パーソナルトレーナーとして働くとなると、休みが取りづらいことや給料がそこまで高くないことが不安要因となります。体力の衰えもあるため、本音のところでは「いつまで続けられるだろうか」と感じているパーソナルトレーナーも多くいます。

成果を出すパーソナルトレーナーになるには

パーソナルトレーナーは、資格なしでなれる仕事です。そのため、トレーニングが好きで、教えるのも好きであれば、誰でも目指せます。

とはいえ、すべてのパーソナルトレーナーが安定した収入を得ているわけではありません。安定した収入を得るためにも、成果を出し、指名されるパーソナルトレーナーになることが必要です。成果を出すために知っておきたい本音を紹介します。

資格を取得して知識を得る

必ずしも資格は必要ではありませんが、トレーナー関連の資格を取得することで、ほかのパーソナルトレーナーと差別化できることがあります。たとえば、次の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

• NESTA-PET
• NSCA -CPT
• CSCS
• JATI-ATI

資格を取得するためには理論を学ぶことが必要になるため、パーソナルトレーナーとしてのスキルアップが図れます。クライアントへの説明も理論的になり、説得力が増すでしょう。また本音のところでは、信用を得やすくなり、クライアントがつきやすくなるメリットもあります。

効率的に集客する

固定客を獲得するためにも、効率的に集客しましょう。たとえば次の方法で集客できます。

• SNSやブログで情報を発信する
• チラシを配る
• 無料カウンセリングを実施する
• 口コミを活用する（紹介制度をつくる）

口コミで新規顧客が増えるようになると、集客をする必要がなくなります。集客に時間がかからなくなると、自分自身のトレーニングやセッションの時間を増やせるようになり、利益高率も高まります。

集客しなくても集客できる流れをつくるためにも、クライアントが本音で「通ってよかった！」と思えるようなセッションをおこないましょう。

クライアントとの関係性を構築する

クライアントとの関係性にも注意が必要です。丁寧かつ親身な話し方を心がけ、定期的にカウンセリングをおこない、クライアントの目標や悩みなどについての情報を共有します。

本音で話し合える関係性を構築すれば、クライアントが継続してセッションを受けてくれるようになり、収入が安定します。

また、クライアントが積極的によい口コミを流すようになり、新たなクライアントが増えるかもしれません。まずは現在のクライアントとの関係性に注目し、信頼関係を築けるように努力していきましょう。

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